タケヤマサトシ

photographer/writer/写真展「グラウンドの主役たち」(2016年1月…

タケヤマサトシ

photographer/writer/写真展「グラウンドの主役たち」(2016年1月から毎年アオーレ長岡で開催)/新潟高校野球展望号/ベースボール神奈川/月刊高校野球CHARGE!/報知高校野球/Standard新潟/新潟野球ドットコム/球通ベースボールクラブ/松坂世代/

最近の記事

3年ぶりの写真展、備忘録

3月18、19日の2日間、生まれ故郷の新潟県長岡市・アオーレ長岡市民交流ホールDにて3年ぶりの写真展「武山智史写真展 グラウンドの主役たち6 2020-2022」を開催した。 以前の写真展でもnoteに書いていたため、今回も備忘録として書き記す。 以前の写真展備忘録は↓ 何よりも「3年ぶりの開催」当初は2021年1月に女子野球をテーマに第6回写真展を企画する予定で、女子野球の試合やイベントも撮り始めていた。しかし、コロナの影響で全てが白紙状態に。過去の写真も含めた形で「特別

    • 元西武・綱島龍生選手のこと

      12月18日、ベルーナドームで行われた「PERSOL THE LAST GAME」に行った。 イベントの概要は以下のリンク先に記載されている。 僕が見に行った理由はただひとつ。 高校、プロと取材してきた元西武・綱島龍生選手のプレーを「見届ける」ため。ずっと取材してきた者として「行かなければならない」という義務感に駆られた。 綱島選手はEAST DREAMSの7番・セカンドで出場(途中からサード)。 ベルーナドームといえばデーゲーム時特有の、ドームの隙間から差し込む光が大き

      • 2回目のzoomオンライン写真展備忘録

        昨夜(2月5日)、昨年に続きzoomを使ったオンライン写真展を開催した。 (前回の話は↓) 本来ならばこの時期に以前のようにアオーレ長岡での写真展開催を予定していた。昨年は1月16、17日に開催予定だったが年明けに緊急事態宣言が出て中止に。「1月はまた感染者が増えるかもしれない」と思い、例年の1月開催をずらして2月か3月の開催を考えていた。 しかし、以前noteに書いた通り、9月に白内障を患い予定が大幅に狂う。秋以降にも写真展作品用の撮影を考えていたが、それどころでは無

        • スタジアムの風景

          甲子園球場。暗い通路を抜け、視界にパーッとグラウンドが広がる光景はいくつになっても胸が躍る。 横浜スタジアム。カクテルライトに浮かんだボールパーク。 親子揃ってベイスターズを応援! 筒香選手が打席に立つと、ファンは両手を前に突き出す! ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム。イースタンリーグの試合後、球場の外ではリングが設置され「KAIENTAI DOJO」の熱いバトルが繰り広げられる。 ハードオフエコスタジアム新潟。新潟高校野球部の名物応援「丈夫(ますらお)」。夏の全校

        3年ぶりの写真展、備忘録

          白内障手術備忘録

          2021年がもうすぐ終わる。 ふと振り返ると1月、予定していた故郷・新潟での写真展開催中止に始まり、耐える一年だったと思う。 その中で、まさか自分が人生初入院・手術を経験するとは思ってもいなかった。これまで健康であった体が、そうで無くなる。自分が病人となって健康であることの大切さはもちろん、様々なことに気付かされた。 一年最後の日でもあるため、10月の白内障手術について備忘録としてつらつらと綴りたい。 ふとした異変それは9月の半ば頃。朝、目を覚ますと今までとは違った感

          白内障手術備忘録

          zoomオンライン写真展備忘録

          1月16日夜、前回のnoteでも書いた「zoomオンライン写真展」を開催した。参加者は60人弱。zoomでこれだけの人前で話すのは初めてだったため、始まる前はかなりの緊張感があった。 参加された方の声を聞くと「これまで新潟になかなか行けなかったため、オンラインで写真を見られて良かった」「新鮮な感覚だった」などの感想が出てきた。 その一方で写真紹介中に画面が突然緑になる不具合や、参加者によっては音が聞こえなくなる場面も出ていた。僕自身もイベント中や終了後、不思議な「モヤモヤ

          zoomオンライン写真展備忘録

          zoomオンライン写真展とstand.fm

          「(写真展まで)あと3週間、やるべきことは多い」 前回、年末に書いたnoteでこう最後に結んだ。しかし、そこから状況が一変した。年明け早々、「緊急事態宣言発令か?」など不穏な展開に。 これまで写真展に関しては僕一人の判断で決めてきたが、今回ばかりは新潟にいる近しい方々に相談し意見を聞いた。「PCR検査を受け、陰性だと証明した上で開催した方がいい」「この状況の中、無理してやる必要があるのか」と様々なご意見を受けた。開催か、中止か・・・。考えていく中で「こうなったら中止にしよ

          zoomオンライン写真展とstand.fm

          6回目の写真展に向けて

          来年1月16日、17日の2日間、生まれ故郷の新潟県長岡市にあるアオーレ長岡・市民交流ホールDで6回目の写真展を開催する。 【写真展開催日時】 2021年1月16日(土)、17日(日) 【開催場所・時間】 アオーレ長岡・市民交流ホールD(新潟県長岡市) 16日・12:00~19:00 17日・9:00~17:30 【入場料】 無料 【写真展概要】 2016年1月から始まった武山智史写真展「グラウンドの主役たち」。 6回目となる今回は「特別編」と題し、過去の写真展で展示した

