ゆーや

双子の息子(今年4歳)を、愉快な夫と、その愉快な夫を育んだ義両親と共に、同居しながら育…

ゆーや

双子の息子(今年4歳)を、愉快な夫と、その愉快な夫を育んだ義両親と共に、同居しながら育ててます。(全力!臑!齧り!中!!!)

最近の記事

友人が死にたいと笑った話

社会人2年目の秋。深夜に突然、同い年の友人から電話がかかってきた。 いつもなら電話に出ない時間帯だが、この日は妙に喉が渇いていた。ペットボトルのお茶を冷蔵庫から取り出し、通話ボタンを押す。 友人「もしもーし!深夜にごめん!!」 友人の声はやたらと明るかった。 ゆや「大丈夫だよー!何かあった?」 友人「いやー、今…例の彼氏の家にいるんだけど…」 "例の彼氏"というのは、友人が数年越しの片思いを実らせ、ここ2ヶ月くらい付き合っている男のことである。 しかし、端的に言う

    • 犬にまつわる話

      初めての触れ合い(4歳) 4歳の頃、両親に連れられ遊びに行った親戚の家では室内でヨークシャテリアを飼っていた。 まともに間近で犬を見たことがなかった私は玄関から一歩も動くことができず、やたらと吠えながら激しく尻尾を振る茶色い生き物を震えながら見つめていた。 親戚「モモちゃん(犬)はお客さんが来ると喜んじゃうの!大丈夫よ噛まないから入ってらっしゃい!!」 親戚のおばさんがヒョイとモモちゃんを抱きかかえ、私を居間に案内してくれた。 親戚「ほらゆーやちゃん!手をグーにして

      • 私の愛する義母と黄色い花の話

        義母は花を育てるのが好きである。だがしかし、その栽培方法は適当だ。 長年プランターの土を入れ替えず、同じ土を何年も使いまわしているため、数年前に植えた種の生き残りや、風に乗ってやってきた知らない種などが勝手に育って花をつけたりする。 毎年知らない花が咲くので、「今年はキレイ!昨年のはいまいちだった!」など、義母はまるでおみくじのようなこの栽培方法を楽しんでいた。 そして本日、今年もまた新たな花が咲いた。 義母「ゆーやさん!今回はなんか背の高い花が出てきたよ

        • 学生時代、流行りのアーティストに疎すぎた話

          Mステにうたばん、Hey!Hey!Hey!やカウントダウンTVなど、音楽バラエティー番組が視聴率取り放題だったあの頃、私はまだ学生だった。 クラスの大半が今週のヒットチャートの順位を知っていたような時代である。母が好きだったのでかろうじて音楽番組は見ていたが、あの頃の私は流行りのアーティストにかなり疎かったように思う。 どれくらい疎かったか思い出してみた。 中一の頃「KinKi Kidsは光一派か剛派か」という論争に巻き込まれたことがある。クラスメイトに「光一」「剛」と

        友人が死にたいと笑った話

          本気の泣き真似をした話

          とある日常の何気ないシーンに憧れている。 母「お母さんにも一口ちょうだい!(ニコッ)」 子「いーよー!(ニコッ)」 これ。これをやってみたかった。 しかしうちではこうである↓ 私「クッキーちょーだい!(ニコッ)」 息子①「やーーー!(逃げる)」 息子②「バリバリバリバリ!(食べるスピード加速)」 そう、絶対にもらえないのだ。 うちの双子たちは嫌いな食べ物こそこちらに食べさせようとするが、クッキーなど、自身の好物を食べている時は決してお裾分けしてくれない。

          本気の泣き真似をした話

          美人が好きだと言うと、人は中身だと言い出す奴めんどいなって話

          美人が大好きである。ちなみにその美人の基準は私の好みによるもので、一般的にどうとかはあんまり関係ない。私が美人と思えば美人!というものである。 先日、バイト先の上司に「ゆーやさんが好きそうな美人のお客さんが来たよ」と振られ、「え?!ホントですか?!!えーお目にかかりたかった!!!悔しいなぁ!!!」と返したところ、こう言われた。 上司「 人 間 中 身 じ ゃ な い の ? 」 私「ソウデスネー。(おまえ自分から話振っといてそれはないだろうよ)」

          美人が好きだと言うと、人は中身だと言い出す奴めんどいなって話

          実は持っていない話

          運転免許を持っていない。何故か、私は今まで曖昧にこう返していた。 「あー、あんま車乗る機会ないから…」 間違ってはいない。確かに独身時代、なるべく駅の近くを選んで住んでいたおかげで、車を必要とする機会はほぼなかった。 しかし、本当の理由は違う。あまりに格好悪いので封印していたが、noteに書くことでこのエピソードを供養しようと思う。 実は、大学生時代に親に高い金を払わせ教習所には通っていたのだ。しかも卒検にも受かり、後は本免を受ければ終わりというところまできていた。

