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【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ ・・・ 僕は店を飛…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ ・・・ 僕はまた砂の…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ ・・・ 僕は注…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 気付くと、いつの間に…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ ・・・ 僕は彼女…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ ・・・ 僕は夢を…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 「私がどんな気持ちで待っていたかわかる?ポストに入っていた合鍵を見て、どんな気持ちになったかわかる?」 「ごめん。もっと早く戻ってこようと思ってたんだよ。不安にさせたり心配させたりしたのは、本当に悪いと思う。ごめん。」 彼女は、俯いたまま左手で僕の右手の指先をぎゅっと握った。 「公園、行こうか。暖かいものでも飲みながら、少しお話しよう。」 彼女は握った僕の手を見ながらだまっていた。 僕たちは公園
イラスト:セキヒロタカ GWの初めにここで書いた歌「黄砂の風の吹く街へ」のDTM(宅録)での…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 翌朝起きると、僕は一…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 僕らはまた自転車…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 「ひょっとして、斜向…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 僕は、部屋に帰り、仕…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 次の日、僕はどうして…
【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ あれは何年前の冬だったかな。 骨のように白く細くなった月が新月になる前の晩だった。僕が「そのこと」に気づいたのは。 その日はとても晴れていて、放射冷却で外は冷え込んでいたのだけど、ブラインドの隙間から見えた月が気になり、ふとベランダに出たくなった。 原稿締め切りの直前だった僕は、風邪を引いてしまわないように、ファーがたっぷり付いたランチコートを着込んだ。そして、お湯を沸かして温かいコーヒーを作り、蓋付き