■イスラエル対ハマス戦争 -その4 【病院での爆発で500人以上死亡とのニュースについて - 落ち着いて考えましょう】
■病院での爆発で500人以上死亡とのニュースについて - 落ち着いて考えましょう
1 https://note.com/sawataishi/n/n69a628d04754
2 https://note.com/sawataishi/n/n1e657ab15199
3 https://note.com/sawataishi/n/n47e37db9eb10
4 本文章 https://note.com/sawataishi/n/n4eabc0e3545e
5 https://note.com/sawataishi/n/n1c2c3e019e33
6 https://note.com/sawataishi/n/naa200d46a412
"イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザの保健当局は17日、ガザの病院がイスラエル軍の空爆を受け、500人以上が死亡したと述べた。イスラエル軍報道官は空爆を否定し、ハマスとは別の過激派による誤射との見方を示した。ハマスはイスラエルによる虐殺と一方的に批判し、周辺国にイスラエルに対する反発が広がった。" ←yahoo news より引用
本日の午前に知り、瞬間的に感じたのは、バイデン大統領がイスラエルに到着する直前とのタイミングが「怪しい」ということ。その瞬間から10分ほどの間の思考はこうでした。
イスラエルが意図して病院にミサイルを撃ち込んだことはこれまでないと信じられる
今回に限り、意図してそうする理由はイスラエルにはない。もしもそんなことが仮に過去にあったとしても、バイデン大統領が到着する直前だから、イスラエルがそんなことをするはずはない。バイデン大統領の到着直前に病院を攻撃することはイスラエルにとってマイナスのみ。バイデンはパレスチナ自治政府首班やアラブの指導者と会談する予定であり、イスラエルがそんなことをしたら全てキャンセルとなる(アラブ大衆の激高によりアラブの指導者はそれが不可能となる)イスラエルの誤爆は有り得るが、誤爆ならばイスラエルは国益を考えて、正直に告白・謝罪するであろう。誤爆かどうかは当事者イスラエルが数分で検証できることであり、誤爆と判明したのにハマス等によると嘘声明をすることは極めて考えにくい。
ハマスないしイスラム聖戦が自作自演でそんなことをすることはやりかねないとは思う。なにしろ、ハマスはイスラエルへの無差別ロケット弾攻撃が、イスラエルの報復を招き、イスラエル人の何倍も死ぬことを知っていて繰り返してきたのである。ハマスによる意図的無差別テロは、意図的なガザ人殺害(間接的な)でもある。
ガザの保健当局が「500人以上」と発表したタイミングは早すぎる。死者が二人以上だということは信じられるが、そんなに多い数値については信頼できない。そもそも、保健当局なるものはハマスの一部門なのであり、ハマスとは別のガザ政府は存在しない。本来はヨルダン川西岸にあるパレスチナ自治政府がガザを支配してなければならないが、ハマスは2007年に自治政府の人員を軍事力で追放した。保健当局という言葉に騙されてはならない。保健当局という言葉を用いるとしたら、パレスチナ人の唯一の代表とオスロ合意を基礎として国際的に認められている自治政府の保健当局のみだ。いうまでもなく、自治政府の保健当局はカザに存在しない。
ハマスは直ちにイスラエルの空爆によると声明。このことをアラブ諸国の大衆は直ちに信じるであろう。イスラエルが軍の記録をみて、空軍はそれをしてないと確実にわかり、証拠を開示しても、アラブ民衆は絶対にイスラエルの証拠を信じない。もしも、国連等の第三者機関が死者の数値が遙かに小さいないしは500人以上の証拠はみつからない、爆発物の残骸からしてイスラエルのミサイルによるとの証拠はないと発表しても、アラブ民衆・イスラム教徒は決して信じない。事実関係が第三者からして明確になったとしても、アラブの民衆にとっては確定した事実でありつづけることであろう。そもそも、国連機関の要員もジャーナリストもその病院と近辺にいないので、客観的立場で検証できない。おそらく、永遠に事実は明らかにならない。事実を知るのはハマス/イスラム聖戦/その病院にいる人達だけだ。悲しいかな、BBC等の報道各社/諸国民/諸政府は、ハマスが「ガザの保健当局」と詐称しての声明を垂れ流してる。自らをジャーナリストと見做す者は、敵対する当事者の背反する声明を見たら、どちらに関しても「・・・と主張している」「その主張の根拠は見つかってない」と正確に報道するべき。ごくごく一部の報道企業だけが「ただし、確証されてない not verified」と明記はしているが、そんなのは例外。ことイスラエルに関しては、ジャーナリストとしての矜持がほとんどみられない
