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【愛情のかけかた、伝え方 -与えた分だけ愛の種が育つかかわりかたとは】


時代をとわず、親たちのほとんどが(程度の差、表現の差、その頻度はあれど)産まれてきた我が子を愛し、慈しみ、この世に生まれてきてくれたこと、自分たちのもとにきてくれたことに感謝しながら、我が子の成長を見守っていることと思います。

でも、実は「愛情」が大きければ大きいほど、子どもが豊かに育つわけではないことも知っておかなければならないと思うのです。そう、なぜならば、「親の愛情」には二面性があるから。

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アメリカ・イェール大学の米イェール大学チャイルド・スタディ・センターのJohn Coffey氏率いる研究チームによると、子どもとのコミュニケーションにおいて、親が子どもに対して「思いやりをもち、それを示すこと」が大切だそう。それがあれはわ、例え激しい衝突が生じても、思いやりを示すことができれば、子どもは親から愛されていると感じるのだそう。

では、思いやりって?

私が思う思いやりは、相手の立場に立つこと。例え相手に同調できなくとも、相手に腹がたっていようとも、相手に傷つけられようとも、「あなたの気持ち分かるよ」と寄り添うことだと思うのです。

2歳ごろから始まるイヤイヤ期。その解決策も、実は、頭ごなしに否定することはおろか、諭すこと、「もう知らない!」と遠ざけることはすべて逆効果で、本当はイヤだ!イヤだ!とする子どもに対して、「分かるよ、分かるよ」と寄り添い抱きしめるのが正解だとか。たとえその場で強く嫌がられようとも!

そう、先に触れた愛情の二面性とは、「1.相手の立場に立った思いやりのある愛」と「2.独りよがりで思いやりのない愛」のこと。

思いやりのある愛とは、惜しみなく相手にGIVEし続けつつも、もし仮にこちらがしてあげたいGIVEを、相手が求めていないのなら、相手の立場を尊重し引けるかどうかであり、2.の自分よがりの愛とは、自分目線で、相手に良かれと思い(こみ)相手にGIVEを押しつけてしまう類のものだと思っています。生きていれば何度となく耳にしてきた「あなたのためよ」って実は、ほとんど「自分の(欲求を満たす)ため」だったりするから、ごく自然にしてしまいがち。

そして、今日この投稿を書きたかったのは、これって親子関係のみならず夫婦間のパートナーシップにも言えるなとおもうのです。風邪ひくからベッドで寝たら?とか、表面的には思いやりのようで実は自分が単に気になるからとか、風邪ひかれたらやっかいだからであって、相手にとっては余計なお世話だったりしますものね。

愛は与えるだけが愛ではなく、思いやりをもって寄り添うことなのかもしれません。今日一日、大切な人に思いやりを持って寄り添うことができますように。

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