役に立つ『禅の言葉』54個目。

　毎日役に立つ「禅の言葉」を紹介します。禅とは、自然や身近にある恵みに気づいて感謝すること。心を軽くする言葉を紹介致します。

「無心でお茶を飲む。」

どこでも、だれでも、茶の味は同じ。
趙州和尚はいつでも、誰にでもお茶を勧める。
「あぁ、うまい」と感じる生命力は同じ。

これは考えると深い話ですね。
「生命に貴賤なし」
というところでしょうか。

過去に過ちを犯した人だって、
現在貧しい暮らしをしてる人だって、
お茶がうまい、というのは変わらない。

春夏秋冬変わっても、
20年、50年、経ったとしても、
お茶があれば、潤いや憩いがある。

今現在のお茶に注目する。
注目してないのは、人生を疎かにしている。
ただお茶と自分を見つめる。

No.54　「無心でお茶を飲む。」

道元「禅」の言葉―ゆっくり読む、ゆっくり生きる (知的生きかた文庫)

『禅の言葉』まとめ。