✅70代男性【将来嘆く妻 元気づけたい】を選択理論でコーチング人生案内#58
「70代の男性。夫婦とも後期高齢者ですが、わずかながら仕事をしています。しかし妻が嘆くので、ふびんでなりません。」
次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・日々、生活に追われることに嘆く妻が、ふびんで、元気づけたいが、どんな言葉で元気づけたらいいか分らない。
・妻がこの先、思いつめてどうにかなったらと気が気でならない。
相談者の「願いごと」
・日々、生活に追われることに嘆く妻を元気づけたい。
・妻に、この先、思いつめないようにさせたい。
【ふだん使いがしやすいコーチングモデル】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・「日々、生活に追われることに嘆く妻」を変えたいが、変わってもらう方法が分らなくて、困っている。(自分には変えることができない他者を、変えようとするが、思うように変わってくれず、困っている)
・「日々、生活に追われることに嘆く妻」に自分が振り回されて、困っている。
以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。
【心に響く回答者(久田恵さん)の言葉】
私は次のような質問を考えました(ご参考まで)
・「ふびんを嘆く奥さん」が、もし仮に、「国や人に頼らないに越したことはないが、多くの高齢者と同じように、国や人に頼っても、全然かまわない」というように、考え方を切り替えたとして、あなたが、それを機に、徹底的に以下のようなことをされてみたら、あなた自身に、どのような変化が生じるでしょうか。その変化は、奥さんにどのような変化をもたらしそうですか? また、あなたの奥さんに対する態度にどんな変化があるでしょうか?
上のように、奥さん(本人)の考え方を、あなた(他者)が切換えさせることは、難しいと思いますが、奥さんの考え方がどうであるかにかかわらず、それはそれとして、あなた自身が、以下のようなことに取り組まれるのは、いつでも、しようと思えば、できることだと思います。
あなたご自身は、この先、どういう生き方をされたいのでしょうか?
・例えば、国や行政サービスが何か助けてくれないかと、徹底的に調べたり、相談したら、どんなことで助けてくれる可能性があるでしょうか。
また、行政サービスが、もし大地震とかで無くかったとしたら、これまでしてもらっていた、どんなことがなくなり、どんな不便が生じるでしょうか?
・もし、「誰かや地域に手助けしてほしい」と徹底的に考えたり、調べたり、相談したら、どういうことなら、手助けが得られそうでしょうか?
・今のあなた方でも、それはそれとして、「人の生活に立ちたい」ということで、徹底的に考えたら、どんな小さなことでも、何かの形で人の役に立てることとして、どんなことがあるでしょうか?
・今のあなた方でも、それはそれとして、「したいことをする」ために、徹底的に節約したり、公共施設を利用したり、徹底的に時間の使い方を工夫したりすれば、どのような「したいこと」なら、できる可能性があるでしょうか。
・「ふびんを嘆く奥さん」にあなたが振り回されずに、あなた一人でも、以上のようなことに取り組まれたら、あなたご自身には、今とどんな違いが出てきそうですか? そして、それは、奥さんにどんな変化をもたらすでしょうか? もし、あなたのそういう努力を奥さんが否定されたとしたら、それはそれとして、あなた自身はどう対応されますか?
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。
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