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著者:ジョン・ウッデン/スティーブ・ジェイミソン 
出版社:ディスカバー

■問題提起

私達は、自分が思っているよりはるかに大きな影響を他人の人生に及ぼしている。そのため、指導者、教師、コーチには、みずからの責任の重大さを認識しておく必要がある。

■選書理由

トップコーチの人の育て方への興味

■問い(明らかにしたいこと)

伝説のコーチはどのように人を育ててきたのか?

■ポイント: 《指導者の資質》

細部にまで細かく気を配る
人間心理を深く理解している
きらりと光る才能を見抜く観察力
自分の専門分野に関する総合的な知識 
単に勝つことよりも高い基準にこだわる

《指導者の習慣》

教えていた有益な習慣 
無私の精神 たゆまぬ努力
前向きな姿勢
自制心
体調管理
注意力
粘り強さ
忠誠心
情熱
基本の徹底

《指導下にあるひとたちの4つを磨く》

1.人格を磨く
2.建設的なものの見方を教える
3.価値観を教える
4.模範を示す(聖なる任務)

《響いたメッセージ》

・最も多く間違いを犯したチームが勝利する。

・“最善の努力をする限り、それは失敗ではない“

・最善の努力をすれば、常に勝つ 自分が最善の努力をしたかどうか知っているのは、この地球上にひとりしかいない。

・成し遂げたことではなく、成し遂げられたはずのことを基準に自分を測ることを教える。

・自分がなれる最高の自分になれるように努力しろ、他人から学べ、人よりも優れたひとになろうとするな、そのかわり、自分がなれる最高の自分になるよう一生懸命努力しろ!

・勝つことより、高い基準を目指す。

・試合に勝っても勝者ではない。

・プロセスがすべて

強さではなく、優しさで、恐怖心ではなく誇りで、人を動かしなさい。

・指導者とは、人々に意欲を起こさせるための銃を必要としない人のこと。

・何かを信じ、それを実践していきることは、人格の証。

・持っているものは人によってことなるが、それを最大限に発揮する機会は誰にでも平等にある。


 ■学び

伝説のコーチは「プロセス」を大事にする。
伝説のコーチは、メンバーを愛し、敬う。
伝説のコーチは、一時の勝利に溺れない。
伝説のコーチは、目立たないメンバーにも気を配る。
伝説のコーチは、選手一人ひとり、そしてチームが最高の自分を引き出せるように指導する。
伝説のコーチは、結果ではなく「高い基準」にフォーカスする。

■アクション

《チームを成功に導く6つの条件》
を、チームを成功に導くために活用する。

1.勤勉に努力していること
2.情熱を持っていること
3.精神面、肉体面、道徳面でのコンディションが万全であること
4.基本に忠実であること
5.チームに貢献する気持ちをもっていること 6.細部にまで行き届いていること


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