見出し画像

エモーショナル・ウォーキングアラウンド

『エモーショナル・イーティング』という言葉をつい最近知りました。
口寂しい、お腹はいっぱいなのについなにか口に入れちゃう、っていうストレス由来のアレです。所謂『やけ食い』の海外での呼び方だそうです。「わかるわー」の方とはてなマークの方がいるんでしょうかね。後者が羨ましい限りのわたしです。

エモーショナル・イーティングは、胃袋がぺこぺこなんじゃなくて、心がぺこぺこで起きてしまうものなんだとわたしは思います。
ストレスは消化不良で中に残存しているのに、でも『ぺこぺこ』。なにか、きらきらでふわふわでとろとろの、そんな美味しいものが食べたい!で、身体が代わりにそれをしてあげちゃうのかなぁ、と。
あくまで、やけ食いとなるとマシュマロを爆買いしがちなわたしの想像です。コテコテでアツアツなものとかもいいですよね。うっかりとんこつラーメンの話に逸れそうです。

心がぺこぺこになったときにそれをいっぱいにしようとするもの・ことは、なにも食べるという行為だけではないですよね。
人それぞれ、その時々によって異なるもの。
これを、エモーショナル・○○○イングと呼んでみようと思うんです。

今のわたしだったら?と考えてみて、今回の記事のタイトルです。
エモーショナル・ウォーキングアラウンド。

気の向くまま、歩く、歩く、歩く。適当な角を曲がって、薄暗い路地にも入ってみて、ぐるっと見たことがある場所に戻ってきてしまったら、次は反対側へ。辺りを見回しながら、ただただ歩くんです。

そうして、素敵なものに出会えたり、面白いことを発見したりします。それらは勿論心をいっぱいにしてくれます。
それに加えて、どこへも行けやしないというのに、遠く遠くに旅したかのように脹脛がほんのり熱を持つ感覚が、わたしの心のぺこぺこを癒してくれるのです。

エモーショナル・ウォーキングアラウンド、いいですよ。前回の記事と繋がるお話にもなりますが、案外近所に青い鳥は羽を休めているような気がします。

あと、やけ○○じゃなくて、エモーショナル・○○○イングって呼んでみませんか。ストレス発散のなんともいえない背徳感に加えて、最近流行りの『エモさ』を感じられますよ。文字通り。

#エッセイ #街歩き #エモ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?