Sato

20歳まで生きれないと言われた兄と過ごした日々が、世界を旅し、海外に移住した今のわたし…

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20歳まで生きれないと言われた兄と過ごした日々が、世界を旅し、海外に移住した今のわたしにつながっています。 そんなルーツや世界一周のストーリを綴っていきます。読んでくださる皆さんと小説作品に仕上げていきたいです。気になることやリクエストなど是非メッセージください♪挿絵も募集中です

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■なにをするサークルか Satoの小説作品を一緒に作り上げていくことを応援したり、プロデュースしたりすることに興味のある方が交流する場です。 メンバーの皆さん同士も好きなことをして楽しく活動できる場に育てていきたいです♪ ■活動方針や頻度 掲示板での随時交流を予定しています。 ・Sato小説の意見交換会 ・作品の進捗報告 ・出版、映画化までの奮闘記 ・メンバーとの人生相談会 など… ■どんな人に来てほしいか 小説を読むのが好きな人。 Satoの夢を応援してくださる方。 一緒に好きなことや楽しいことをしていきたい方♪ ■どのように参加してほしいか 見ているだけでも大丈夫です。 デザインやSNSの運用など得意な方は是非サポートして欲しいです。 あったかい場にしたいので、誰かの発言を否定・批判するのはNGです。

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    ¥300 / 月
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マガジン

  • 世界教室 〜地球一周バーチャル冒険〜

    2011-12年、海外からオンラインで日本の高校や大学と繋いで行うライブ授業「世界教室」と世界の街を走って旅する「旅ラン」をしながら世界一周約40ヵ国を旅しました。海外に行けない今だからこそ、一緒に行った気分になれる世界一周冒険記を連載していきます。https://tabi-labo.com/71214/takaharatravel?fbclid=IwAR02tuemFrot43cwa_iLfXRgqmk1emg8EjkwnqnKBiCEAe9iIGQqtt08BNE

  • 制作日誌

  • 毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。

    3歳で原因不明の病に冒され20歳まで生きられないと言われた兄にまつわる数々のストーリーをvol.1~vol.14まで連載していきます。読んでくださる皆さんとひとつの作品に仕上げていきたいです。気になるところやリクエスト、感想など是非メッセージください♪

最近の記事

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完結編【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

20歳まで生きれないと言われた兄にまつわる数々のストーリ。これは幼少期から順に連載した小説を全編+あとがきまでまとめたものです。 Vol.1 おすし兄の好物だった、おすし 。毎年5月31日、わたしは決まっておすしを食べている。            * 発作が治まり、また束の間の穏やかな時間が流れ始めた。母は一息ついてソファに横になった。わたしはパイプ椅子に腰掛け、ぼんやりと兄を眺めている。いくら危篤と言われてもまるで実感がない。悲しくてその現実を受け入れられないのでは

    • 【世界教室】世界一美味しいパスタに出会ってしまった!

      2011-12年、海外から日本の学校とオンラインで繋いで行うライブ授業「世界教室」と世界の街を走って旅する「旅ラン」をしながら世界一周約40ヵ国へ🌎 海外に行けない今だからこそ、一緒に行った気分になれるバーチャル冒険記を連載しています☺︎ 世界教室&旅ランの詳細はこちら 旅中に食べて美味しかったものは、常に日記の裏に書き留めていた。マレーシアの盛り盛りご飯、タイのフルーツジュース、中国の汁なし坦々麺、ネパールのモモ、チェコのクルクル巻きシナモンパン、クロアチアのシーフードリ

      • 毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。BGM

        す、す、すごい!!コンポーザー/ディレクター/作詞家の北島美奈さんが小説「毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。」のイメージBGMを作ってくれました❗️この小説を読んでメロディが降ってきたらしい!さすがプロー!!とーーーっても素敵なので是非聴いてみてください♪ 小説はこちら↓ https://note.com/satokotsuchi/n/ncc0af0e023b1

        • 小説BGMが出来ました!!

