人前で話すときの緊張の原因が【周りを気にしすぎてしまう】ことにあるあなたへ
この記事では、あなたの【まわりの評価や反応を気にしすぎてしまう】ことに原因がある場合の対処法をご紹介します
*あなたの緊張の原因を把握するにはこちらのチェックリストを参考にして下さい
↓↓↓
人前で話すときの緊張の原因が【まわりの評価や反応を気にしすぎてしまう】ことに強く影響されてしまうのなら、【感情の調整スキル】を身に着けましょう
■他人の反応に過剰に反応する心の傾向
ここに当てはまったあなたはおそらく、以下のような心の傾向があるのではないでしょうか
自己評価が低く、他人と自分とをすぐ比較してしまう
そして特に、自分が劣っていると考えてしまう
まわりの反応への意識が過剰で相手の表情や話し方、ひそひそ話などを気にしすぎてしまう
そしてたいてい「自分のことを悪く言っている」などと考えてしまう
強い承認欲求があり、まわりから認めてもらいたい気持ちが強い
その気持ちが満たされないとすぐに不安定になってしまう
自分自身に対して、あるいはまわりの人や出来事に対して、こうした偏った心の傾向があるとやはり、必要以上に苦しくなってしまいますよね
だから人前で話すということに対しても
などと思い込んで、過剰に不安や緊張が高まってしまうのです
(考え方の癖を見直すにはこちらも参考にして下さい↓)
■感情をコントロールする実践的なテクニック
では、こうしたまわりの評価や反応を過剰に気にしてしまい、感情が不安定になってしまうことに対してどう対処していけばいいでしょうか
多くの場合、
などと自分に言い聞かせてしまいますが、それは間違いです
実際にはまわりの反応やリアクションが気になって緊張が高まっているのに「大丈夫」などと言い聞かせても、頭と感情とが矛盾していますよね
実際は、全然大丈夫ではないわけですから
感情の力は強いので、頭(理性)でコントロールしようとして無理やり抑え込もうとしても、かえって感情を強く感じてしまうのです
なので、感情を理性で無理に抑え込もうとすることはやめましょう
そして、以下に紹介する感情を調整し、バランスを取るための対処法を取り入れて下さい
具体的には以下の方法があります
注目する焦点を変える
呼吸法で感情の波を落ち着ける
自分をいたわり思いやる言葉をかける
それぞれ、解説していきますね
注目する焦点を変える
不安や緊張が高まってしまうとますます相手の表情に意識が向いたり、あるいは自分のドキドキや冷や汗、緊張している内面に目が向きがちです
そしてその結果、ますます不安や緊張が強まってしまうという悪循環…
なので、あえて注目する焦点を変えましょう
壁の模様でもいいですし、足の感触や自分の座っている感触でも構いません
注目する焦点を切り替えて、必要以上に感情が高まるのを抑えましょう
呼吸法で感情の波を落ち着ける
人前で緊張すると、自然と浅く早い呼吸になりがちです
そうすると交感神経が活発になり、不安な気持ちがさらに高まってしまいます
そこで意識的にゆっくりと呼吸するように心がけ、心を落ち着ける副交感神経を働かせましょう
また、呼吸に集中し、空気の出入りに意識を向けることで、頭に浮かんでくる不安を引き起こす考えからちょっと距離を置くこともできます
自分をいたわり思いやる言葉をかける
人前で緊張しているときは、焦りもあって「なんでいつもこうなんだ…」と自分を責めてしまったり、「早く落ち着かないと!」と自分を追い立ててしまうことがあります
そうしたときには、意識して自分に対して思いやりの言葉をかけてあげてください
「自分は頑張っている」
「完璧でなくても大丈夫」
「こんな場面、誰だって緊張するよ」
など、自分が安心できるような言葉を自分にむけて言ってあげることで感情が安定していきます
このような対処法を日頃から意識して取り入れ、継続していくことで、感情を効果的にコントロールできるようになります
そしてそれにより「人前で話すときに緊張する」という悩みも軽くしていくことができますよ!
それでももし、
とお悩みであれば、心理カウンセラーとしてお手伝いいたしますので、遠慮なくご相談くださいね!
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