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これだけはやってはいけない‼️みんなの前で話す事が嫌になる指導法‼️

 先生の「一人ずつ発表してもらいます」という発言が,子どもたちはナマハゲより怖い👹と感じている説を本気で推奨している,教育研究所Piste Stories✈️(ピストストーリーズ)です‼️✨

 今回は,知らず知らずのうちにやってしまいがちな,「一人ずつ発表してもらいます」恐怖症を生み出してしまっている指導法を一つ取り上げてお話したいと思います。♯ワタクシも前科アリ ♯怖いよー もしも,心当たりがあれば,読んだ瞬間から改善することをオススメします!(♯爆速改善推奨☝️✨)


✅上手に話せた子どもを,みんなの前でよく褒める✨

 いやいやいやいやいや,(♯いや,多くない!?)何を言うんですか!?今,巷ではどんどん褒めてこそ子どもは伸びていくんだよーって,みんな言ってますやん!なぜに,褒めたらアカンとですかー💢(♯そら,そう来ますよね)

 理由は①自分の立場からしか物事を捉えていない ②長期的ではなく短期的な結果に目が向いている の2つです。

 まず①です。みんなの前で話すのが苦手な子ども立場になって考えてみましょう‼️自分より前の友達がめちゃめちゃ上手で,先生に褒められてたらどう感じるでしょうか❓私もあんな風に話さないといけないのかぁ,できないよー,あぁ,間違ったらどうしようー,うわぁーーー,緊張するー,もういやだぁー,ってなりませんか。その結果,自分の番まで友達の話していることなんて,全然聞こえないパニックです😱(♯顔に出してなくても,子どもの気持ちはパニック状態)(♯飲み会で,前の人の自己紹介がウケたらどうしよう症候群と似ている🥺)つまり,間違えたくない,失敗したくないが目的になってしまうんです‼️

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 ②については,考え方の違いがあるかもしれませんが,「今,取り組んでいることが,ゴールではない」ことを自覚しなければなりません‼️教師は,評価をしなければならないので,今,この瞬間の話している姿や内容がゴールだと知らない間に認識してしまうのです😱しかし,今,その瞬間がゴールではないんです。小学校なら6年間の学習課程を終えて卒業の時が,仮のゴールです。(♯あくまでここも通過点)発表が終わったあと,やっと終わった,もうみんなの前で話さなくてもいい,なんて考えていたら,逆走していることになるのです。水泳で25m泳げない子どもを毎日残し,つらい練習を乗り越えて,泳げるようになった子が「やった,もうこれで泳がなくていい!」と感じるのと同じ原理です。つまり,達成感や楽しみを感じて,またみんなの前で話したいと思うことが,目指す着地点なんです🙆‍♀️上手にできたかではなく,またみんなの前で話したいと感じたかが一番重要なポイントだということです🤗

 ただ,上手にできたことを褒めることがダメ🙅‍♀️だといっている訳ではないので,ここは押さえておいてくださいね😊苦手な子や後ろ向きな子が,もっと話したい・やってみたいと粋に感じ,ちょっとでも前向きに話すようになる。そして,みんなの前で話すの好きな子ども数が増えた方が,結果としてたくさんの子どもたちの成長に繋がりますよね✨そこを目標に設定すると,まちがえたくない,失敗したくないが前面に出てきては,いつまでも目標到達できない状態のループに突入してしまいます😩(♯次の機会が,もっと大変になってしまう😭)もちろん!上手だった子どもは,カゲでがっつり素敵な言葉を伝えましょう☺️

 では,以上を踏まえてオススメの実践を紹介させていただきます。今回のオススメ実践は,

✅上手に話そうとしてはいけない発表会✨

 簡単に言えば,上手にお話しなくてもいいから,思ったことをただみんなの前で,声に出そうという,スーパーどストレートな学習です。ルールは以下の通り☝️(♯内容は,どの教科もOK‼️)

 話し手のルールは,上手に話そうとしないこと,上手に話せるなんて微塵も思わないこと。このルールは絶対守るようにしつこく丁寧に教えてあげてください。もしも,上手く話せるか不安で緊張している子には,ルール違反だよ🙅🏻と,いち早く教えてあげてください。(♯上手く話せるわけないんだから,上手く話そうなんて思わないでー✨)

 話し手のルールはこれだけですが,この実践で重要なのは聴き手の指導です。話し手より,聴き手に重点を置いて進めていくことがミソです。(♯ここ核心)(♯絶対テストに出るよ・・・って,言いたくなりましたよね?!)

 聴き手のルールは,話し手を気持ちよくさせること,具体的には

1️⃣何が起きても,話し手の目を見て,絶対に話が終わるまで声を出さない。

2️⃣無理矢理でもニコニコして頷く。(無表情は話し手にとって1番の恐怖)

3️⃣発表前と発表後に力強い拍手をする👏(手がジンジンするまで)の3つです。

 この実践を成功させるポイントは,話し手を放置して聴き手の指導に,授業者がフルコミットすることなんです☝️どうしても,こういう時に先生は話している子どもに気を取られたり,心配したりしてしまうのですが,聴き手がルールを守れていれば,何かしら話せるので何の問題もありません。(♯しかも,上手でなくてもいいので,指導することなんて,ないよー😚)ここは愛をもって完全放置して,話し手を気持ちよくさせるために聴き手に全身全霊を注ぎましょう。35人学級で1人1分の発表をする際に,時間で考えると,子どもたちの活動の1分は「話し手」34分は「聴き手」なわけですよね?実践中の人数で考えると,常に「話し手」は1人,「聴き手」は34人なわけですよね?どちらを中心にすれば最も効果的か,はっきりします。(♯先生のできることに限界があるので,コスパは大事,けっこう大事😼)

 最後に,みんなの前で話してどう感じたか,ノートやワークシートで振り返ります。どんなことを書きそうですか❓めちゃくちゃ素敵な振り返りが出てきますよ。是非,自分の目で確かめてみてくださいね😆これ,私自信も毎年やってます。(♯実は最近もやったの!めちゃめちゃ楽しかった‼️🤗)

 今日も最後まで,ありがとうございました✨学級経営や授業実践の紹介をもう少し続けていこうと思ってます‼️参考になれば,嬉しいです🌟


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