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リモートワークでの管理。こうなった以上、いや、もうだいぶ前からメンバーのキャリアを相談できるのは管理職ではない。

今は世の中の変化が早く、コロコロと体制が変わり、それにより異動が頻繁に行われたり、経験の無い所で仕事をする事になったりが当たり前のようになってきました。そうなるとメンバーのキャリアや目標を管理職がじっくり見てあげる事が難しくなっています。また、同一労働・同一賃金制度、40歳からの早期退職募集、終身雇用の崩壊と社内キャリアを管理職が人にレクチャーしている場合でもなく、個人でプロにならなければ収入を確保し続ける事が難しい世の中にもなってきています。

なので、基本的にはキャリアの相談は外の人とやるべきだと言っていました。また、自分が専門家と相談した内容だったり「自分だったらこう行動する」という話すようにしていました。

■やりたい事が明確
自分が部下と話す時は、やりたい事があるかどうかを最初に確認します。あるなら直ぐにそれをやるように進言します。一番成長できるのは夢中になっている時です。問題や課題があっても突破していく、ちょっとした周囲のミスも気にせず突き進めます。大体、やりたくないことをやっている人はこういった事にイチイチ文句を言います。この違いは本当に大きいです。なので、やりたい事がある場合はそのままプロになるよう進めるだけです。プラスして↓の外の視点の内容を話します。
■やりたい事が明確ではない
この場合は2つのアドバイスをします。先ずは、チームの活動を遂行し、気持ちが入らなければ次に行くこと。それを社内で繰り返しやっていく。と同時にキャリアカウンセラーと相談したり、転職サイトに登録したり、セルフブランディングをし、自分の立ち位置を常に見ておくこと。この2点です。何が好きかなんて、色々やってみないと分かりません。なので、社内で色々できるのであれば、次から次へと異動します。と同時にキャリアに関する活動をし、アピールポイントを書き出したりとそういう内容を相談する事で、自分の活動の質を確認できる、また社内の適当な評価だけに惑わされる事がなくなるからです。
■やりたい事が明確ではない、且つ取り敢えず今を継続したい
特にやりたい事もなく、今を継続したい人だったり、子供が小さく、今の負荷で今の難易度で継続したい。そういう人もいると思います。そういった場合は、無理な成長は進めませんし、モチベーションを高める事もしません。
■(稀に)私みたいになりたいという人
自分が読んだ本、参加したセミナー、考え方が知りたいと言ってくれる人にはそれを話します。そのまま学習の習慣がつけば後は勝手に成長していくので、特に何も言いません。何かあれば随時相談です。

という感じで、数パターンで話していました。纏めると↓のような感じです

キャリアの相談

後は、プラスして転職したいという人には社外活動が役に立つかもという事で、自分の経験談を話しました。

”会社以外の活動をやる事で別の会社にいる人に仕事を見てもらう事が出来るんだよ。~という活動をしている中で「今、うちの会社募集してるんだけど来ない?」と声を掛けてもらう事があった。これが良いのは、実際の仕事の仕方を見てもらっての判断であること。と、実際に働いている人がどんな人なのかも分かるから、安心感があるよね。自分はやりたい事が他にあるので、その時はお礼だけになったけど、自信にも繋がるよ。今時、会社に人を紹介したら紹介料を出している会社もあるようだから、積極的に外の環境でアピールしてみるのも良いと思う。思わぬ所から声がかかるかもしれないからね。”

という事で、まだ何にも武器が無いんだよねーというかた。TOCを学んで仕事を進める上でのマインドや型を作る事をオススメします。


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