見出し画像

現状の延長線上にはないゴールを設定することで、自分を大きく変えることができる

ゴールには「現状の内側のゴール」「現状の外側のゴール」があります。

「現状の内側のゴール」とは、これまでの自分のままで達成できるゴール「現状の外側のゴール」とは、今の自分を変えないと達成できないゴール

「現状」とは何かと言うと、これまでの人生の中で
経験したり、身に着けたり、学んだりした過去の
記憶で成り立っている自分の考えのことです。

コーチングではそれを
「コンフォートゾーン」と呼びます。

現状の内側ということは、つまり
「これまでのコンフォートゾーン」で成り立っている
世界ということです。

では現状の外側が何かと言えば、これまでの自分ではない
「ゴールを達成している時のコンフォートゾーン」
になります。

現状の外側のゴールとは何か?

例えば、あなたが営業の仕事をしていて、
「営業成績で事業部一位を獲得したい」という
ゴールを考えた場合、それは現状の内側の
ゴールになります。

もちろん、これまで一位を獲得できて
いなかったのであれば、行動量を増やしたり、
提案の質を高めるなど、これまで以上に
努力をする必要があります。

しかし、これまで身に着けた知識や経験から
学んだこと、仕事の進め方などを大きく変える
必要はなく、これまでも出来ていたことの
量と質を高めれば達成する可能性は十分にあります。

このように今までの自分(コンフォートゾーン)でも
十分に達成できる可能性があるゴールは全て
現状の内側のゴールとなります。

ところが同じ営業の仕事をしていたとしても、
「これまで以上にお客様の希望に叶い、お客様の
ビジネスを成功に導く新サービスを開発して、
お客様に最大の貢献する」
というゴールを設定
したとしたらどうでしょうか?

少なくともこれまでと同じ働き方では達成
できそうにありません。

また考え方も「自分の仕事は既存のサービスを
販売すること」というところからは大きく変えないと、
新サービスの開発ではできないでしょう。

こういった今までの自分(コンフォートゾーン)を
変えないと実現することができないものが
「現状の外側」になります。

ゴール設定が先、行動はあとからついてくる

ここでとても大事なことは、自分を変えるためには
コンフォートゾーンを変えないといけません。

そしてコンフォートゾーンを変えるのに一番効果的
なのが「現状の外側」にゴールをせていすることです。

つまり、先にゴールを設定することで、初めて自分を
変えることができます。

ところが世の中の多くの自己啓発本は
「まず行動を変えよう」となっています。

もちろん行動を変えれば結果は違ったものになります。

しかし、多くの人は一瞬の行動は変えられても、
それを維持することができません。

その理由は「コンフォートゾーン」が変わって
いないからです。

一瞬減量することは出来ても、その体重を維持
できないのと同じで、人は現状を維持する力が
とても強いので、一瞬変えられたとしても、
「コンフォートゾーン」を変えなければ
元に戻ってしまうのです。

そのため、現状の外側にゴールを設定する
ことがとても重要になります。

ぜひ、今の自分の外側のゴールを探してみてください!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?