『一遍聖絵』研究における参考文献一覧
〈テキスト類〉
・『特別陳列 修理完成記念 国宝・一遍聖絵』京都国立博物館、二〇〇二年一〇月
・『一遍上人絵伝(日本の絵巻二〇)』小松茂美編、一九八八年一一月、中央公論社
・『一遍聖絵』大橋俊雄校注、二〇〇〇年七月、岩波書店(岩波文庫)・『一遍上人絵伝』田中有美編、一九一九年七月、田中文庫発行〔『遊行上人縁起絵』〕
・『一遍聖繪六條縁起』淺山圓祥校注、一九七六年二月、山喜房佛書林
・『一遍上人語録 付 播州法語集』大橋俊雄校注、一九八五年五月、岩波書店(岩波文庫)
・『一遍上人全集(全一巻)』橘俊道・梅谷繁樹訳注、二〇〇一年七月、春秋社〔『一遍聖絵 播州法語集 他』〕
・『現代語訳 一遍ひじり絵―遊行念仏者の生涯―』橘俊道訳注、一九七八年三月、山喜房佛書林
・『改訂 徒然草』今泉忠義訳注、一九五七年二月、角川書店(角川文庫)
・『法然上人絵伝』(下)大橋俊雄校注、二〇〇二年五月、岩波書店(岩波文庫)
・『浄土三部経』(上・下)中村元・早島鏡正・紀野一義訳注、一九九〇年八月・一二月改訳発行、岩波書店(岩波文庫)
・『古今著聞集(新潮日本古典集成)』(上)西尾光一・小林保治校注、一九八三年六月、新潮社
・『沙石集(日本古典文学大系八五)』渡邊綱也校注、一九六六年五月、岩波書店
・『選択本願念仏集』大橋俊雄校注、一九九七年四月、岩波書店(岩波文庫)
・『明恵上人伝記』平泉洸全訳注、一九八〇年一一月、講談社(講談社学術文庫)
・『三宝絵 平安仏教説話集(東洋文庫五一三)』、出雲路修校注、一九九〇年一月、平凡社
・『日本霊異記(新日本古典文学大系三〇)』出雲路修校注、一九九六年三月、岩波書店
・『寺社縁起(日本思想大系二〇)』桜井徳太郎・萩原龍夫・宮田登校注、一九七五年一二月、岩波書店〔『八幡愚童訓乙』〕
・『「蒙古襲来絵詞」を読む』大倉隆二、二〇〇七年一月、海鳥社
・『太平記一(日本古典文学大系三四)』後藤丹治・釜田喜三郎校注、一九六〇年一月、岩波書店
〈「き」「けり」「侍り」(国語学)研究〉
・大坪併治「説話の叙述形式として見た助動詞キ・ケリ―訓点資料を中心に―」(『国語学』一一一・一九七七年一二月)
・大坪併治「説話の叙述形式として見た助動詞キ・ケリ―今昔物語を中心に―」(『大谷女子大国文』八・一九七八年三月)
・春日和男「『侍り』と『候ふ』の分布より見た『法華修法一百座聞書抄』の文体」(『佐伯梅友博士古稀記念 国語学論叢』表現社、一九六九年)
・小松茂美「蒙古襲来絵詞-従軍記録画の制作」(『蒙古襲来絵詞(日本の絵巻一三)』、小松茂美編、一九八八年四月、中央公論社)
・斉藤由美子「沙石集の国語学的諸問題(一)〔Ⅲ 助動詞「キ」―「諸國歸シタリキ。」(巻六の九)等―〕」(『梅花短大国語国文』第二号・一九八九年七月)
・桜井光昭「「候(サブラ)フ」と「侍リ」(『今昔物語集の語法の研究』〔「第一編 敬語論考」・第一章〕一九六六年三月、明治書院)
・佐藤武義「国語史上からみた『宇治拾遺物語』の『侍り』と『候ふ』」(『国語と国文学』五〇巻―一一号・一九七三年一一月)
・重見一行「一遍の法語と語法」(『国語と国文学』五八巻九号、一九八一年九月)
・白石大二「『徒然草』における助動詞「き」「けり」―表現の真実の理解のために―」(『徒然草と兼好』一九七二年七月、帝国地方行政学会刊)
・砂川博「『一遍聖絵』と何か」(『一遍聖絵研究』〔第三章〕二〇〇三年一二月、岩田書院)
