自分の気持ちを表現するためにお金を使うというのはどういうこと?
こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。
お金の使い方で最近気になるものがあります。必要だからお金を使う、欲しいからお金を使う、というのものとは次元が違うお金の使い方です。
具体的には感情表現としてのお金です。
YouTubeに登場した投げ銭機能
いつ頃だったかは忘れましたが、YouTubeで気がついたら投げ銭機能が追加されました。
これはライブ配信サービスなどで気に入った人に投げ銭を入れるのを、おそらくマネして取り入れたもののように思えます。
これがYouTubeにも導入されたことで、以前に増して投げ銭を投じるお金の使い方が珍しくなくなっていくのではないかと考えています。
こういったお金は、相手を応援したい、共感できる、と思ってお金を出すわけですよね。
何か商品やサービスが欲しいからではなく、自分の感情を表現するためにお金を出しているわけです。
感情表現としてお金を使うことはどういうことか?
感情表現としてのお金には定価がありません。
自分で出すお金は自由に決めることができます。
たくさんお金を出した方がすごい、相手に認知されやすいというのもあるかもしれません。
しかし、お金の量をたくさん出す人が感情表現として優れているというものでもありません。
お金は伝統的には、価値の尺度を表すものだとされていますが、こういったお金の使い方はその伝統的なお金の機能からは説明が難しい気がします。
自分でもまだ十分に整理はできていないのですが、ここに何か新しい風を個人的に感じています。
感情表現としてお金を使うこと自体は新しくないが手法は新しい
このようなお金の使い方は、最近になって始まったものではありません。
昔から、路上のミュージシャンやマジシャンに投げ銭を入れるということはありましたし、海外でサービスに対してチップを提供するのも広い意味では似ています。
ただ、ネットで小額で手軽にできるという意味では、最近になってからの現象です。
こういうお金の使い方から何が生まれるか、ここも関心のある分野なので、今後も考えていきたいと思います。
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