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「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考

□読んで欲しい人

①頭が良い人になる為にはどうすれば良いか?知りたい人
②頭が良い人とそうではない人の隔たりを感じた人

□学び・気づき

①頭の良い人は日常の解像度が高い
②要約力とは情報の取捨選択能力。覚えるべき【ひとつ】を探す能力。
③手段+目的=結果。そして目的が先、手段は後から。
④説明力とは未知の知識を相手が既に知っている事(既知)と結びつける事が重要
⑤1を聞いて10を知るとは1に対するモノの見方を10個持っている状態。
⑥「賛成」「反対」両方の意見をもつ(両面を知る)

□行動計画

・全ての物事には「下流」で物事には「上流」が隠れており、この上流がどうなっているか?を把握出来るように思考していく。
・説明力をつける為に「目的=タイトル」の重要性をしっかり持つ。
・目的探し:ゴール設定→目的選び→目標作り(数字への落とし込み)
・受け手を過大評価しすぎないようにする。これくらいわかるでしょ?は通用しない事を認識する。
・「二項対立」の考え方を元に立場を変えたり、他の情報と組み合わせたりする事で違う角度や視点をもつようにする。

□メモ

勉強面においても生活面においても取材することが多いのですが、彼らはみな「当たり前のことを当たり前に積み重ねてきた結果」として東大生にまった人ばかりでした。天才が、努力せずに東大に合格するわけではないのです。「普通に頑張った普通の人」が結果として東大に合格する場合が非常に多いのです。
頭がよくなる最大のポイントは「日常の解像度」だと考えています。みなさんも、写真を撮ることがありますよね。写真には、ピンボケしている低解像度のものもあれば、すごく細かい部分まで見ることができる高解像度のものもあります。頭のいい人は、高解像度で世の中を見ています。身の回りのすべての事から学ぶことの出来る、高性能のカメラを持っているのです。
「要約力」=「頭の良さを測る指標」という考え方は、広く浸透しているものなのです。では、いったいなぜ要約力が頭の良さを測る指標なのでしょうか?それは要約が「情報の取捨選択」をする行為だからです。
ニュース・記事・文章に自己紹介。この世は下流であふれていて、僕たちは上流を目にしないままで生きているのです。東大生は、このことに普段から気づいていて、上流という背景を知り、「要するに」で考えているからこと、要約力が高いのです。
人間は「まったく新しいもの」は理解できません。ある程度想像がつく、「自分たちの知識の範囲内になるもの」なら理解できますが、想像がつかないほどに自分と距離のある事柄は理解出来ないのです。
「一を聞いて十を知る」東大生は、インスピレーションと呼べるような、何か先天的な能力をもっているわけではありません。ただ、見方を十個持っているだけなのです。つまり想像力とかインスピレーションとかそういう言葉で語られているものは、後天的努力によってつくれるものなのです。
「賛成」と「反対」のように、対立する考え方のことを「二項対立」と呼びます。二項対立の両方を考えるメリットは、「賛成」「反対」の2つの面が理解出来ることだけではありません。両面を知れば、どの部分が論点なのか、どうすれば両方の意見を取り入れた形で進めることが出来るのかななど、「賛成と反対の先にあるもの」が見えてくるのです。


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