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「ゴールは自分で設定するんでお構いなく」

一緒にスキル習得系の習い事をしていた方と、話していたこと。

「あの場にいると、講師と同じになることがゴールになるよね。それでいいのかな?」

私たち2人は、その場所で学んだことを違う活かしかたをしていて、勝手に講師とは異なるゴールにたどり着いていました。そんな過程を振り返っていくなかで、セミナーや講座の活かしかた・ゴールの話となったのでした。

結果的に2人とも、講師とちがうゴールに辿りつきながらも、かなり楽しく充実した仕事人生を生きている。

…そこで思ったのは、
ひとつのことを習い、それをそのまま生かそうとすることが果たして正解なのか?ということ。

セミナーや講座を受けるという、一歩を踏み出す勇気はとても素晴らしいと思います。安くない費用を払って、自分の人生をよりよいものにしていこうという意識には、私も大賛成。

でも、セミナーや講座で設定されたゴールに向かっていくことが果たして正しいのか?と言われると、実はそうでもないのかも。

学びの生かし方は、人それぞれ違っていいし、
熱心に学びながらも、ゴールは自分で設定するんだという、その大前提を見失わない方がよいと思うのです。

そうしなければ、ロールモデルを追うだけの学びになってしまう。せっかく自分の枠を越えようと受講したのに、実は自分で枠をつくりにかかってしまうことにかるのかも…そんなことを思ったのでした。

自分で学びを生み出す「意識高い系」に見えて、実のところは思考停止に陥っている。それは、すごくもったいないですよねぇ?

得られるもの全部得よう、
そんなマインドで講座やセミナーに参加していることは、いいと思うんです。

でも、

「ゴールは自分で設定するんでお構いなく」の精神で臨むことも大事。見落としがちなことだけれど、本質的に学びを自分の人生に生かしたいと思うなら、その視点で講義を聞いてみるとよいと思うのです。

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