          す、す、すごい!!コンポーザー/ディレクター/作詞家の北島美奈さんが小説「毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。」のイメージBGMを作ってくれました❗️この小説を読んでメロディが降ってきたらしい!さすがプロー!!とーーーっても素敵なので是非聴いてみてください♪ BGMはこちら!

        • 固定された記事

        完結編【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

        • 【世界教室】世界一美味しいパスタに出会ってしまった!

        • 毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。BGM

          毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。BGM
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        • 世界教室 〜地球一周バーチャル冒険〜
          6本
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        • 毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。
          17本

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        • 小説をアップして感じたこと&こんなコメント頂きまし…

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        記事

          韓国語版も出来ました!!

          英語版に続き、韓国人の友人が「毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。」を韓国語版にしてくれましたーーー!!感謝しきれません!! タイトルは、日本語では 「"決まって"おすしを食べている」 ですが、韓国語にすると"いつも" と "必ず" のどちらかになるみたい。どっちが合うかなーと悩んだけど、いつも"항상"を使いました。 감사합니다!! 韓国語版はこちらから♪

          韓国語版も出来ました!!

          英語版も出来ました!!

          フィリピン人の友人&翻訳家が「毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。」を英語版に翻訳してくれましたーーー!!!感謝しかない!! これで海外の友人達も読める様になりました:) 翻訳してもらってなるほどなーと思ったのは、 1. 英語には"お"をつける習慣がないので おすしではなく "Sushi" にした 2. "ダンプじいちゃん" の"Dump"には英語では違う意味があるから、わかる様に "Dump truck" とした 3. "仲の良い三家族" は英語でピッ

          英語版も出来ました!!

          매년 5월 31일, 나는 항상 스시를 먹는다.

          vol.1 스시 오빠가 발작을 일으켰다가 다시 진정을 찾으며 잠깐 동안의 평온한 시간이 흐르기 시작했다. 엄마는 한숨 돌리며 소파에 몸을 뉘었다. 나는 접이식 의자에 걸터앉아 멍하니 오빠를 바라본다. 아무리 위독하다지만 전혀 실감이 나지 않는다. 슬픔을 이기지 못해 현실을 부정하는 것이 아니다. 분명 시간이 지나면 지금 이 순간도 웃으며 이야기할 수 있는 날이 올 거라고 굳게 믿고 있었다. 미적지근한 병원 1인실에 내리쬐는

          매년 5월 31일, 나는 항상 스시를 먹는다.

          I always eat sushi every year on the 31st of May

          A collection of stories about my brother who was told he would not live to be 20 years old. A compilation of all the serialized novels beginning from his childhood. Epilogue included. Vol.1 OsushiMy brother’s favorite food, sushi. I always

          I always eat sushi every year on the 31st of May

          おりがみクリエイターだった兄の作品集

          Vol.5 おりがみでは、兄の得意だったおりがみ個展を開いたストーリーを綴っています。 そして、我が家の壁には、額に入れて今でもいくつか兄の作品が飾ってあります。 この機会に母にお願いして写真を送ってもらったのだけれど... だいぶブレブレです笑笑 なんなら額に反射して撮影した母が写り込んでしまっています笑笑 日に焼けて色もちょっと変わってしまっていました。 なんとか見られる作品集はこちら↓ 人気No.1だった「おけさ」 地元愛たっぷり「助さん格さん水戸黄門」

          おりがみクリエイターだった兄の作品集

          【世界教室】vol.5 カンボジアで体感した教育とインフラと平和

          2011-12年、海外から日本の学校とオンラインで繋いで行うライブ授業「世界教室」と世界の街を走って旅する「旅ラン」をしながら世界一周約40ヵ国へ🌎 海外に行けない今だからこそ、一緒に行った気分になれるバーチャル冒険記を連載しています♪ 世界教室&旅ランの詳細はこちら カンボジアのシェムリアップでは、「Relax & Resort Angkor」というゲストハウスを拠点に有名な遺跡群を巡った。部屋は掃除が行き届いていて、テレビ、冷蔵庫にエアコンまで備わっている。おまけに、

