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名前のはなし その2「なぎ」

この記事はこちらの続きです。

さて、少し空きましたが、今回はモチーフとした言葉の2つめの「なぎ」のお話をしてみたいと思います。

なぎ【×凪/▽和ぎ】 風がやんで、波がなくなり、海面が静まること。朝凪や夕凪。「べた―」⇔時化(しけ)。 [補説]「凪」は国字。  (デジタル大辞泉より)

わたしは『怒り』の感情表現が苦手です。表現するのが苦手というよりも、その感情を持つことが得意でないのかもしれません。
不可解なもの、理不尽なことに「?」と疑問を持つことはあります。それで苛立つこともままあります。ただ、それを怒りと呼べる感情まで持っていくことができないんです。わたしがイメージする『怒り』は、もっと熱くて、ぴんと尖ったような気持ちで、わたしの中にそれはないのです。

自分のその穏やかさに、偶に不安になることがあります。
いつこの平穏な海に嵐はやってくるのだろう。その時、20数年浮かべたヨットは容易く壊れてしまうのかしら。

そんな不安はあれど、今日も今日とてわたしは凪いだ海に浮かんだヨットで遠くの白い雲を見ています。それが立ち込める暗雲に変わるのを見てみたいのです。

うーん、比喩ばかりになってしまいました。
どんとしんくふぃーるいっとです。
自分の性格の一端を、凪いだ海のイメージで捉えたのでモチーフの一つにしました、というお話でした。
3つめはまた今度に。今回よりも更に短くなりそうです。

#エッセイ #独り言 #名前 #名前の由来

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