郷愁のひと皿 3 ♯帰りたい場所
早世した両親に代わってなのでしょうかね。
親戚でもないのに、40年余りも親しい家族がいて。
ひと回り上のその方とお友達になって、私の世界が一変した気がします。
そこの次女さんが国際結婚をして双子を育てていますが、そのご縁もあって来月からポルトガル🇵🇹へ留学となりました。
「最後に貴方の料理が食べたいな」ということで、一路佐世保市まで走りました。話に聞いたときにはオードブルとか色々と準備してあるのかと思いきや。
パスタ🍝もメインもデザートまで、材料のみでした。
さあ壮行会まで2時間しかありませんが。
「ゲスト含めて何人前⁉️」
「14〜5人かな」
さあて。やりますか。
「もうフライパン🍳ごと大皿で出すよ」
「うん、お願いね。そうそうお豆腐プリン🍮楽しみにしてる❤️」
鶏ももを塩胡椒しておろしガーリックを内側にすり込んで、皮をカリカリに焼いて。出てきた油をトマト缶でまとめてソースを作る。
そして昨日のBistroで覚えたばかりの、あおさと明太子を和えたクリームソースのパスタ。昨日のは雲丹だったけど、似たようなテイストになる筈。
ドイツソーセージがあったので、トマトソースをを作って大皿パスタ🍝2枚目。
冷やす手順が必要なので、実はデザート🍨工程が最初でした。
まあこうして私の手業を活かしてくれるご家庭です。
帰りたい場所であるのも納得かなぁ。
この笑顔に逢えるのは2年後かな。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?