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2回目のzoomオンライン写真展備忘録

昨夜(2月5日)、昨年に続きzoomを使ったオンライン写真展を開催した。

(前回の話は↓)

本来ならばこの時期に以前のようにアオーレ長岡での写真展開催を予定していた。昨年は1月16、17日に開催予定だったが年明けに緊急事態宣言が出て中止に。「1月はまた感染者が増えるかもしれない」と思い、例年の1月開催をずらして2月か3月の開催を考えていた。

しかし、以前noteに書いた通り、9月に白内障を患い予定が大幅に狂う。秋以降にも写真展作品用の撮影を考えていたが、それどころでは無くなった。10月には手術することになったけれど、日々過ごす中で「今回は厳しい」と判断し開催を見送った。

そんな中で「このまま終わっていいのか?」という気持ちも徐々に生まれてくる。アオーレ長岡での開催がダメなら、前回のようにzoomを使ったオンライン写真展ができるじゃないか。そんな気持ちもあって2回目のオンライン写真展の開催を決めた。展示(紹介)したのは以下の通り。

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今回、開催するにあたり前回の反省を踏まえて、幾つか改善した点はあった。前回は途中から内輪話になってしまい、アンケートでは「白けてしまった」という声も出ていた。メリハリを付ける進行・構成を意識し第1部で作品展示(紹介)のセッション、10分間の休憩を挟んで第2部で質疑応答やリクエストに答えるセッションの2部構成に。第1部の最後には写真に関連のある方に話を聞くコーナーも設けた。参加人数はルーム上限100人に迫る96人。昨年一度経験したせいか、僕自身は落ち着いて話すことができた。たぶん、ところどころで熱が入ってしまい早口気味になっていたかもしれないが。第1部は時間が予定していた20時45分をオーバーする21時5分終了。約1時間ずっと喋っていた。第2部では約30分、延長戦(実質第3部)もあって正味2時間。終わってからは疲れが一気に出た。

一日明けて午前中、早速参加者アンケートをメールで参加した方々に送信した。既に20通以上アンケートが届いているが、読んでいると「こんな発想もあるのか」「これは気付かなかった」とハッとさせられることも多々ある。このご意見、ご感想が僕にとってはとても大事で、次回開催する上での大きな参考意見になっている。

今回、アンケートの中で「zoomオンライン写真展を有料で開催するのはアリだと思いますか?」という質問事項を入れた。実は昨年、写真展だけでなく絵の個展に足を運ぶようになった。額に飾られた絵画の下には値段が書かれていて、「絵画だとこういうやり方なんだ」と気付かされた。アオーレ長岡での写真展は非営利目的なら会場費は無料。逆に営利目的ならば会場費を払う。僕の場合は前者だった。

「写真展で収益出すことも考えるべきじゃないのか」

そんな事も考え始めている。

「そろそろ回収のステップに来ているかもしれませんね」

毎回写真展に参加している知人からもLINEでこんな助言を貰った。

昨日、写真展が終わった直後に「こうすればもっと良かったかもな」「この点はどうにかしないとな・・・」と余韻に浸る間もなく次回に向けて考え始めていた。試行錯誤の繰り返し。そんな感じだ。理想はアオーレ長岡での開催とzoomオンライン写真展の両輪・・・まだまだ改善、改良の余地はある。

写真展の途中、冬の新潟独特の柔らかな太陽の光について喋っていたら、ふとYoutubeのこの動画を思い出した。

「報道ステーション」キャスター・大越健介さん(新潟出身)が最後のメッセージで(動画の29分ごろ)「寒くて鉛色で、雪もちらつく新潟の冬がとても温かいものだと今更ながら気付いた」と言っていた。新潟で生まれ育ち、東京で生活している僕にとっても共感する一言だ。実は新潟の野球を通して、新潟の風景や季節感も写真で切り取っているんじゃないかと思ったりもする。実はそれがオンラインも含めて写真展を続けている理由の一つかもしれない。

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