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『ぼちぼち』だっていいじゃない【漢方的ライフスタイル】

今回は

『ぼちぼち』だっていいじゃない【漢方的ライフスタイル】

というテーマでお届けいたします。

☆年配のお客様の一言とは?

今回は『ぼちぼち』だって良いじゃないか、というテーマなのですが、今回このお話をしようとおもったきっかけはあるお客様からの一言でした。

先日僕のお店にいらっしゃってくれた年配の女性のお客様が僕に向かってあることをおっしゃてくれました。

その言葉が妙に僕の胸に刺さり

『なるほど、そうだよなぁ』

とすごく共感でき、いろいろ考えさせられる言葉だったので、今日はその一言から深堀りしてお伝えしたいと思います。

その言葉なのですが、血圧などがちょっと高めで血液の流れがあまり良くなかったので治療ではなく、病院のお薬がしっかり効くように、余計な病気をできるだけ増やさないための予防的なお薬をいつも僕のところに買いに来てくださっている70代後半ぐらいの女性のお客様なのですが

ご来店時に僕が

『体調、毎日暑いけどいかがですか?』

とお聞きすると

『おかげさまでぼちぼちですよ〜これからもぼちぼちで良いから、元気な状態を維持したいよね』

とおっしゃったのです。

なんてこと無い一言ですが『ぼちぼちで良い』というのはとっても大切な考え方だなぁと感じました。

☆『ぼちぼち』で良いって大切な考え方

僕らは健康面でも仕事でも何事においてもですが常に100点を目指してしまいます。

もちろん100点を取れることはとっても素晴らしいことなのですが、完璧を求めすぎること、100点を求めすぎることは決して良いことばかりではありません。

特にご高齢の方はもちろんですが、いわゆるアラフォー世代、アラフィフ世代のように30数年、50年近くカラダを使っていれば当然どこかしら弱ってしまう場所、弱い場所が出てきます。

どこに出てくるかはその人のカラダの使い方やもともと体質、気質によって異なりますが、弱い場所というものは必ずどこかしら出てくるものです。

そしてそれぞれ弱りが出てくる場所は異なります。

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