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好きなことをしている人には、絶対に勝てない。

今日はちょっと長めです。
思いをこめて書きました。

私の好きなこと

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私の好きなことはサウナや銭湯、温泉へ行くことです。
よく、趣味が無いからといって頑張って趣味をつくろうとする人がいますが、
私の場合は趣味だと意識したことはありません。


気がついたらサウナに行っていて
気がついたらサウナの歴史を研究していて
気がついたらサウナハットを作っています。

やりたいことをやっているから趣味とか好きだとか考えたことがないのかもしれません。

ヒスイ拾い

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ちなみに私の旦那さんはヒスイ拾いが好きです。
それまでこれといって趣味がなかったそう。

フットサルもやっていますが、運動不足解消が目的で、「頑張ってやっている」のだそうです。

仕事で新潟県に引っ越し、
半年前、糸魚川の海でヒスイが拾えることを知りました。
仕事が休みの時は夫婦で一緒に海へ行きます。

実はヒスイ拾いを始めた当初は
私の方がヒスイを拾っていました。

旦那さんは拾えなくていつも悔しそうでした。
YouTubeで動画や拾い方を勉強し、
地域のおじいちゃんや
ヒスイショップのお店の方に
たくさん話を聞いていました。
博物館へは何度も足を運び、最近は英論文まで読み始めました。

ヒスイは緑色だけではないそうです。
黒、白、灰色があり、
中でも珍しいのは紫色青色だそうです。

旦那さんはついに、
紫色のヒスイを拾いました。
私は一緒に行っても拾えません。
飽きてしまいます。

好きだから勉強できる
好きだから頑張れる
(そもそも頑張るという概念がない?笑)
好きなことをしている人には、絶対に勝てないな。
とつくづく思います。

ここからまた私の話に戻ります

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大学院にいるとき、仲の良かった友達はみんな働いていました。
たまにご飯を食べに行き、研究内容を聞かれることがありました。
もちろん変人扱いされました。

それがいやで、いつも「日本の中世の美術を研究している」なんて適当にかっこつけて
はぐらかしていました。

でも、本当は
「日本の蒸し風呂研究」です。

大学院内でもかなり異色の研究扱いでした。
なにせ風呂や蒸し風呂がでてくる美術、説話、資料をかたっぱしから集めていたので。。。
文系院生なんてただでさえみんな変わっているのに、その中でも異色ってどんなだよ・・・
と思いますが。

ただ不思議と助けてくれる人はたくさんいました。

「私は蒸し風呂研究をしています。サウナが好きだからです。」

と言ってしまえば、
「風呂研究の論文あったよ」とか
「今日この文献読んでたらお風呂のこと書いてあったよ」
とまだ世に出ていないような資料を
先輩や先生が提供してくれました。

他専攻の人たちが情報提供してくれたこともたくさんあります。

過酷だと言われている修士論文も
好きだから書けたのだと思います。
少し自慢しちゃいますが、最優秀論文に選んでもらい、
選抜で紀要論文に掲載してもらいました。
「好き」ということは自分の最大の個性だと思います。


好きなことを続けてみる

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あなたのやっていることは世の中の役に立たない。
お金にならない。
仕事にならない。
それをやったから何になるんだ。

今までたくさんの人たちに言われてきました。



でも私は自分が好きだということは
どんなかたちであれ続けるべきだと思います。

それが仕事でなくても、
趣味の範疇であっても。

世の中の役に立つかどうかなんて知りません。

でも間違いなく自分が生きる活力になります。

私は自分が好きなことを、
同じようにおもしろいと思ってくれる人がいると信じています。


「それ、おもしろいね!」

と言ってくれる人が増えるように
ホームページの更新やっていこうと思っています。



■サウナ歴史研究所





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