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パートナーシップのあれやこれや

ちょっと恥ずかしいけれど

とりあえず1週間に1回は何かに何かを書いてみようと思い立って1か月。
思いつくことがタイトルの通りだったので、パートナーシップについて書いてみようと思うのですが、今まだ正直書いていいのかなぁなんて思っています。というのも簡単に言えばただの夫婦喧嘩のお話で、恥ずかしいと感じているからです。
とは言えそれが頭の中を占めているので、えいっ!と書いてしまいます。

典型的な男女のすれ違い


先日のとある喧嘩は本当によくある男女の思考のすれ違いで、

妻(わたし):この気持ち分かってよ!二人のことでしょ!女は共感っていうやん!
夫:同じ気持ちになったところで収拾がつかないだろう。別に自分は悪いことをしたとは思わない。解決策は何なんだ。
妻:どうして寄り添ってくれないの?こんなに辛いのに!

という「共感」と「解決」が行き違っている典型的な感じ。(実際はこんなに単純ではありません笑)
そして夫の「同じ気持ちになっても仕方がない」というところにどっかーん!と衝撃を受けたのでした。

(私の脳内ツッコミ)
いやいやいやいやいやいや、何を仰っているのですか。あなた何歳ですか。うんぬんかんぬん。一緒に落ち込もうと言っているわけではないのよ。この気持ちを受け取ってほしいのよ。一緒に小さくしてほしいのよ。それから一緒にこの先を考えてくれるとなお嬉しいのよ。ぁーイライラ。それこそ結婚式でよくある「苦楽を共にし~」のフレーズじゃないの?!アドバイスなんてされたら突き放されてる感じがするのよ。

そして気が付きます。
この人はこの人なりに問題に向き合おうとしてくれている。ただ、私が求めているものではないだけだ。「共感」の定義さえお互いに違っているんだ。
あぁ衝撃。私の脳みそが「あなたそれでも結婚2回目?」とさらなる追撃。どうしたらこの人の言語に私の言語が翻訳されやすくなるんだろうか。

一呼吸おいた後、彼に翻訳のヒントをもらうために聞いてみました。
「私は共感してもらえるとすごく嬉しい。その共感というのは、一緒にマイナスな気持ちになることじゃなくて、『そうか、そういう気持ちになっているんだね。それはそうだね。分かるよ』とそういう気持ちになることのプロセスへの理解を示してくれると『あぁ、この人は私と同じところを見ようとしてくれている』と安心できるし受け止めてもらえてる感じがする。これが私にとっての嬉しいポイント。あなたは何が嬉しい?そしてどうしたらこうした違いが起こった時にもっと冷静に受け止めやすそう?」
「うーん、そうだね素直に話してくれること。何を言っても言い返されると言う気が無くなる(はい、すみません)、それからお互い行動で示すということかな」

出ました「行動」。これもよく本で読みました(前の結婚で悩んだ時に読み漁りました)。
ということで、私が求める「共感」とはどのような「行動」のことを示すのか、似たようなケースをネットで拾い集め共有することに。それからあくまで一緒にお互いの心地よいオリジナルを作るのが目的なのでそれを見てこうした方がいいと思うところがあればぜひ教えてほしい、と伝えました。むしろそうしてほしい。
ここまで書くとこの人ここまでするのか、怖いなと思われそうでちょっとそれも怖いのですが笑

気が付いたこと


こうして我が家は平和を取り戻したのですが、失敗しては直し、失敗してはと思っていたのにやっぱり繰り返すことはあるのだなと感じた出来事でした。そして向き合ってくれている相手にも感謝しました。
一番近くにいて、一番共有できていると思っていることこそ実は相手は違う理解をしていたりする。やはり結婚って、究極の異文化交流だなと思います。そしてそこを諦めずにお互いで作っていくことが一番の価値なんじゃないかな、とも。あと、自分はかなり女性的な思考をしているのだと改めて気が付いて、男性の思考も勉強しなおさないとなぁと思ったりしたのでよかったらぜひ教えてください笑。(もちろん男性=こうだ!という定義ではなく個人差があるとは思いますが)

コーチングのような対人支援をしていくにあたって「分かる」の危険性と、「分かろうとする」の価値を感じた週末なのでした。


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