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恋愛掌話

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ふと気晴らしに恋愛小説を書いています。
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記事一覧

蠱惑の赤 2 #いやんズレてる

 ピッチが早い。  彼女の杯がすぐに空になる。  それでこちらも誘因される。  もう車を使…

百舌
6時間前
11

蠱惑の赤 1 #いやんズレてる

 かつて、すれ違いも愉しみでもあった。  携帯もスマホもない時代は、女子の家に電話をかけ…

百舌
4日前
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おたくさの旅 2

 旅先では早朝に目覚めてしまいます。  連日で疲れているはずなんですけど。  生来の晴れ男…

百舌
2日前
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おたくさの旅 1

 梅雨☂️がもう一歩に来ています。  離島のメロン🍈を佳い女子に届けたくて。  また叔母や…

百舌
3日前
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男爵のヴィラ 2 #いやんズレてる

 普段通りの時間が流れている。  のは内面だけだ。  閉ざされた空間で全裸で過ごしている。…

百舌
9日前
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男爵のヴィラ 1 #いやんズレてる

 後ろ手に鍵を掛けられた。  堅牢なドアに相応しい重い音。  複数の鍵をひとつひとつ丁寧に…

百舌
10日前
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ホワイトシチュー #いやんズレてる

 あたしさぁ、と乗ってきた。  裸の胸に彼女の髪がさらりと触れる。  その感触をなぞる様に、熱く尖った実が私の胸を這っている。  もう朝日が部屋を横切って差している。  光の部分と、影の部分と。  でもふたりとも夢か現実か、混然とした微睡のなかにいる。 「子供が小さいときね。貴方にも見せびらかしたいくらい大きかったのよ、おっぱい」 「でも私は掌に収まるくらいがタイプだ」  そう言って下からその果実を愛撫する。 「旦那がそれ見て喜んじゃってさぁ」  ああ、それもあるか。  いつ

甘い冒険

 最初はね。  やってみたかっただけ。  でも男子ってすぐにいないし。  それに一歩進んだ…

百舌
13日前
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夜を疾走する

 もう10年も昔のことだ。  初めて横須賀を訪問した。  その街の何所かに、縁遠くなった女性…

百舌
2週間前
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繭玉祀り 1

 私は存在していたのかしら。  記憶さえ曖昧な乳白色の闇に包まれている。  時間の流れでさ…

百舌
3週間前
7

Showroom ♯腐れ縁だから

 アームチェアで膝を組んでいる。  イームズのシェルアームチェアで、座面は織地で肌触りが…

百舌
3週間前
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郷愁のひと皿 3 ♯帰りたい場所

 早世した両親に代わってなのでしょうかね。  親戚でもないのに、40年余りも親しい家族がい…

百舌
4週間前
22

郷愁のひと皿 2 ♯帰りたい場所

 早朝から峠を走る。  明治の空気が残るこの道に、愛車を連れていきたかった。  佐賀の鹿島…

百舌
1か月前
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郷愁のひと皿 1 ♯帰りたい場所

 法事のために島を出ます。  片道3時間弱は毎回、新作を書く時間に充てていて。ただし今日は推敲が終わってないのですけど。我ながら実に効率のいい趣味を獲得したものです。  この旅程をFacebookで呟いていますと、旧友からランチのお誘い。  なので佐世保港に接岸したフェリー⛴️から一路、諫早市まで下りていきます。途中で波佐見お茶🍵祭で10㎞程度は渋滞していました。  諫早市は本明川が中央に流れる河岸段丘の上に市街地が出来ています。ここは鰻が大層有名ですが、昨今では中々敷居の