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自分の当たり前に気がつくことが働き方とお金の使い方で大事になる

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

noteのお題に「業界あるある」というものがあったので、今日は金融業界のあるあると書いてみたいと思います。

どの業界でも「業界あるある」はあります。「業界あるある」は、言い換えれば、自分にとっては当たり前だけど、異業種の人にとっては当たり前でないこととも言えると思います。

最近は今までの常識が崩れ、コラボレーションが大事で異業種との交流が大事になってきています。そんな中で、この当たり前をどれだけ意識して働くことができるかが大事になります。

そして、これは働き方だけでなく、お金に意思決定でも同じことがいえます。

金融業界の人たちの特徴

いろんな業界の人と接するようになって感じたのは、金融業界の人たちは数字に細かいし、数字へのこだわりが強いと感じています。

他の業界の方にも、金融業界の人たちは数字にうるさいということをときどき言われることがあります。

そういうこともあり、金融業界以外の人から数字面で細かく言われたことは、今も含めてほとんど記憶にありません。

自分でも特に数字に細かいとは思っていないですが、周囲の人から見たら細かい人だと思われているのかもしれません。

金融業界とIT業界の違い

僕は、一度転職をしてフィンテック企業のスタートアップにもいたことがあります。

フィンテックとは金融とITを融合させた新しい金融のあり方であり、実際に僕のいた会社では、社員の半分が金融業界出身、もう半分はSEという会社でした。

そういう会社にいると、社員の「当たり前」が違うところがコミュニケーションギャップになりがちです。

金融業界では当たり前だと思うことは、SEは知りません。気をつけないと新しいシステムを作るときにシステムを組むベースとなる要件定義から間違ってしまうおそれがあります。

あと、これはライバル企業のフィンテック企業の人事担当者から聞いた話ですが、時間に対する感覚も金融業界の人とエンジニアでは違うそうです。

最近、大雪などで「明日仕事に行けるかな?」と天気を気にする機会が多いと思います。

こういうとき、金融業界の人ならば会社の近くに前泊したり、いつもよりも1時間早く家を出るなどの工夫を何も言われなくても実施する方が多いです。

ただ、SEの方の場合は、逆に大雪だから、無理して始業時間に会社に行かなくてもいいと考える人もいるということでした。

お互いの当たり前を当たり前と思わないことが大切

最近は、異業種でコラボして働く機会が増えています。自分の当たり前を他の人にも押しつけてしまえば、それはコミュニケーションで苦労することになるでしょう。

FPという観点でいえば、夫婦間のコミュニケーションでも似たようなことがあります。

結婚したからといって、お互いのお金に関する価値観が同じとは限りません。

大きなライフイベント(お子さんの教育費、住宅購入など)で双方の食い違いが起きるというのは、実際の相談者さまと接していてもよくあることです。

働き方でもお金の問題でもコミュニケーションが大事な点は変わりません。

当たり前を当たり前と思いこまずに人と接するのは、いろんな面でとても大事です。

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