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土の時代の社長に言われた、「超絶」モラハラ発言

ずっと外資で働いてきた「かぶれモノ」な私だけど、
20代半ばに唯一勤めた日系会社で言われた言葉は今でも覚えている。

それは「俺、’私なり’ にって言葉嫌いなんだよな」という社長の一言。

何の会話の中でこの話になったかは覚えてないけど、つまりは
自分の精一杯で満足するな、俺が満足するまで働け」って事だったと
思うんですよね。

あの頃はまだ若かったので「社長の前では言っちゃいけないんだ
くらいにしか思ってなかったけど、今思うと何じゃそりゃ?って感じですよね。

まだまだ土の時代で、昭和世代が牛耳るガチガチの社会だったから
ギリギリセーフだったけど、今それをZ世代の社員とかに言ったら
まじでドン引かれますよ?

自分のベストを尽くすことしかできないじゃない、人は。
だって他人の人生なんて生きてないんだから、知らんし。w

頑張るったって皆各々の器があって、器の形も大きさも人それぞれ。

じゃあ、あなた「自分なりに」頑張って日本で社長してるけど、
今すぐバンコク移り住んで2人のハーフキッズ育てられんの?
タイ語で書かれた絵本を読み聞かせながら寝かしつけ、できんの?

社員と社長は全くの他人で、あなたのベストは時に人が血を吐く思いで
やらないと達成できない事だったりするわけだけど、
人を自分基準に合わせるってつまりそうゆう事ですよ???

自分が社長だからって、社員にも自分の基準に合わせろって
何てモラハラ…。w
そんな契約交わしましたっけね、入社時に。

怖いですね、これが12年前くらいの日本で実際言われてたなんて。

ちなみにこの社長、私が夏休み10日間取ったからって、
有給残ってるのに冬休み3日も取らせてくれなかったんだよね。

元々外資のホテル出身だった私は衝撃でしたね。
有給って社員の権利じゃないの?」って。

そしてもっと驚きなのが、冬休みを取らずに出社しなくちゃいけない理由が「年末の大掃除」。

何だそれ、そんなもん個々に終わらせておけばいい案件じゃないのか。

そんなね、風の時代においてかれそうな意味不明な社長のお話でした。
元気かな?シャチョー。w


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