食べ物を狂信的に信望する『フードファディズム』にご注意を【漢方的食養生】
心とカラダの健康に関する情報を発信しているとやはり食べ物に関する情報をお伝えする機会が非常に多くあります。
『春は〇〇を食べるのがおすすめ』
『〇〇のお悩みには〇〇を積極的に食べましょう』
『花粉症のときは〇〇はできるだけ食べるのを避けましょう』
など薬膳的な考え方や栄養学な視点から必要な物や避けたほうがよいことをよくお伝えしておりますが
食べ物の情報をお伝えする際に、いつも僕自身注意しているのが実は今回の内容なのです。
今回は食養生を伝える上で非常に重要は
食べ物を狂信的に信望する『フードファディズム』にご注意を【漢方的食養生】
というテーマでお届けいたします。
【フードファディズムとは?】
今回は食に関する健康情報を発信する方も
受け取る方も注意をしていただきたい
『フードファディズム』
についてお届けいたします。
この
『フードファディズム』
と言う言葉まだまだそれほど多く使われていない言葉なのでちょっと解説をさせていただきます。
フードファディズムとは
食べ物が健康や病気に与える影響を過度に信望したり
熱狂的、ある意味狂信的に信じてしまう状態や科学的な立証のある無しに関わらず食べ物の働きを過大評価すること
をいいます。
雑誌や本などで
『これを食べると〇〇病に良い』
とか
『〇〇が含まれたものを食べると早死する』
などの情報を信じてしまい、偏ったバランスの悪い異常な食行動をとってしまうことも含みます。
日本人はとくにこのフードファディズムになりやすいとも言われており近年でもかなり目に付きます。
【食べ物に関する健康情報には注意を】
また、新型コロナウイルスの影響で不安を感じやすい状況にになっている我々に向かって
『新型コロナウイルス対策には〇〇食べると良い』
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