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✅20代男性【何でも他人と比べてしまう】を選択理論でコーチング人生案内#5

他人との比較でしか幸不幸を判断できない自分が嫌になります。
 子どもの頃から周囲をうかがってばかり。家庭環境、学力・学歴、友人・男女関係、部活動の成績、身体能力、容姿・ファッションセンスなど、あらゆる分野で周りをうかがい、自分より優れている人がいれば嫉妬が収まらず、自分より劣った人を見つけて優越感を満たします。
 例えば、成人式で帰省して友人たちと会った際、高校の同級生は難関大学に通っている人が多いので、私は劣等感とみじめな気持ちで苦しみました。一方、中学の同級生は進路が様々なので、私は優越感に浸ることができました。
 このままでは将来、幸せをつかんだとしても、また周囲と比較して、実感できない大人になりそうです。どうすればこんな自分を変えられますか。それとも一生こんな自分と付き合っていくしかないのでしょうか。(新潟・O男)

(2022年1月19日読売新聞)

【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】

相談者の「困りごと」

・他人との比較でしか幸不幸を判断できない自分を自己嫌悪してしまう。
・周りの他者や環境に自分が振り回されている。(推測)

相談者の「願いごと」

・周りとの比較でなく、「自分の幸せを実感できる自分」になりたい。(推測)
周りの他者や環境に自分の幸せを左右されるのではなく、自分の幸せは自分で決められる自分になりたい。(推測)

【相談者の困りごと】のパターン

・「他人との比較でしか幸不幸を判断できない自分」を自分が自己嫌悪している。
・他者や環境に自分が振り回されている。

【心に響く回答者(野村総一郎さん)の言葉】

人間は劣等感を持ちやすいものです。

・あなたが自分より上だと感じている人も、多かれ少なかれ「自分はダメな人間だ」と思って悩んでいるかも。

・人間は劣等感を持ちやすいという事実を踏まえて、どう振る舞うかが肝心なのです。いくつかコツがあります。

・大事なのは、相手を意識せず、一生懸命にやること。一人で自分の道を歩むことなんです。

3つのしてみたい【答えを引き出す質問】

・もう一度生まれ変われるとしたら、今度はどういう「自分」を生きたいですか?

・家庭環境、学力・学歴、友人・男女関係、部活動の成績、身体能力、容姿・ファッションセンスなどのうち、自分では変えられないものはどれですか? 自分でゴールを作って自分の行動によって変えようと思えば変えられるものはどれですか?

・「望む自分の姿」や「自分なりのゴール」を目ざして精一杯がんばろうとしている「他人との比較でしか幸不幸を判断できない自分」をどのように応援していきたいですか?

今回は以上です。それでは、また次回。

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