イスラエルは「やってない。イスラム戦線のロケット弾によるであろう」との証拠を提示すると宣言した。その宣言では自作自演の行為だと示唆する文言なし。誤ってロケット弾が着弾したのであろうとイスラエルは示唆した。これまで、ロケット弾がガザ領域内に誤って着弾した事実は幾度かあり、そのことは常識
アラブ諸国の民衆は激高し、いわゆる「国際世論」の流れもイスラエルに不利な方向に変わるであろう
イスラエルの政治指導者はイスラエルによる意図的攻撃ではない(又は イスラエル空軍による誤爆である←この公算はほとんどないと思う) と知っているものの、アラブ大衆の激高を(如何なる証拠を提示しても)緩和することは不可能であり、アラブ諸国の指導者は現実主義者だから「大衆の感情を逆なですると政府が転覆されかねない」と危惧することをイスラエルはわかっている。つまり、アラブ諸国政府は大衆の要求に一定程度は従うしかないとイスラエルはわかっている。だから、イスラエル内閣は第五次中東戦争の大いなる危険(イラン・シリアとそれが支援するイスラム原理主義武装組織による全面攻撃だけでなく、イランの宣戦布告無き参戦等)が高まっていることを認識し、真剣に危惧し、対策を検討するであろう
病院での爆発がイスラム聖戦のロケット弾が誤って着弾したことによる、あるいはハマス等が意図して爆発物をしかけてそれをしたとの仮説が真であろうが偽であろうが、イスラエルにとっては同じ事。イスラエルがやってないと証拠により証明できようができまいが、イスラエルが誤爆を認めて謝罪しようがしまいが、イスラエルにとって同じ事。もしも、イスラエル内閣が現実直視できるならば(冷静ならば)、国連等が求める空爆停止/支援物資の搬送路解放/電気・水等の供給再開/地上軍と海軍によるガザ侵攻の一時的断念 を一方的に宣言し、直ちに実行するであろう。イスラエルの国益からしてそれが最良であることは自明。しかしながら、イスラエル内閣は冷静さを今日まで全くと言っていいほど欠如しており、理性的計算ができてない。ブリンケン国務長官のシャトル外交がそれなりに奏功しつつあったのに、もはや成功する見込みは極めて小さくなった。だからこそ、イスラエルは一方的に譲歩しなければならない、たとえハマス・イスラム聖戦の自作自演であろうが、ハマス等による誤爆であろうが。おそらく、イスラエルは一方的な譲歩はしない?。しないならば、ガザ市民及びイスラエル市民の死傷者増加率は高まる。ああ・・。
これから、バイデン大統領がネタニヤフ首相と会談する。バイデンはイスラエルの主張を決して認めてはならない。ハマスの主張を否定してはならない。バイデンは病院での爆発による死傷者に対してただただ哀悼の意を表し、このようなことが決して繰り返されてはならないとだけ言うべきである。どちらによる誤爆なのか、どちらかによる意図的攻撃なのか、現時点ではわからないと言ってもならない。
▼前述の考察後、さきほどまでにネットで知ったことについて
a) バイデン大統領はイスラエルの主張(←やってない)を認める姿勢を示した
これは決定的なミスです。ブリンケン国務長官の意見を求めないでそうしたのではないかと危惧します。ブリンケンは大統領とは異なり、自治政府のアッバス、ヨルダンやエジプトの指導層とリアル対話してきてて生の感触を得ているので、助言を求められたら、決してイスラエルの仮説・主張を明にはもちろん、暗にも認めてはならないと断固主張したと信じます。いまさら、事実がどうだったかはもはやどうでもよいのであります。
b) ガザ保健省は病院の爆発での死者を 471 人と発表
少なくとも500人以上と発表していましたが、少ない数に。これにより死者数の信憑性が増したと多くの人はみなすでしょう。私はハマスの悪知恵やこれまでの虚偽声明を知っているので、数値の信憑性を疑ってます。ハマスの保健省なるものはハマスそのもの。ハマスとは独立している保健当局なぞ存在しない。大切なことは爆発がイスラエルないしハマス等による意図的な蛮行なのか、どちらかによる誤爆なのかということ。事実はもしかしたら永遠に不明かも知れません。と、書きましたがもはやどうでもいい戯言であることは自分自身わかってます。
参考までに The New York Times の記事より引用 https://www.nytimes.com/live/2023/10/18/world/israel-hamas-war-biden-gaza
The death toll could not be independently verified, and the cause of the blast remained unclear.
