見出し画像

「どうありたいか」と「どうなりたいか」

この1年日々自問していることが幾つかあります。
そのうちの一つめは
「私はどうありたいか」
ということ。

ホリスティックヘルスの世界でも、
その他自己啓発系でも
ビジネス系でも
よく問われるのが
「あなたはどうなりたいか?」
だと思います。

ずっとずっとそれにもやもやしていたのだけれど、
そして、それがどうしてか長い間いまいち分からなかったけれど、最近の私なりの解釈を。

「どうなりたいか」の問いは、なりたい自分はまだその姿に自分がなっていない、
至っていないということ。
それは、もちろん目指す姿に自分がなる目標として
必要な問いだから、これはこれで良いと思っています。
ホリスティックへるすのセッションでも
3ヶ月後、6ヶ月後の自分がどうなっていたいか、
を問いかけています。

でも未来にそこへ至るにしても、
今の自分がどうありたいか、
今日の自分、
この瞬間の自分がどうありたいか、
意識していくのって大切だなと思っています。

その在り方が今の世界に共鳴、共振していくのだから。

私はどうありたいか、どんな存在でありたいか。
その問いを自分に投げかけると
自分が日々どのように生きていきたいか、
どう周りと関わっていきたいか、

ということが、浮かんでくるような気がしています。

例えば、

穏やかになりたい

穏やかでありたい の違い。

上はまだ穏やかではない人が、そこに到達したいときに使い、
穏やかになるという目標へ、
離れた所から向かっているようなイメージ。
何か起こった出来事に対して、「穏やかにならないと!」と、
「穏やかでない状態で」思っていますよね。

下は、自分がすでに穏やかであることを知っていて、
起こる出来事に対して、穏やかに対処していくようなイメージでしょうか。

だから、日々問いかけるのは
自分にないものに気づくことではなく、
自分にあるものを引き出していくこと。

さらに言うと
どの状態にある自分が平和でいられるか
想像したら、
その自分の在り方を意識する。

もちろんいつもその状態にいることは難しい、
だって私達は常に揺れている存在だから。

でも戻ってくる場所を知っていたら、
大きな出来事や、感情が揺れる出来事があっても、
自分が今、穏やかな状態から離れているって
自覚することができる。
そうすれば、冷静になって自分を安心させてあげられるよね。

だから、私はどうありたいか、
自分にいつも問いかけるのって、
自分の平和、
周りの平和のために
大切なこと。
だからぜひ問いかけてみてくださいね。

「あなたはどうありたいですか」


それぞれの在り方で美しい植物達に、いつも癒されます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?