          【世界教室】vol.5 カンボジアで体感した教育とインフラと平和

          Vol.14 兄のいないセカイ 【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          20歳まで生きれないと言われた兄にまつわる数々のストーリ。幼少期から順に連載しています。毎週土曜日更新中。 わたしの道大学を卒業し、わたしは初めて実家を出て上京することにした。医療や介護にどっぷり浸かっていたこれまでの環境から脱し、キラキラとしたOLへ羽ばたくことを夢見ていた。 しかし、結局はこれまでの人生に導かれるように、介護の道へ舵を切っている自分がいた。兄の様に障がいがあっても、どんな人でも外出することを諦めない世の中を創りたい。就職活動を進める程にその想いは膨らん

          Vol.14 兄のいないセカイ 【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          Vol.13 お別れ【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          20歳まで生きれないと言われた兄にまつわる数々のストーリ。幼少期から順に連載しています。毎週土曜日更新中。 お別れに向けて父と母がリビングでお通夜やお葬式について話している間、わたしは兄の頭を撫でたり、顔を摩ったりしていた。けれど、やっぱり彼はずっと穏やかに眠ったままだった。 少し経ってから彼氏やサークルの親友が様子を見に家まで来てくれた。その時は悲しくて泣くというより、心の中が空っぽになってしまった様で、むしろ何の感情もなく笑顔が作れた。 どこからともなく葬儀屋も現れ

          Vol.13 お別れ【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          Vol.12 旅立ち【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          20歳まで生きれないと言われた兄にまつわる数々のストーリ。幼少期から順に連載しています。毎週土曜日更新中。 Vol.11 太陽 はこちら 最期の思い出姉が来てからは、交代で兄の容態を見守った。たとえ代わると言っても、結局母はうとうとするだけで兄のそばを離れることはなかった。 兄は時折体を左右に激しく揺さぶり、頭をベッドの柵に打ち付けて発作を起こした。発作の間、わたし達は彼の肩をベッドに力いっぱい押さえ付けた。どこにそんな力を蓄えていたのか不思議なくらい、彼は抵抗する。

          Vol.12 旅立ち【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          Vol.11 太陽【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          20歳まで生きれないと言われた兄にまつわる数々のストーリ。幼少期から順に連載しています。毎週土曜日更新中。​ Vol.10 インドはこちら ゴミゼロの日応急処置の手術をしてから約2年。あの手術は本当に必要だったのかと疑問さえも消えた頃、兄の容体は急変した。それでも、いくつもの危機を乗り越えてきた彼だから、当然また過去の武勇伝のひとつになるだろうと信じていた。 母とわたしが泊まり込みの看病を始めてからもう10日が経とうとしている。 ゴミゼロの日。それは付き合っていた彼氏

          Vol.11 太陽【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          子どもの病気と子育てについて読者と対談してみた 〜助けてくださいと言える今〜

          小説「毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。」を連載してから、嬉しいことに、同じく病気や障がいのある家族をもつ読者からも様々なコメントを頂いています。読者のひとりでもあり、病気をもってうまれた息子さんの子育てに奮闘するMさんと対談してみました。 M:Vol.1 おすしは、自分の経験や思い出が重なって泣きながら読みました。 Sato:ありがとうございます。Mさんの息子さんにはどんなご病気が? M:予定日から2ヶ月も早くうまれて、心臓には2個穴が開いていたの。心房

          子どもの病気と子育てについて読者と対談してみた 〜助けてくださいと言える今〜

          Vol.10 インド【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】

          20歳まで生きれないと言われた兄にまつわる数々のストーリ。幼少期から順に連載しています。毎週土曜日更新中。 突然の電話わたしは大学で地域福祉を専攻したものの、高校時代にタイタニック主演のレオナルド・ディカプリオにドハマりして以来、海外への興味も膨らんでいた。海外プログラムを見つけては参加し、オーストラリア、カナダ、バングラデシュに行かせてもらった。そして、ゼミでは途上国開発に名のある教授に出会い、ユネスコ派遣の一員としてインドに行くチャンスを手に入れた。 日本全国から10

          Vol.10 インド【毎年5月31日、私は決まっておすしを食べている。】