(意訳: 死者数は双方から独立した者[機関]により確証されてない
爆発の原因も未だに不明)
c) 病院の駐車場での爆発写真はあるが、病院の建物が崩壊したようなのはみつからず
もちろん、動画とか写真にて負傷・死者は写ってます。それら全部見ても死者をおおむね確定できないことはもちろん。イスラエルはドローンによる撮影を公開しており、そこには駐車場での破壊(自動車が丸焦げ)が映されてました。
私は見逃したのかもしれません。病院の建物が崩壊した画像等見付けた方はご指摘ください。教えていただけますれば、自分なりに検証させていただきます。
d) 上述のコメントを書いた後、見付けた The Jerusalem Post の記事を示します
IDF tells world: This is how Islamic Jihad destroyed the Gaza hospital (OCTOBER 18, 2023 10:35) → https://www.jpost.com/middle-east/article-768942 (※IDF:イスラエル国防軍; Islamic Jihad: イスラム聖戦)
/// 引用開始
IDF Spokesperson Brig. Gen. Daniel Hagari on Wednesday laid out the IDF's full comprehensive intelligence case to prove that an Islamic Jihad failed rocket caused the damage Tuesday night to a Gaza hospital, leading to a still-unclear, but large, number of Palestinian civilian deaths.
The chief spokesman presented actual audio recordings in which Islamic Jihad members say out loud that they are responsible for the explosion.
Hagari also presented a detailed video on top of earlier videos put out by Israel's public relations apparatus showing different stages of the rocket's trajectory and the layout of the hospital being hit.
The chief spokesman presented actual audio recordings in which Islamic Jihad members say out loud that they are responsible for the explosion.
// 引用終了
イェルサレム・ポストは周知のようにハアレツ(右派政府に批判的な新聞)に敵対的なイスラエル右派(民族主義、パレスチナアラブ人嫌い)の新聞です。けれども、私が知る限り同紙は虚偽報道をしたことはないです。同新聞の論調はヨルダン川西岸への不当なイスラエル人入植を批判することなどなかったし、常に右派の立場です。けども、今回の報道におけるIDFの発表は事実(内容がすべて事実ということでなく発表したことは事実)。IDFの発表の中味のすべてないしは一部は嘘との先入観を抱く人々は少なくないと思いますし、私自身は IDF の公式発表は概ね事実だとみなしてます。なぜならば、IDFが堂々と虚偽を発表したことを私はこれまで知らないからです。ハマスが堂堂と虚偽を言うことが、後日に確証されたことは幾度もあります。
皆様、自らその記事とそれが示す動画などを見て、事実かどうか真摯に考えてください。
▼イスラエルに対するハマス・イランなどによる蛮行を私はイスラエルの罪・蛮行(主なる神との契約違反)による当然の報いと見做してる
ここからは私の信仰(私はイェシュアを信じるメシアニック日本人。キリスト教徒による迫害を余りにも深く認識しているので、自分をキリスト教徒とかクリスチャンと自称することが不可能)を基礎としての話し語りです。
私はこれまで幾度もイスラエル大好きと公言してきましたが、イスラエルによる西岸入植や西岸住民弾圧に対しては断固として非難してきました。イスラエルはモーセの律法を遵守しなければならないのに、これまでの有様はそれを侵害しており、万軍の主なる神はパレスチナ・アラブ人を用いてイスラエルを攻撃してきたと完全に信じてます。ヨハネの黙示録に明瞭に予言されているように、いつか必ず来る7年間の大艱難時代における諸国軍による対イスラエル戦争にて、イスラエル人の2/3が死亡することを100%信じてます。ああ、なんと悲しいことよ。
