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さとフィス
2023年8月28日 17:09
夕方、子どもたちを保育園へ迎えに行った。車の中で二人に伝える大ニュース。「なんと、今日は...お母さんが帰ってきましたー!」「やったあーーーーー!イェーイイェーイ!」四歳の長男は大はしゃぎ。二歳の次男も「おかぁしゃん?いるの?」とニコニコしている。一週間ほどの入院期間、二人ともよく頑張ってくれた。私も子どもたちがいたから頑張れたと思う。そして、妻と子どもたちは涙涙の再会を果た
2023年8月25日 19:01
病院へ向かう道中、嫌な緊張感をおぼえた。胃の奥がキュッと締め付けられ、心臓の音が体内に反響するように大きく鼓動した。ハンドルを握る手は冷たいのに汗ばんでいる。妻が帰ってくることが嬉しかった。けれど、妻の本心に触れるのが少し怖かった。宣告からの二日間をどんな気持ちで過ごしたのだろう。もしかしたら、悩んでいたのは自分だけかもしれない。妻ならあっさりと全て受け入れているかもしれない。私
2023年8月23日 20:06
ダウン症宣告から一夜明けて、慌ただしい一日が始まった。ご飯の支度に洗濯に、家事全般をこなして4歳と2歳の子どもの世話。母親が入院中なので、彼らのメンタルも少しナイーブだ。朝一で「かあさんは?」と聞いてくる2歳児には「病院に入院してるよ」と嘘をつかずに答える。一日に20回くらいはこのやり取りがある。けれど、泣くでも駄々をこねるでもなく、「ちゅーしゃかぁ!」と言って謎の納得をしてくれる。
2023年8月22日 22:28
令和5年8月某日、我が家の第三子が産声をあげた。体重2300gの小さめに産まれた男児は、分娩直後すぐさまNICU(新生児集中治療室)に入院することになった。朝6時頃の出来事だった。私は上の子2人の面倒を見ないといけないので、出産に立ち会うことは出来ず、赤ちゃんと初対面したのは昼前くらいだったと思う。生後数時間の赤ちゃんは保育器に入れられていた。象の鼻を機械化したみたいな呼吸器が装着