          6回目の写真展に向けて

          2009年8月26日のmixi日記から

          今から11年前、mixiの日記で書いた夏の甲子園決勝・中京大中京対日本文理戦のこと。 以下、再録。 ※ ※ 試合終了後、中京大中京の校歌が流れる中、涙が止まらなくて 首に巻いていたタオルで顔を覆った。 当事者でもないのに、声を出して泣いた。 悔しさほとんど、嬉しさ、ビックリしたという思いが少しという感覚。 勝ったら泣くんだろうな、とは思ったけど、まさか負けて泣くとは思わなかった。 日曜、東京ドームで都市対抗野

          2009年8月26日のmixi日記から

          2009年秋〜2010年の岡田幸文選手で思い出す事

          昨日、楽天の石井一久新監督就任が発表された。 コーチ人事の中で驚いたのが岡田幸文一軍外野守備走塁コーチ就任だった。 BC栃木には千葉ロッテから「派遣」という形だったため、 いつかロッテに戻ってくるのではと思っていたが、楽天に先手を取られた形なのだろうか。 そして同時に、『「下剋上」から10年か…」と 年月が経ったことを改めて感じた。     ※          ※ 2009年秋、僕は千葉ロッテ球団サイトの仕事として 鹿児島県薩摩川内で行われていた2軍キャンプ

          2009年秋〜2010年の岡田幸文選手で思い出す事

          +12

          TOKYO草野球2020(早春〜秋)

          TOKYO草野球2020(早春〜秋)

          +12

          2002年6月

          毎年6月になると、ふと思い出す2002年6月のこと。 1964年の東京五輪を知らない身としては、2002年のサッカーW杯は初めて体験する世界的なスポーツイベントだった。 当時はまだ何者でもない頃。横浜でのクロアチア対エクアドルのチケットを入手し、試合前のスタジアム周辺を撮りたくなった。 機材はまだデジタルではなく、フィルムだった。 この時の経験があって、昨年のラグビーW杯決勝の風景を撮りたくなったのは間違いない。 気がつけば日韓W杯から18年も経過していたのか.

          1年前の写真から

          昨年のこの時期に新潟・妙高の野球場で撮影した写真。 この球場は初めて訪れた場所だったけれど、球場の遥か後方に見える風景にとても惹かれてしまった。 次第に、あの山々と選手を絡めた写真が撮れないかと思い、狙ったのがこの写真。 イメージしたのはゴルフのティーショット。 毎年、今の時期は取材で新潟に滞在している。 新緑の高田公園、能生の高台から見える風景、 遠く見える妙高の山々、信越線の車窓から広がる海岸線... 当たり前のように毎年見てきた光景だった。 これらの

          1年前の写真から

          ドラマ「夏子の酒」を久々に見て

          先日、久々に1994年放送のドラマ「夏子の酒」(主演・和久井映見)を見た。 当時は中学1年生。同じ時間帯の「とんねるずの生ダラ」を基本的に見ていたため、ドラマ自体は断片的にしか覚えていない。 物語の舞台は新潟県和島村(現・長岡市)。東京でコピーライターをしている主人公・夏子が急逝した兄・康男(中井貴一)の意志を受け継き、「日本一の酒」を作るため実家の造り酒屋に戻り奮闘する物語。 ドラマのモデルになったのは和島の久須美酒造。 今改めて考えると、トレンディードラマ全盛だっ

          ドラマ「夏子の酒」を久々に見て

          「zoomオンライン写真展」をやってみて

          前回のnoteにアイディアの一つとして記した「zoomオンライン写真展:を実験的要素で昨夜、第1回を開催した。 最終的には10名が参加。僕の事をよく知る方から初対面の方、写真を生業にする方からそうでない方まで。多種多様な方に参加頂いた。 初めての試みだったため、至らぬ点は幾つかあった。 その中で気になったことを箇条書きで。 ①スライドショーのタイムラグこのオンライン写真展はzoomの画面共有機能を使い、写真を見せる形を取った。当初の想定ではスライドショーに合わせて写真

          「zoomオンライン写真展」をやってみて

          zoomオンライン写真展の可能性

          「STAY HOME」の生活となって以降、オンラインミーティングアプリのzoomを使うことが増えている。 知人との情報交換。オンライン飲み会、リモート取材…。 そんな中、思いつきでこんな呼びかけを自分のSNSでやってみた。 参加者は僕含め6人で、同業の方が半数で全員のつながりは野球。 初対面の方もいたけれど、徐々に白熱していくおしゃべりは想像した以上の熱気になった。 この「第1回zoomおしゃべり会」を終えて、ふと考えた。 「この感覚、あの時と似ている…」 あの

          zoomオンライン写真展の可能性