Yeshua(←ヘブライ語、英語で Jesus)曰く【「祝福あれ。主の御名によって来られる⽅に」と、あながたが⾔うときまで、あなたがたは今後決してわたしを⾒ることはありません】(マタイ 23:39)。
イスラエルが民族として悔い改め「祝福あれ。主の御名によって来られる⽅に」と涙して希う時、ヘブライ語聖書の幾箇所で預言されていた救済主即ち Jesus Christ が再臨(the Second Coming)することを完全に信じてます。Yeshua こそ救済主(Christ = Messiah)であり、二千年前に Yeshua がベツレヘムに生まれ、30才頃から教えを開始し、数々の奇跡により自らは神と示したのに、イスラエルはメシアと認めませんでした。だから、紀元70年にローマ軍によりイェルサレムが破壊され、決定的なユダヤ人離散 the Diaspora となりました。それでも、アブラハム、イサク、ヤコブ、モーセ、ダビデ等に主なる神は「不信仰となったイスラエルの民は散らされるが、悔い改めたら、イスラエルの地に集める」と約束しました。その約束成就の第一段階は、諸国民からしては想定外のイスラエル復活。1948年5月14日にイスラエル建国宣言の直後、アメリカはイスラエルの「実効支配」を承認したのに対して、スターリン・ソ連はなんとイスラエルを独立国として承認しました。アメリカより早く。
独立宣言の翌日、アラブ連盟連合軍は対イスラエル侵略戦争開始。もちろん国連憲章違反、イスラエルはアラブ諸国に戦争をしかけてないので、アラブ諸国による攻撃は自衛権行使ではない。不可思議なことにイスラエルの軍事力をアラブ軍が圧倒していたのに勝利。なぜ? どのように? なんと、ソビエトロシアのスターリンがチェコ政府にイスラエルへの武器売却を指示(そのことを承認)したからなのでした。チェコからの武器なしでは、イスラエル国はすみやかに敗北・消滅していたと考えられます。ユダヤ人大虐殺はもちろん、生き残ったユダヤ人は追放されるか、二級市民としてパレスチナ国でほそぼそと生活することになったでしょう。もしも、新生パレスチナがイスラム法をユダヤ人に適用するならば、パレスチナ人に等しく与えられる市民権はユダヤに拒絶され、ユダヤ人全員に人頭税が課せられるようになっていたでしょう。
ここで、歴史を振り返ります。イェルサレム崩壊後、ユダヤ人は欧州・ロシアに離散したのみでなく、かなりの数は北アフリカ~中東に離散してました。その地域(イラン、イラク、エジプト、モロッコ等)に二千年くらいにわたりユダヤ人共同体が存在しており、イスラム教徒からして賤民(デヒミという差別用語で呼称)扱い、つまりイスラム教徒が有する権利はなし、人頭税が課せられてました。イスラム教の軍隊が異教徒に対して戦争をする時、3つの選択肢を与えます。
a) 改宗-これだと平等扱い、仲間となる b)死亡 c)人頭税を条件として生きることのみは認め、賤民扱い。ユダヤ人は改宗することは論外なので、当然のことながら、殺されるよりはましなので、人頭税払って賤民として生存することを選択しました。言うまでもなく、イスラム教徒の人口はユダヤ教とより遙かに遙かに多いし、そもそもユダヤ人は軍隊を持ってなかった。もしも、ユダヤ軍があったとしても、勝てるわけなし。
話しを復活したイスラエルに戻します。パレスチナ・アラブ人に対するイスラエルによるモーセの律法に反する蛮行が繰り返されました。それゆえに、主なる神はパレスチナ人、イラン国が運営するテロ組織などを用いてイスラエルを幾度も幾度も懲罰してきました。もちろん、それら勢力自体が野蛮行為をすることが多かったのは事実、今日までそう。
今回の戦争はヨハネの黙示録に預言されているように、ヨーロッパの偽キリストが主導することによるイスラエルと諸国の平和条約で終結するでしょう。その後幾年か後、7年間の大艱難時代において、 2/3のイスラエル人は死亡するけども、Yeshua が地上に再臨して、千年王国が成立。千年後に死者すべてが蘇り最終的な審判。
以上、99%の皆様からしたら途方もない話しでしょうが、興味ありますれば中川健一牧師のハーベスト・タイムを訪ねてみてください。イスラエル国内のアラブ人、イランのイスラム教徒などによる Yeshua こそ主と認めた証言も沢山あります。私はヨハネの黙示録について講解メッセージから聴き始めました。どこからでもご随意に。
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