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元欅坂46 平手友梨奈ちゃん、こんなに笑えるようになったよ。

アイドルグループ『欅坂(けやきざか)46』のセンターとして一世を風靡した、平手友梨奈(ひらてゆりな)さん。2020年には、突如グループを脱退。

その後の彼女をなんとなくでも知ってもらえたらと、感じたことを書いていきます。

平手友梨奈とは?

知っているかたも多いとは思いますが、欅坂46にて、デビュー曲から9作連続でセンターを務めていた人物です。

途中から彼女は、明るい表情を見せなくなっていったのも、話題となりました。

見ていてつらくなるほど、動けていません。「やる気がない」と叩かれる原因になってしまいましたが、当時、体の調子も相当悪かったそう。

一人でセンターを背負いつづけることの重圧。また彼女が「憑依型」であることから、欅坂の特徴であるダークな曲・ダンスの激しい曲に、「自分でブレーキをかけられなくなる」こともしばしばだったそうです。

脱退後のソロデビュー曲『ダンスの理由』

2020年にリリースされました。パワフルな歌に表情、そしてダンス。

作詞は引き続き、秋元康プロデューサー。私は以前、このような記事を書きました。

近くで見ているメンバーの心情を推しはかり、鮮やかに歌詞に乗せる秋元氏。脱退後の平手さんに、どのような歌詞を贈ったかというと――

絶対に救いたい あの娘は私 死なないで あの頃の私
結局あの娘を見てると 一番辛かった頃の自分を思い出すの 誰かがいてくれたら普通でいられた 誰もいなかったから仕方なく踊るしかなかったんだ

「苦しかった、過去の自分」を振り返るよう。「あのときの私のように、苦しんでいる誰かを救うために、私は踊りつづける」という叫びをうたった詞です。

平手さん本人が書いたものじゃないから、秋元氏からの「つらかったよね、ごめんね」と謝罪の意もあるのかもですが……なんにせよ、胸にきます。

そして2曲目『かけがえのない世界』

ぐっと軽快な振りつけと、曲になりました。歌詞は誰からの視点ととらえるかにより、いろいろな解釈ができそうなので、ここでは書き控えます。

それよりも、平手ちゃんがこんなに明るく笑えるようになったことがうれしい。心を取り戻せたかのようで、ホッとします。

おわりに

現在の平手さんは、このようにソロアーティスト、そして女優としても活躍中。木曜ドラマ『六本木クラス』に出演しています。

なんか……女優の小松菜奈さんに似ていると思うのは、私だけでしょうか。お二人とも、独特の雰囲気がありますね。

平手友梨奈さんは、大人びた歌声とスタイル、キレキレのダンス、そして何より唯一無二の強いオーラを持っていると、欅坂46時代から感じていました。

欅坂も正統派アイドルではなかったとはいえ。彼女は「アイドル」という枠におさまる必要はないのだと思います。「表現者」として、彼女らしくやりたいように、活躍することを期待します。

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