・宮坂和江「三宝絵の文章に就て―個別的文書研究の一つの試み―」(『日本文学研究資料叢書 説話文学』日本文学研究資料刊行会、一九七二年一一月)
・森重敏「つれづれ草の『侍り』をめぐって―敬語を規定する「公」と「私」―」(『日本文法の諸問題』一九七一年一〇月、笠間書院)
・森瀬代士枝「『撰集抄』と『春日権現験記絵』の使用後比較―「侍り」及び「候ふ」―」(『椙山国文学』二七号・二〇〇三年)
・山田巖「平家物語の用法と語法」(『国文学解釈と鑑賞』二二巻―九号・一九五七年九月)
・渡瀬茂「『今昔物語集』の枠構造における「けり」の古代的特質とその変容」(『富士フェニックス論叢』中村博保教授追悼特別号・一九九八年一一月)
・渡瀬茂「「き」の中世へ―『今昔物語集』の枠構造における「けり」の古代的特質とその変容・補説―」(『富士フェニックス論叢』第七号、一九九九年三月)
・渡瀬茂「香雲坊の語り口―『法華修法一百聞書抄』の「侍り」―」(『研究と資料』四〇輯・一九九八年一二月)
〈一遍・時衆研究〉
・今井雅晴『時宗成立史の研究』一九八一年八月、吉川弘文館
・今井雅晴『鎌倉新仏教の研究』一九九一年一二月、吉川弘文館
・今井雅晴『一遍と中世の時衆』二〇〇〇年三月、大蔵出版
・梅谷繁樹・鎌田東二・竹村政男・栗田勇『一遍・日本的なるものをめぐって』一九九一年一〇月、春秋社
・梅谷繁樹『捨聖・一遍上人』一九九五年一二月、講談社(講談社現代新書)
・大橋俊雄『時宗の成立と展開』一九七三年六月、吉川弘文館
・大橋俊雄『一遍―その行動と思想―(日本人の行動と思想一四)』一九七一年八月、評論社・金井清光『一遍と時衆教団』角川書店、一九七五年三月
・小野澤眞「一向俊聖教団の歴史的意義とその再検討」(『文化』第七〇巻―第一・二号―春・夏―・二〇〇六年九月)
・金井清光『一遍と時衆教団』角川書店、一九七五年三月
・金井清光『時衆文芸と一遍法語―中世民衆の信仰と文化―-』一九八七年二月、東京美術
・金井清光『一遍の宗教とその変容』二〇〇〇年一二月、岩田書院
・金井清光『一遍聖絵新考』二〇〇五年九月、岩田書院
・栗田勇『一遍上人―旅の思索者―』一九七七年、新潮社
・下田勉「時衆と淡河氏」(『時衆研究』七五・一九七八年二月)
・砂川博『中世遊行聖の図像学』一九九九年五月、岩田書院
・砂川博『一遍聖絵の総合的研究』二〇〇二年五月、岩田書院
・砂川博編『一遍聖絵の総合的研究』二〇〇二年五月、岩田書院
・砂川博『一遍聖絵研究』二〇〇三年一二月、岩田書院
・橘俊道「『一遍聖絵』と『一遍上人縁起絵』――聖戒と真教の間にほんとうに対立があったか――」(『日本宗教史研究年報』三・一九八〇年四月)
・柳宗悦『南無阿弥陀仏』一九八六年一月、岩波書店(岩波文庫)
・渡辺喜勝『一遍智真の宗教論』一九九六年九月、岩田書院
〈浄土教研究〉
・上田良準・大橋俊雄『証空 一遍(浄土仏教の思想 第一一巻)』一九九二年三月、講談社
・梅原猛『法然(浄土仏教の思想 第八巻)』二〇〇〇年九月、講談社
・大橋俊雄『法然 一遍(日本思想体系一〇)』一九七一年一月、岩波書店
・佐藤平・徳永道雄『大乗仏典〈中国・日本篇〉(第二一巻)』一九九五年一月、中央公論社
・佐藤正英『歎異抄論釈』二〇〇五年五月、青土社
・末木文美士『日本仏教史 思想史としてのアプローチ』一九九二年七月、新潮社
・竹村牧男『親鸞と一遍』、一九九九年八月、法蔵館
