頭を使って「競技力を10倍」に高める方法
私は趣味でトレイルランニングという山の中を走る山岳競技を行っています。
またこれまで空手や水泳、野球、トライアスロン、アメリカンフットボールなどいくつかの競技にチャレンジしてきました。
ただ、その中でトップクラスにいる人たちに共通するのが「自己理解力」と「自己コントロール力」の高さでした。(「言語化スキル」と言っても良いかもしれません)
一般の人は「感覚」を言葉にすることが出来ません。
言葉にすることが出来ないので、誰かが言った「これをやったら競技力が延びた」という言葉に引っ張られて、その人が言ったトレーニングを行ってしまいます。
しかし、競技力が高い人たちは、自分の身体の事と、そのスポーツで求められることをよく理解しており、そのうえで自分の身体が今どういう状態になっていて、何を鍛えれば競技力が向上するかを良く理解しているのです。
例えば私が行っているトレイルランニング。その中でも100km以上の距離を走る「ウルトラトレイルランニング」を完走しようと思ったら、とにかく途中で走れなくなってはダメなわけです。
走れなくなる理由にはいくつかあります。
・前半でスタミナを使いすぎた
・足を使いすぎて筋肉疲労が起きた
・胃を揺らしすぎてエネルギー補給が出来なくなった
・眠気が強すぎて走れなくなった
・メンタルが弱くて、すぐにやめようとしてしまう
・体重が重すぎてエネルギー消費が激しすぎる
・練習をし過ぎて、疲労が溜まっていた
・そもそも超ロングレース走るだけの走力がない
などなど、様々な要素があり得ます。
この要素を事前にトレーニングの中でどれだけ補うことが出来るかを毎日のトレーニングの中で考え、補っていかなければならないわけです。
そのうえで、武井壮さんと室伏広治さんの下の動画をぜひご覧ください。
全ての競技者の方が考えるべきことがギュッと凝縮されています。
よく運動ばかりしている人を「あの人は頭の中まで筋肉で出来ている」と揶揄する人がいますが、間違いなくこの方々はIQ自体がメチャクチャ高いです。
これはコーチングの中でも言われていることで「心(脳)と体は同じもの」という考え方があります。
心(脳)の使い方が上手な人は体も上手にコントロールできます。
一方で、
体の使い方が上手な人は心(脳)も上手にコントロールできるのです。
つまり、体を鍛えることは、心(脳)も鍛えることが出来るのです。
私もこの動画を見て、改めてトレーニングの本質を思い出しました。
この動画を参考に、さらに競技力を高めていきたいと思います。
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