もしも,2kgの鯛を受け取っても安心な料理note
2kgの鯛が届きました。
生産者さんから直接届き,オンラインでのさばき講座まで行ってくださった,そのあとのおはなしです。
冷蔵庫にはかなりの部分をさばいた鯛が。しかもいろんな部位がありその活用の仕方は無限大。
刺し身で食べるもよし,あら炊きにしてもよし。
そんな中,マイベスト鯛料理をご紹介します。みなさんも2kg+の鯛が届いてもこれで安心できるnoteになりました。
たき込みご飯
もう,これはまちがいないです。
たけのこと一緒に,さけ,しょうゆ,みりん,こんぶを入れて炊飯器へ。
しばらくすると鯛の美味しい香りがただよいはじめます。ふっくらと炊きあがった鯛と,おだしが染み込んだご飯。
だれもがその箸でかっこむこと間違いなしです。
おさしみ
シンプルな素材の味を活かした料理が大好きな我が家では,おさしみこそその代表作です。
すこしだけかぼすをしぼって塩でいただくのもよし,醤油でいただくのもうよし。
さばいた当日はこりこりとした食感でしたが,3日目には,むちっと熟成。うまみが口いっぱいに広がります。
すっきり日本酒でどうぞ。
カルパッチョ
おさしみもいいんです。カルパッチョもいいんです。
和でも洋でも生のおさかなをいただける,なんて幸せなんでしょう。
しお,こしょう,酢,でマリネしていきます。
仕上げにレモンをひと絞りしたら,キュッと味がしまります。
すっきりとした酸であわせましょうか。日本酒であわせにいってもおもしろいかも。酸の効いた白ワインで誰もが認めるド・ストライクです。
アクアパッツァ
これ,きました。おいしいすぎました。
ありがとうございます!
まずはごく弱火でオリーブオイルに,にんにくのかおりをつけていきます。にんにくを取り出したら,たまねぎを甘くグリルして,いよいよ鯛。
強火で。
皮面に香ばしいおこげをしっかりと付けていきます。全体にはまだ火は通さず身の面も軽く焼きます。
この時点でかなり鯛から脂が溢れ出します。
そうしたら沸騰させたお湯を入れる!
ぶくぶくとしながらフライパンの中のお湯を鯛に回しかけていきます。
そしてある程度火が入ったら,オリーブオイルを2まわし。
こうすることで鯛の脂と水分がしっかりと混じり合い(乳化)こってりとしたスープになっていきます。仕上げにトマトをいれたら完成。
酸控えめの重めの白ワインバッチリです。
肝の塩ゆで
肝もうまみがすごい。さっと塩ゆでしたらそのままいきましょう。しっかり重めの日本酒です。
背身のおすいもの
背身っていうんでしょうか。あってますか?
要は背骨があるところの身を表現したいんです。背身でいきましょう。骨があるのでほろっと仕上げたい。そこでおすいものです。豆腐とネギとの相性も抜群です。わずかに溶け出した脂がこってりとした深みも生み出しながら,お出しは抜群にキマっているのです。おなか休めに落ち着きます。
鯛コラーゲンパスタ
鯛を使いすぎてだんだんよくわからなくなってきました。最後はコラーゲンパスタ。鯛の内臓周りにはボテッとした白い脂がおります。それをフライパンに敷いたら,あさりも加えて,火を入れながらちょっと太めのパスタにソースを吸わせていきます。コテッと絡まれば完成。ドシッと重めの赤ワイン,シトラス感のある白ワインで,優勝します。
わがやの鯛のように,どしっともりだくさんのレシピnoteでお届けしました。
もしも,もしもですけど,みなさんが2kg+の鯛を受け取っても安心してください。
これだけ可能性に満ちているんですから。
この記事が参加している募集
こつこつ更新します。 こつこつ更新しますので。