・平川彰『インド・中国・日本 仏教通史』一九九三年六月、春秋社
〈神祇・本地垂迹研究〉
・池見澄隆『慚愧の精神史―「もうひとつの恥」の構造と展開―(佛教大学鷹陵文化叢書Ⅱ)』二〇〇四年九月、思文閣出版
・伊藤聡・遠藤潤・松尾恒一・森瑞枝『日本史小百科 神道』二〇〇二年二月、東京堂出版
・今掘太逸『神祇信仰の展開と仏教』一九九〇年一〇月、吉川弘文館
・今掘太逸『本地垂迹信仰と念仏―日本庶民仏教史の研究―』一九九九年二月、法蔵館
・上原雅文『最澄再考 日本仏教の光源』二〇〇四年一〇月、ぺりかん社
・大橋俊雄『遊行聖―庶民の佛教史話―(大蔵選書六)』一九七一年三月、大蔵出版
・相良亨『日本人論(相良亨著作集五)』一九九二年六月、ぺりかん社
・相良亨『超越・自然(相良亨著作集六)』一九九五年五月、ぺりかん社
・佐藤正英『聖徳太子の仏法』二〇〇四年六月、講談社(講談社現代新書)
・柴田實『日本庶民信仰史 仏教篇(柴田實著作集二)』一九八四年一月、法蔵館
・神道研究会編(覆刻版監修=瀧川政次郎)『神道講座(第四巻)歴史編』一九八一年九月(覆刻版原本=一九二九年~一九三一年、四海書房)
・デニス廣田「中世浄土思想と和歌―一遍・親鸞の一考察―」(『季刊 日本思想史』一九九七年一二月 )
・ベルナール・フランク『「お札」にみる日本仏教』二〇〇六年九月、藤原書店
・ベルナール・フランク『日本仏教曼荼羅』二〇〇二年五月、藤原書店
・出雲路修校注『三宝絵 平安仏教説話集(東洋文庫五一三)』一九九〇年一月、平凡社
〈その他〉
・大倉隆二『「蒙古襲来絵詞」を読む』二〇〇七年一月、海鳥社
・神奈川県立歴史博物館『国宝 一遍聖繪』二〇一五年十月、遊行寺宝物館
・栗原康『死してなお踊れ 一遍上人伝』二〇一七年一月、河出書房新社
・長澤昌幸『一遍仏教と時宗教団』二〇一七年一一月、法蔵館
・小峯和明『中世日本の予言書ーー〈未来記〉を読む』二〇〇七年一月、岩波書店(岩波新書)
・深沢徹『新・新猿楽記 古代都市平安京の都市表象史(神奈川大学人文学研究叢書41)』二〇一八年三月、現代思潮新社
・八木聖弥『太平記的世界の研究』一九九九年一一月、思文閣出版
・伊藤聡『神道とは何か 神と仏の日本史』二〇一二年四月、中央公論新社(中公新書)
・伊藤聡『中世の神道 伊勢神宮・吉田神道・中世日本紀』二〇二〇年三月、中央公論新社(中公選書)
・荒木浩[編]『古典の未来学』二〇二〇年十月、文学通信
・家田足穂『「捨てる」という霊性ーフランチェスコと一遍上人ー』二〇一〇年十二月、オリエンス宗教研究所
・黒田俊雄編『中世民衆の世界』一九八八年七月、三省堂
・末木文美士『冥顕の哲学Ⅰ 死者と菩薩の倫理学』二〇一八年十一月、ぷねうま舎
・末木文美士『仏教から読む古典文学』二〇一八年二月、KADOKAWA
・逵日出典『八幡神と神仏習合』 二〇〇七年八月、講談社(講談社現代新書)
・五味文彦『『一遍聖絵』の世界』二〇二一年七月、吉川弘文館
・五味文彦『鎌倉時代論』二〇二〇年三月、吉川弘文館
・梶山雄一『空の思想 仏教における言葉と沈黙』一九八三年六月、人文書院
・湯浅治久『中世の富と権力 寄進する人びと』二〇二〇年四月、吉川弘文館(歴史文化ライブラリー)
・大隅和雄『中世 歴史と文学のあいだ』二〇一一年八月、吉川弘文館(歴史文化セレクション)
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