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【ヨガ小話】不安が楽しさに変わったヨガの驚くべき力

こんにちは!
春のポカポカ陽気で綺麗な天気が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日も悩みや困難を乗り越えるためのヨガのお話をしていきます!

今から約2000年前に成立されたとされる

ヨガの根本経典
「バガバットギーター」
には私たちの生活をより良くするための賢者のアドバイスやヒントが書かれています。

その中から一説ご紹介します!

アルジュナよ、すべての時においてヨーガに専心したものであれ。

岩波文庫「バガバット・ギーター」

そしてこの一説の
「ヨーガ」
という言葉。

みなさんがいつも実践しているヨガ。

今改めてここでヨーガについて
説明したいと思います。

ヨーガとは元々馬と馬車をつなぐ軛(くびき)という道具からきています。

それが

「結合、つながり」


という意味になってきたのです。

ではここで
私達が日常生活で
「つながる、つながり」という
シチュエーションはどんなものがあるでしょうか?

「手を繋ぐ」
「インターネットがつながる」
「電話をつなぐ」
「血が繋がっている」
「タスキを繋ぐ」
「ご縁がつながる」

このようにたくさんつなぐという
シチュエーションが日常生活に
溢れているのがわかります。

そしてこの繋ぐというシチュエーションがなくなってしまったらどうでしょうか?

「手を切る」
「電話が繋がらない」
「血が繋がっていない」
「タスキがつながらない」
「ご縁がきれる」

繋ぐというシチュエーションが
なくなってしまうと、
私たちは悲しい気持ちが湧いたり、孤独感を感じたりするでしょう。

私たちはどんな時もにこの
「つながり」を広げていくことで
日常生活が豊かになっていくのです。

ですので「ヨガ」とは
大抵フィットネスやスポーツで
使われていますが、
実際には繋がりを作っていく作業であり、

つまりヨガの目的とは、体を動かすことではなく、

世界と波長を合わせ、つながる、
つまり

経験を広げていく行い

と言えるのです。

ですので、この一説は
どんな時も
世界とつながりを築き、経験を重ね、
可能性を広げていくことで、
私たちは豊かな人生を送っていくことができる、

と教えてくれている一説だと言えます。


私の話をしたいと思います。

皆さんは明日死ぬなら何を食べたいですか?

私は絶対「鮨」と答えます!

前職はホテルの和食にいたこともあり、
和食が大好き。

死ぬなら銀座の高級寿司屋さんのカウンターで
握りを食べ尽くして死にたい
と思っているくらい鮨が大好きです。

しかし、私は料理が好きではありません。

作るより、食べる方が大好きなので、
鮨なんぞ、家で作るなんか、
時間もコストもかかってしまいそうと
今まで当たり前のように、回転寿司や、
テイクアウトのお寿司やさんでお寿司を買って食べていました。

しかしある時、ふと
自分で作れないかな?と思い立ち、
寿司教室を探し始めたのです。

お料理教室やお菓子の教室はあるものの、
なかなか見当たらず、ようやく見つけたのが、

外国人向けの
寿司づくり体験。

説明を読んでいると
英語で寿司づくりを教えてくれるとのこと。

「面白そう!」と
これはヨガのインストラクターとして
経験を増やす一つの機会だ!
と思い立ち、早速予約。

そして予約当日。
浅草に近い北千住駅で待ち合わせとのこと。

ワクワクして予約したものの、
直前になってヒヤヒヤし始めます。

「外国人だらけの体験イベントで日本人が女の人一人で参加するとはなんか場違いなんじゃないか」

「一人浮いてたらどうしよう」

「英会話がついていけなかったらどうしよう」

と不安が沸き起こります。

早めに行って場所を確認し、
その間近くのカフェで時間を潰すのですが、

決断は早い私ですが、
決めた途端ビビり出すという性格。

調子に乗りすぎたかな...と思いつつ

時間になって集合場所へ行くと、
日本人の女性が
「sushi class」と書いた
プレートを書いて立っています。

と同時に、
白人の夫婦、そして白人の男性と二人の男の子。

英語での会話が始り、ハラハラしながらキッチンスタジオへ。

話をするとカナダからきた夫婦とオーストラリアから来た親子。

一人私が東京に住んでいる日本人、
と違和感丸出しです。

しかし、寿司シェフのnatさん(日本人)がとても気さくでテンション高め。

さらにsushi classは自己紹介から始まり、

寿司の歴史やクイズとマナー勉強。
サクサクと時間が進んでいきます。

寿司の歴史では
昔寿司は江戸時代はテイクアウトで売られていたということを知り、


クイズの時間では、
カリフォルニアロールができたのは、
日本人が外国人用に、黒い食べ物に抵抗がないように海苔を中に巻いたところから始まったということも教わりました。

びびったのは
軍艦巻きのことを
「battle ship sushi」と訳すこと。
そのままなんだけどバトルシップって・・!と
なんだかイカつい大袈裟な、と笑いそうになりました。


全く飽きのこない体験で、

いよいよ寿司を作りだすと、
今度はペアワークでシャリを作ったり、
海苔を切ったりと何もかもが初めてで
次から次へとワクワクするような寿司づくり。

特に面白かったのは

握り。

 お寿司屋さんへ行くと
サラッと出してくれる一貫の握りですが、
自分で作ろうとする、
と手と指の圧が強すぎるとシャリが
固まってしまうし、
柔らかすぎると米粒が崩れる。

改めて寿司職人の技術の高さに脱帽し、
「そりゃ10年かかるわ〜」と改めて
寿司シェフにリスペクトの
気持ちが湧いたのでした。

そしてあっという間に作り終わるとみんなで
「sushi pose~!!!!」
と握りのポーズで写真を撮りました。

なんとも楽しい体験レッスンで、
英会話の勉強にもなり、さらに
自分が日本人なのに意外と知らない歴史や
鮨の奥深さを知ることができました。


初めは申し込みをしたものの、

「浮いてたらどうしよう」
「日本人がいて変じゃないかな」
「英語がついていけなかったらどうしよう」

という不安はいつの間にかなくなっており、
体験に集中し、一期一会の出会いを
噛み締めながら、
楽しくみんなで最後美味しいお寿司を食べることができました。


私たちは、大人になると、
自分の安全圏に留まり、
新しい経験を増やすことなく
過ごしてしまう時があります。

けれども、生きている中で
新しい体験や人に出会うことで、

まだ見ていなかった
楽しくて、ワクワクするような
世界に出会うことができるはずです。

まるで
宝物を探し続ける冒険者のように

私たちも、
日常生活の中で
経験を広げ
目の前の世界とつながりを作っていくことにしましょう!




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ウェルネスヨガアドバイザー 吉田紗弥

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