✅40代女性【価値観が違う夫の親戚たち】を選択理論でコーチング人生案内#事例

40代の女性会社員。夫の親戚とは価値観が違い、付き合い方に悩みます。

 数年前、夫のおいから「結婚式に出席してほしい」と招かれ、着る服などを準備してしまってから「人数の関係で呼べなくなった」と断ってきました。後日、結婚祝いを渡しましたが、内祝いはありませんでした。その後、出産祝いを渡しても内祝いはありません。

 おいが若くて頼りなければ、その親が助言するものではないでしょうか。私の親戚は皆、お祝いをいただいたら内祝いをします。

 今度、夫の別のおいが結婚するそうです。内祝いがないなら前回より少ない額にしたいのに、夫は気前よく渡したいと言います。

 義父母は私の父が亡くなった翌年、年賀状を送ってきました。喪中と知っていながら非常識だと腹が立ちましたが、グッと我慢しました。こんな親戚たちとどう付き合うべきなのか、ご助言をお願いします。(広島・G子)

(2022年2月12日読売新聞)


 以下を参考に、相談者(クライアント)から、答え(困りごと、願いごと、今からしてみる行動、考え方、見方)を引き出す、あなたの質問を、自由に考えてみてください。

【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】

相談者の「困りごと」

・結婚式に呼ぶといいながら、「呼べなくなった」と断り、結婚祝いのお返しもないし、こちらが喪中であることがわかっているのに年賀状を送ってくる、というような夫の親戚の非常識な態度に困っている。

相談者の「願いごと」

・非常識な夫の親戚とのつきあい方について、腹が立たず、がまんしなくてもよいようなつきあい方がしたい。(推測)

【ふだん使いをしやすいコーチングモデル】

「自分の考え方や見方、行動は、
自分が変えようと思えばいつでも変えられる」
と考えてみましょう

 

【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう

・非常識な夫の親戚の態度に振り回されて困っている 

【心に響く回答者(海原純子さん)の言葉】

・たしかに、喪中の義理の娘に年賀状を送るというのは非常識に思えます。かなり大ざっぱなたちのご家族ですね。前年送った人の名簿でそのまま印刷し、点検せずに 投函してしまったのかもしれません。

・悪意があるわけではなく、細やかさがなくて大ざっぱ。あなたが常識だと考えている、伝統的な礼儀の知識がないご家族だと考えてはいかがでしょう。

・でも、大ざっぱな人にはそれなりの良さがあるものです。会った時に、ユーモアを交えて「私は喪中なんですよ。年賀状は困ります」と伝えてみては。「ごめんなさい」と謝ってくれたらいいのですが。 

次のような質問を考えてみました(ご参考まで)

・夫の両親やおいに、何を言ってもかまわないとしたら、どんなことを言いたいですか。もし、それらのことが伝えられたら、あなたは、どのような、「あなたが大切にしていること」を得たり、取り戻すことができるでしょうか?

・今度は、彼らの言いたいことを聴いてあげるとしたら、彼らは、あなたの意見に対して、「彼らが大事にしていること」を守ったり、取り戻すために、どんなことを伝え返してくるでしょうか?

・もし、相手が、わざとでなく、悪気なしに、「自分たちの常識」に従って、振る舞っているとして、「自分たちの常識」を相手から非難され、変えようとされたら、彼らは何を感じ、どんな態度に出るでしょうか? あなたの「常識」を相手から非難されたら、あなたは何を感じ、どんな態度を取りますか?

・以上のことを踏まえたとき、あなたとしては、夫の親戚と、どんな距離感で、どんな関係をつくることができたら、一番にいいと思いますか。そのためには、どのようなコミュニケーションをとること、とらないことが必要でしょうか?

今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。


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