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障がい児さんの入学前準備

こんにちは!
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 バレンタインも終わり(当日ですが…)ホッとしました。
家族に感謝の想いを伝えただけですがね(笑)

2月になり、来年度の入学説明会がありました。
去年の今頃は何していたかぁ~と考えた時に、息子の入学準備でバタバタしていたと思いだしました。
ので今回はこの記事を…

障がい児の小学校支援級 入学前準備について


4月入学までの約2か月間、何をすべきか。
入学用品準備にプラスして、必須なことは学校との連携準備です。

実際には入学してからの連携は必要と感じていますが、
事前の共有できる部分は先にお伝えしておくと先生ともスムーズに進められると思います。

今回の言いたいことはコチラ!!
①支援・サポートしてもらいたい内容をまとめて作成
→【支援シート・サポートシート】
②各自治体でシートのフォーマットが展開

③作成後のやってよかったこと

我が家の場合になりますが、こんな動きをして入学準備したという部分を振り返りたいと思いますので何か参考になればと思います。

①支援シート・サポートシートの作成

前提として、うちの息子は入学前に発達障がい児が通う療育園(発達センター)へ毎日登園し療育を受けていました。
地域小学校の支援級に就学しました。

就学に向けて、療育園側から小学校へ引継ぎが行われています。
※これは幼稚園や保育園でも同様の引継ぎ会などは行われていると思います。
障がいがあるので、身辺自立(食事・排泄・着脱)や言語・情緒・遊びなどの現在の姿をまとめたものと、知能・発達検査などの検査結果をまとめた書類を引き継いでくださっています。
療育園からの支援の引継ぎシートに加えて、親目線での支援シートも必要だと思ったので作成しました。

シートにはこんな項目で作成しました。

・身辺自立
・健康・身体
・性格・行動
・遊び・日常生活
・指示理解・クールダウン方法・発語(表現方法)
・訓練の状況

●身辺自立

・着脱→服・靴・体操服など、感覚過敏もあるので苦手・拘りなど
・排泄
・歯磨き・手洗いなどの部分
・食事→好き・嫌い・道具(フォーク・スプーン)の使い方・食べれる量
【ポイント】
出来ない部分も多いので、そこは正直に書く。
療育園での様子や自宅での支援状況など、その時の現状を細かく書いていました。
サポートしてもらいたいことは具体的に書き、本人は嫌がるけどあと少しで出来そうなことだったり、少し頑張らせたいことなどは実はできるのに甘えているだけという事もあったりするので、細かく書きました。

●健康・身体

アレルギーや発作など。息子はアレルギー等はなかったので詳しくは書いていませんが、個々はとても重要な部分なので事前引継ぎは必須。
ここに関しては入学前に事前ヒアリングはあるかと思います。

●性格・行動

一番初めに書きました^^どんな子なのか興味を持ってもらいたかったですし、障がいはあっても当たり前ですが喜怒哀楽はあって、時間はかかるにせよ理解できるのでそこを知ってほしくて簡潔ではありますが思いを込めて書きました。
人とのかかわりに関することもこの部分に書きました。
「場見知り・人見知りは少しあるけど、大体30分くらいで慣れるので、スタートは少しゆっくりなタイプです 」など、
【ポイント】
ネガティブな表現は書かない。
ここは不要だと思いました。支援してもらいたい項目で書いてはいますが
良いなだと思う部分を中心に書きました。
例えば…
「褒めると嬉しくて頑張るタイプです。あまり大勢に何度も褒めすぎると照れてしまいます(笑) 」など。


●遊び・日常生活

正直発語もままならない息子にとって、学習面では書ける部分がなかったので(笑)ここは、少し控えめにですがアピールポイントとして書きました。
体を動かすことや細かい作業・ハサミなどの道具を上手に使って作業ができる事など、OT訓練の内容も混ぜ込んで書いています。

●指示理解・クールダウン方法・発語(表現方法)

指示理解→誰の指示にどんな反応をするのか。学校生活をイメージして書けるといいよと療育園の先生からアドバイスをもらいました。
先生・親(私達)・姉・友達を分けて書きました。
例えば「私(母)の時には少しふざけてしまう事もあるので、ここぞの時は主人が変わってやることで気持ちが切り替わりやれることが多い」など書いています。

クールダウン方法→慣れると落ち着く傾向はありますが、怒ってしまった時パニックになってしまった時のクールダウン方法・場所などを書きました。必要あらば設置などもお願いしたかったので療育園でやっていた内容を具体的に記載しました。

発語→視覚支援のほうが優位にはあるのですが、少しずつ発語が出始めていたので細かく書きました。
また先生方にお願いしたい【声掛け方・促し方】も書きました。

●訓練の状況

OTやSTなどの訓練に定期的に通っているのでそこでの先生の話や状況をまとめました。半期に一度くらいの経過観察のシートを作成してくださっていたりするので、頂いた際にはすぐに担任の先生と共有しておくと、学校での支援の参考になるかと思うので、こちらも包み隠さず共有しました。

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②各自治体でシートのフォーマットが展開


各自治体で呼び名は違いますが、支援シート・サポートシートのフォーマットや記入例が展開されています。
是非検索してみてください。
自分の住むことろでしか使えないという訳ではないのと、同じフォーマットではないのでカラーだったり、分かりやすい物など各自治体で様々なので、沢山見て気に入ったものを使用するといいかと思います。
私は、使う前にまとめてしまったので項目などは参考にさせてもらいました。

<毎年アップデートが重要!>

入学前に書いて終わりだけでなく、毎年進級ごとに作成していくのがいいかなと思っています。
1年生・2年生版という形でもいいかと思いますし、同シートに付け加えていく形でもいいかと思います。
どちらにしても1年単位でも成長の具合を書き留めておくと次の先生に引き継ぐ際にとても便利だと思います。


③作成後のやってよかったこと

<状況整理と目線合わせができた>

作成後、すぐに療育園の先生に確認を取りました。
内容のチェックと目線合わせをし、学校生活で必要な支援が記載漏れていないか聞きました。
書いていくうちに、自分の中でも状況整理が出来き、そして素直に子供の成長を喜ぶことが出来ました。
先生とも、よく頑張ったよねー!と喜び合いました(笑)

<先生へのご負担を減らせたのでは…>

様々なHPで「入学準備」と検索してみると事前面談があると書いてあるところも多いのですが、うちの学校はありませんでした。
入学式前に全体の顔合わせがあった程度です。
※悪い対応を取られたわけではありません。

実際はこういう状況だと考えると、全ての内容を話すのは時間的にも不可と考えた方がいいと思います。入学してから徐々に知ってもらう形がリアルだと思います。
そう思った時に事前に書類にまとめて渡すことで取説の様に見返してもらえると思うので、先生に渡しておくとお互い安心だと思います。


まとめ

サポート無しで出来る部分を引き続きのばし、出来ることを少しでも増やしたい、そんな想いをしっかりとシートにまとめて学校側で共有できることでコミュニケーションも図りやすくなり、こちらも安心できると思います。
子供たちが安心して学校生活を過ごせるのが目的なのでぜひご活用していただき準備を進めてほしいと思います。


また別の視点から「入学準備」について書きたいと思います。

以上!今日はここまでー^^









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