![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/137828082/rectangle_large_type_2_eeec7edcee5c4df96d451bbfa8478cf5.jpg?width=1200)
友達の基準
『友達の基準』って何なんだろう、って思う事ありませんか?
この『基準』については小学生くらいからなんとなく考えていた、というよりは肌で感じていたような気がします。
40代になった今はどうか・・・
どういうわけか最近の方がよく考えています。
人それぞれだとは思いますが私の場合、この『基準』は年齢により変わってきており小学生の頃と今とでは明らかに違います。
みなさんの場合はどうでしょうか?
幼稚園から小学校(特に3~4年くらい)までは『一緒にいて楽しい!』と思う友達と遊んでいました。
というかそんな事も考えず『直感・本能』のみで友達付き合いをしていませんでしたか?
しかし小学校の高学年から中学校くらいになってくるとそう単純なものではなくなってきます。
『クラスの人気者は?』『怖い奴は?』『いじめられっ子は?』などなど・・・
そいつらがまとっている『肩書き』的なものが気になり始めた時期でもありました。
本当はアイツと遊びたいけど『いじめられっ子』だから・・・
一緒にいると俺もいじめられるかも・・・
みたいな感じです。
集団の中での立ち振る舞いがこのスタイルになってしまうと、基本的には大人になっても変わらないような気がしています。
もちろん人によるとは思います。
それでも中には中高生時代から今だに付き合いがある友達も何人かいます。
10代の時は前述した通りですが、20代になり社会人になってからは圧倒的に会社の人との付き合いが増えました。
特に会社員の方はあるあるではないでしょうか?
『会社に馴染まないといけない』『上の人に嫌われてはいけない』など・・・
『仕事の為の人付き合い』が始まります。
好きでもない相手をあたかも好きなように装わないといけません。
そして結婚し子供も出来たりすると、今度は学校や保育園、町内会などの付き合いが始まります。
そしてバタバタと目まぐるしい毎日を過ごしていると、あっという間に30代に突入します。
この頃になるといつの間にか中高生時代の友達とは疎遠になっており、周りを見回して見ると『会社関係の仲間』『親戚』しか残っていませんでした。
それが全然悪いわけではないですし、それなりに楽しい日々を過ごしていましたが何となく『昔からの友達』が恋しくなってきたのもこの頃でした。
30代半ば、SNSの普及などに乗っかり音信不通となっていた『昔の友達』とも再開する事が出来ました。
15年以上は会っていなかったと思いますが、いざ再会してみると昔と違い想像していたより相手に対して『気をつかってしまうなー』という印象を持ちました。
楽しかった事は楽しかったのですが、
おそらく相手も同じ感覚だったと思います。
10代の頃の思い出を抱えたまま再会した、という事もあるのでしょうが『あの頃』と同じような『遊び方』にはなりませんでした。
ここで一旦整理してタイトルにも掲げている『友達の基準』について考えてみようかなと思います。
今まで出て来た人間関係は・・・
・会社の仲間、上司など
・親戚関係
・昔からの友達
主にはこんなところです。
まず『会社の仲間、上司』はどうでしょうか?
これについては『嫌われてはいけない』『仕事を上手く進めるために』という気持ちが少なからず働きます。
なので好き嫌いではなく、なるべく良好な関係を維持していかなければなりません。
こんな関係を『友達』と呼ぶには程遠いような気がします。
しかし、会社の中でも『友達』に近い関係を構築できる人がいます。
かなり個人的な意見ですが、
それはこんな人です・・・
『自分の事を誘っても仕事上では何のメリットもないのに飲み会や遊びに誘ってくれる人』
こんな人は大切にするようにしています。
反対の場合もそうです。
メリットなどに関係なく誘いたくなる人っていうのが会社でも時々現れます。
『親戚関係』はどうでしょうか?
これはある意味、どうしようもない感がありますよね。
無理して頻繁に付き合いをする必要もないかと思いますが、ある程度は必要です。
ただ、この関係にもある程度『嫌われないようにしなければ』『輪を乱さないように』みたいな気持ちが作用します。
親戚の中にも『一緒に飲みに行きたいな』と思う人がいれば飲んだりしていますが、基本的には『友達』とは全く異質の関係であることには違いありません。
最後に『昔からの友達』はどうでしょうか?
この関係については『損得勘定』がありません。
少なくとも私はそう感じています。
極端にいうとメリット・デメリットだけで考えると『何の得もない』関係ですよね。
それでもお互いに何となく会いたくなるのが『友達』といえるのかな、と最近は思っています。
この『基準』は人によりかなりの差があると思われます。例えば・・・
・悩みを打ち明けることが出来る
・2人っきりで旅行にいける
・お互いに適度な気使いができる
などなど・・・
もしかしたら、『そいつの為に体をはれる』『借金でも肩代わりしてやれる』、
という人もいるかもしれませんね。
いずれにしても、それぞれの『基準』で関係を築いていけば良いような気がします。
そして最近の私はこう思っています。
『元気で生きていてくれればOK』
発想がじーさんです(笑)
が、本当にそう思っています。
LINEなどで不必要にベタベタと連絡を取り合う事もありませんし、既読スルーをされても特に気になりません。
会って話すのも年に1~2回あるかないかです。
そういう関係の『友達』が2~3人程度います。
それで十分だと個人的には思っています。
結局、何が『基準』かはよくわかりません。
そもそも、そんなに簡単なものでは無いですよね。
それでも、仲はいいけど『一緒に旅行は無理』とか『お酒の席限定なら』という関係もありますよね?
なので今回、私の独断と偏見で『基準』を無理矢理掲げるとしたら・・・
・損得勘定のない付き合い
・無理に連絡を取らなくても良い
・『アイツ元気かな?』と時々思い出す
・それでも時々、会いたくなる
こんなふうに思っています。
SNSなどでたくさんフォロワーを獲得されている方を見ると非常に羨ましいです。
が、それでもリアルの世界に『友達』と呼べる人が1人でもいる事の素晴らしさを改めて感じています。
さて、長くなりましたがここら辺で一旦終わりにさせてもらおうと思います。
ここまでお付き合い頂き、
ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?