          実は持っていない話

          マスクのパッケージを無駄に見つめた話

          義母とTVを観ていたら、「新型コロナウイルスやばくない?」という話になり、遅ればせながらマスクを買いに行くことになった。 自宅の近所にある薬局はなかなか大きく、マスクの品揃えも豊富である。「まぁちょっとは残ってるだろ…」と、高をくくって行ったら、棚という棚がほぼスッカラカンだった。数箱だけ「のどぬーるぬれマスク」が残っていただけである。 遅かった…。 その後、近所の薬局を3店舗まわったところで、私は気付いてしまった。 どの薬局にも「のどぬーるぬれマスク」が常に余ってい

          マスクのパッケージを無駄に見つめた話

          せめて可愛らしい動物に例えてもらいたかった話

          noteを書くようになって、そういえば20代の頃はmixiに日記をよく書いていたことを思い出した。 うら若き乙女だった私は、あの当時一体どんなエピソードを綴っているのだろう。久しぶりにmixiにログインしてみた。 これは26歳の頃私が書いた日記である。(うら若くもない) 内容は変えず適度に編集したものがこちらだ↓↓ 『スッピンでボーっとTVを見ていた。ふいに、彼(現夫)が私を見つめ、ニコニコしながら教えてくれた。 彼「ゆーやってさ、ソルドーザーみたいだよね。」

          せめて可愛らしい動物に例えてもらいたかった話

          6歳下の男友達にBBAだな!と言われた話

          めちゃくちゃ仲良しの男友達がいる。6歳年下の彼はとにかく女にモテる。本人は軽やかに否定するが、彼女と別れるやいなや複数人に告白される男はモテていると言っていいだろう。 そんな彼と電話をしている時、ふと年齢の話になった。 私「今年35歳なんだよ。早い…あんたと知り合ってから7年も経つのか…」 彼「もう35歳?!やったね!ババアじゃん!!」 私「あ?」 彼「・・・B(ビー)、B(ビー)、A(エー)」 私「おいやめろ!若者に言われるBBAはメンタル殺しにきてる!!!や

          6歳下の男友達にBBAだな!と言われた話

          目覚た瞬間ポジティブ思考を実践しようと試みた話

          最近、毎朝起きるたび「すごい眠い…今日も一日過ごすの面倒くさいなー…」と、ついつい思ってしまう自分のローテンション具合にそこそこ悩んでいた。 そこで以前何かの雑誌で読んだ『目覚めた瞬間「今日も素晴らしい一日がはじまった!」っと思うことで、その日一日のモチベーションをグンと上げる!!』という、メンタルをアレする方法を試してみることにした。 昨日の夜から準備はバッチリである。早めの時間にお風呂に入り、水分をとり、軽く運動をして体を温める。そしてスマホやPCをダラダラ眺めること

          目覚た瞬間ポジティブ思考を実践しようと試みた話

          風呂場をキレイに掃除するハメになった話

          深夜、尿意が軽率にログインしてきたので「寒い…立ちたくない…」などとぶつくさ言いながら起き上がった。 トイレに向かうと電気がついている。義姉宅に遊びに行っていた夫が、どうやら私が寝ている間に帰宅していたようである。 私「入ってんのー?雪だるまつくーろー?ドアを開け…」 夫「ゲロゲロゲロゲロ…(吐)」 私「マジかよおまえ…」 夫「ゲホッ、ウッ、ゲホゲホ…(吐)」 私は私の中の尿意に問いかける。 私「(後、どんくらい待てる…?)」 尿意「(3分)」 私の中のムス

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          叱り方について義母に相談した話

          うちの双子の息子たちは、早生まれな上に早産ときているので、喋ったり、言葉を理解するといった発達の部分がなかなかにのんびりである。 故に、 私「こら!!ソファーで飛び跳ねない!!壊れちゃうぞ!ソファーめっちゃ痛がってんぞ!!!」 息子①「う?(意味が分かってない)やーーーー!ふーーー!(テンション爆上げ)」 息子②「やーーー!!(呼応)ふーーーーー!!(テンション爆上げ)」 と、叱るとかえってテンションが跳ね上がり、ソファーでのジャンプ合戦をさらにヒートアップさせてし

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          寝ない双子に荒ぶる胃をオーバーキルされた話

          ケーキを食べました。チョコレートのシフォンケーキです。マジでおいしいやつ。マジでおいしくて調子こいて2個食べました。これが1時間前の話。 現在、絶賛 激しめ胃もたれ中。 何故1個にしなかった?!!分かってたじゃん!!予想ついてたじゃん!!?今日に限ってイケるって思ったの何でなの?!馬鹿なのかな私は!!!! それでも、それでも子供を寝かしつけなければならない… 我が家の寝かしつけは実にシンプルだ。「部屋を暗くする」「同じ部屋に母(私)を配置する」これだけ。 私が自分た

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          3日続いたら褒めてほしい

          これは私の個人的な日記である。文章を書く習慣もなければ小説を読む習慣すらない私の拙い日記だ。 でももしかしたら誰かが読んでくれるかもしれないので、自己紹介しますね。 はじめまして。私は現在34歳、2歳の双子の息子と愉快な夫、そしてそんな夫を愉快に育てあげた義両親と、義両親宅で同居しております。 真新しいキレイな日記帳をノリで購入しては「今日から毎日書くぞ!!」と意気込み、そのまま日記帳本体を失くすという特技を持っています。よろしくお願いします。

          3日続いたら褒めてほしい