さとううなぎ

徒然になるままに書きたいことを書きます。多岐に亘る好奇心によって日々生かされています。

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徒然になるままに書きたいことを書きます。多岐に亘る好奇心によって日々生かされています。

最近の記事

メ(ランコ)リー・クリスマス

創造活動には憂鬱が必要不可欠だって、何かで聞いたことがあります。 思えば、所謂社畜と呼ばれるような状態の真っ只中が、人生で一番小説を書いて某所を更新していました。 そうしてとうとう身体にも精神にも限界がやってきて、少しのお休みをもらって、勤務形態を変えて。 生活に落ち着きを取り戻したら、寝食を捨ててでもものを書きたいという、あんなに扱いに困り果てるようなパッションを、どこかに落としてきていました。 フェードアウトするように、過去作品の整理だけを行っている最中です。 さて。

    • ふらり・ゆらり・下北沢 その2

      その1はこちらです * グラスの中のアイスティーが残すところ二口分になったところで、次はどうしようかと考える。だって時間はまだまだたっぷりあるのだ。 やっぱり謎解きしてみようかな。それとも、昨日眠る前にネットで見つけたシーシャ(水煙草とか水煙管って呼ばれるもの。わたしは不思議の国のアリスでイモムシが吸っているアレっていうイメージ)のお店で煙草デビューかな。 結局ここと決定できないまま、クッキーを食べ終えてからアイスティーのお供にしていた『詩と科学』(湯川秀樹著)を棚に戻

      • ふらり・ゆらり・下北沢 その1

        14時07分。予定より仕事が早く終わり、退勤。 14時47分。人生初、下北沢、到着。 ずっと前から来てみたい場所だった。だってわたし、所謂『サブカルチャー』、大好きですもの。 でも学生時代に古着を着たいとは思わなかったからか、自分が『それ』なくせに『サブカル女子』にカッコワライをつけてしまう性分からか、ずっと素通りしてきた街。ううん、違う。今日の日のわたしのためにお預けしてた、とっておきの街。それが、下北沢。 カラフルなステッカーの沢山貼られた黒いギターケースを背負った一

        • 名前のはなし その2「なぎ」

          この記事はこちらの続きです。 さて、少し空きましたが、今回はモチーフとした言葉の2つめの「なぎ」のお話をしてみたいと思います。 なぎ【×凪/▽和ぎ】 風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。朝凪や夕凪。「べた―」⇔時化(しけ)。 [補説]「凪」は国字。  (デジタル大辞泉より) わたしは『怒り』の感情表現が苦手です。表現するのが苦手というよりも、その感情を持つことが得意でないのかもしれません。 不可解なもの、理不尽なことに「?」と疑問を持つことはありま

        メ(ランコ)リー・クリスマス

          毎夜開催、反省会

          小学生の頃から話すのが得意じゃなくて、嫌いだった。自分の話すスピードに自分の思考が追いつかないからだ。 別に早口っていうわけじゃない。「このことを言うにはどの言葉が適切だろう」「どの言い方が一番伝えたいことのニュアンスに相応しいだろう」とシミュレーションを重ねる間も無く口から音声にしなくちゃいけないのが苦痛で仕方なかった。 毎晩毎晩、眠る前に思うのは「ああ言えばよかった」「本当はこう言いたかった」。明日その子に会って言ったって、何にも意味のない、今更でしかないわたしの中の正

          毎夜開催、反省会

          エモーショナル・ウォーキングアラウンド

          『エモーショナル・イーティング』という言葉をつい最近知りました。 口寂しい、お腹はいっぱいなのについなにか口に入れちゃう、っていうストレス由来のアレです。所謂『やけ食い』の海外での呼び方だそうです。「わかるわー」の方とはてなマークの方がいるんでしょうかね。後者が羨ましい限りのわたしです。 エモーショナル・イーティングは、胃袋がぺこぺこなんじゃなくて、心がぺこぺこで起きてしまうものなんだとわたしは思います。 ストレスは消化不良で中に残存しているのに、でも『ぺこぺこ』。なに

          エモーショナル・ウォーキングアラウンド

          ドラマの切れ端

          現実世界のドラマチックな展開に、多少なりとも憧れはある。けれど、それで溢れた毎日が送りたいわけじゃない。 だって、そうなってしまったら、もうそんなのは「ドラマチック」じゃない。日常があるから、劇的なそれが眩く見えるとわたしは知っている。 高校生の頃の、ある夏の下校中に、家の近所の横断歩道で信号が変わるのを待っていた。そこの信号は、赤信号と青信号の点灯時間の差が著しく(今も直っていない)、50m走で青信号の点滅に勝てなかったわたしは、息を整えながら足元に目を落とした。 そこ

          ドラマの切れ端

          名前のはなし その1「さなぎ」

          HNをつける際に、男性は本名や自分自身と関係のないものを思いつき用いる傾向にあり、対して女性は自分や本名と関係する言葉を用いる傾向にある、とTwitterで目にしたことがあります。元ツイートが見つけられませんでしたが…。 実際のところはよくわかりませんが、少なくともわたしはこれに当てはまるようです。 そんなわけでこの度新しく使い始めた名前、つまりはHN「さとううなぎ」の話を、自己紹介がてらしてみたいと思います。 この名前を考えるにあたって、モチーフとした言葉が3つ

          名前のはなし その1「さなぎ」

          はじめました(て)

          「はじめました」の枕詞は恐らく「冷やし中華」で間違いないんじゃないでしょうか。 こういうしょうもない思いつきやらなにやらをぽんぽんと吐き出す場所に数年ほどTwitterを愛用していたのですが(これからもするのですが) それをもう少しだけ自分の中で溜め込んでおいて、繋ぎ合わせて、人様に見える形にしてみたいなとふと思いました。 そんな感じで、はじめまして。note、はじめました。 なにを語りたいというわけでもないので、気楽にやろうと思っています。 なぜならわたしはお気楽な文章

          はじめました(て)