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今夜のうちに!溜まった怒りを手放す方法
Satokoです。オンラインヨガ瞑想スクールLokahを運営しています。
▼この投稿の内容は音声でもお聴きいただけます。
私の瞑想のレッスンで、「心を洗い流す瞑想」を行っています。
これは瞑想の中で詰まっている感情を水で洗い流すイメージをしていくものなのですが、なかなか上手くいかない方もいらっしゃいます。
感情と言っても色々ありますが、一番強いのが怒りの感情ですね。
怒りは赤くて強いエネルギーです。めらめら燃えているときは、水のイメージだけではなかなか消えないものです。
なので、少し弱火にしてから水で流すといいですよといつもお話ししていますが、今日はその弱火にする方法をご紹介します。
これはお腹の底にくすぶり続けている想いを解放するためにも使えます。
昔誰かに言われたことがずっとわだかまりになってる、など古い記憶、誰だってあります。
まず、燃え盛っている、くすぶっている感情を紙に書き出してください。この時、ノートや手帳ではなく、ぺらっと一枚の紙を使います。
書くことは、整った文章である必要はありません。単語を並べるだけでもいいですし、きれいな字で書かなくても大丈夫です。
誰にも見せないので、自分が分かればそれで充分です。
例えば、私は怒っている、イライラしている、悔しい。何でなのか? 何に対してなのか?など、とにかくもう出なくなるまで、どんどん書き出していってください。
そして、書き終わったな、と思ったら、その紙をダーッとシュレッダーにかけちゃってください。
はい、終了。それだけです。
シュレッダーない場合は小さくたたんで鋏を入れてもいいです。誰かに読まれると厄介なので、読めないくらいに小さくしてくださいね。
そんなこと?と思うかもしれませんが、それだけで感情がすーっと引いていきます。
感情は形はありません。自分でもそれが何であるかよく分かっていないこともあります。それを言葉という形にして書き出すことで、それが何なのか自覚できます。
そして物理的に消滅させることを自分の手で行い、その様子を目で見ることで消えていくイメージをしっかり作ることができます。
大概の場合、強い怒は人間に向いていますね。でも、相手を否定しても相手は変わらないことが多いです。そして、逆に自分が悪いと思ってしまうと辛くなるだけです。
なので、まずはこの方法で温度を下げて。
温度が下がってくると、それよりもっと大事なことがあることに気が付いたりします。
そしてその大事なことの方に集中することで、怒りの原因になっていたことの重要度が徐々に下がっていきます。
嫌なことでも頻繁に思い出していると重要な情報として脳内にしっかり記憶が刻まれてしまうのですが、重要度が下がっていくと、脳内でいらない情報として消去されていきます。
それでだんだんどうでもいいや、と思えてきます。
「手放す」とは、そういうことです。
無理に自分の心から引きはがすのではなく、重要度が少しずつ下がって、自然に離れていくことなんです。「赦す」というのもそれとほぼ同じことなのではないかなと、私は思います。
金曜日、今週溜まった感情がある方は、もう今夜のうちにシュレッダーにかけてしまいましょう。そして心軽やかに週末をお過ごし下さいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
またのご縁がありますように。
Satokoでした。ナマステ。
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