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ネトフリスター「クイアアイ」TANから学ぶ人間関係術

大人気リアリティ番組「クイアアイ」は「ファブ5」というカリスマゲイ5人が一般人の人生を外見から中身から大変身させるという

最高に元気が出て、自分らしく生きるとは?を考えさせられる傑作です!

そのファブ5のファッション担当TANさんの自伝本「Naturally Tan」から普段の生活に活かせる人間関係術を紹介します。

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彼は東アジア人のゲイとして、文化や社会的ルールが厳しい中での生きにくさやもがきを素直に表現していて、とても読みやすかったです。


人間関係は自動的に作られない。意識的に作ってゆくもの。

大切なひとの周りって心地よく感じるべきよね?
もちろん!だけど、その大切な人を気にかける努力を続けないといけない。尊敬、敬意を持って。それは彼らに対して、そして自分に対しても。

つまり、親しき仲にも礼儀あり。

どんなに深い、長い付き合いであれ、思いやる気持ち、相手の立場、気持ちを考える努力が必要。

そして、それをずっと続けていくことがもっと大切。

人間は時間が経つにつれ、慣れて、当たり前に思ってしまうことが多いから。
その人の存在が、自分の周りにいてくれることがもちろんのように思って行動しちゃうんじゃない。

人の存在って当たり前じゃない。
そして、思いやりを続けて信頼、絆、愛を築いて、

関係を「つくってゆく」のです。
人間の関係は自動的に作られない。自分で意識的に作ってゆくもの。

その責任を持たないと。

という内容で、もっと人、特に大事にしたいと思う人に尊敬の心と愛を持って接して生きたい、と思いました。


「相手を傷つけたくない」は、自分自身の問題

「今日遊びたい?」っていうメールよくするよね?あれ、ほんま嫌いなの。なんのテストですか?みたいな
もしデートに行きたいのなら「デートに行きたい」と伝えよう。
もしもう一回会いたいなら「もう一回会いたい」と伝えよう。
もしもう会いたくないなら「もう会いたくない」と伝えよう。
自分の意思を伝えよう。


人間がコミュニケーションするにあたってとても当たり前なこと言っているんですが、その当たり前なこともしなくなってきてるから伝えたかったんだと思います。

私はこの言葉にとても説教させた気分で、、、というと、これができない人だからです。

好き?嫌い?したい?したくない?この超シンプルな言葉を伝えられない時があります。

会いたい、とかポジティブなことは言いやすいけど、もう会いたくないってどう遠回しにしても言いにくいこと。

それは相手を傷つけたくなくてなのかな?

いや、けど、やっぱりスパって思ってること言った方が相手も切り替えやすいと思うし、その、切り替えするための思いやりって思って言った方がいいかもしれません。

言わない方が長い目で見て、相手をもっと傷つけることになります。

相手を傷つけたくないって言うのは、相手からそのような人として見られたくないって言う、自分自身の問題だったりします。

ピュアに100%相手のことを思いやることができたら、そのとき言いにくいことでも、伝えることができるかもしれません。

#本当の思いやり

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他にも

声をあげよう。
わからないことは聞こう。
自分の意思を説明しよう。
これが自分の人生を切り開くはじめの一歩だ。
自分を抑えたり隠したりする必要は全くない。だって1番輝いているときは自分自身に慣れているときだから。
自分じゃないものに頑張ってなろうとしなくていい。
僕はいつも仕事で人々に自分に正直に生きなってリアルさを大切にしているけど、それがどんなに難しいことが痛いほどわかる。
僕の場合は、ありのままの自分を受け入れることがとても難しかった。

とリアルに書かれています。(日本語訳by私)


彼の言葉は強くてはっきりしていてかっこよくて可愛いです。

自分がどう見られるなど一周回ってよく分かってらっしゃる気がします。

「いいところも悪いところも全部含めての自分です」と弱いところも包み隠さない自信を持ってらっしゃいます。

そううところが美しすぎなくて近くに感じやすいんですよねえ。

自分じゃない人に頑張ってなろうとしない強さ。そして物事をはっきり言うダイレクトさにきゅんきゅんしました。

生まれた国、環境、人種、肌の色、自分で変えることができないネガティブな環境を全てチャンスに変えて、個性を作り上げた人間。

とても素敵です。

この本は英語でしか販売されていませんが、難しい単語は一切使ってないし、読めば必ず気分が上がるので、たくさんの人に読んで欲しいです!

タンさんありがとう〜!いつか会いに生きます〜!



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