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切り分けて分類して思考して

 気がつけば2月,教育現場も来年度がかなり動き出している‼️この時期にきちんと今年度に自らが取り組んだ仕事に対して,きちんと一つずつとフィードバックをしておくことを忘れてはいけませんね🥴

1️⃣最高の1年だった。(キャリアハイのイメージ)
2️⃣何事も問題なく,まぁ順調上手くいった1年だった。
3️⃣色々と上手くいかないことが多い1年だった。
4️⃣もう,今年度のことは忘れたい・・・。

 

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 どうでしょうか❓自分の評価がどのあたりだったのかを明確にしなければ,来年度の課題は見えてきませんよね❓特に大事だと感じるのは,1️⃣や2️⃣の時です。「勝って兜の緒を締めよ」の言葉にあるように,上手くいっている時ほど大切な事を見落としてしまいがちなもの😵‍💫野村克也氏も著書の中で,「勝った試合の後の方が心が落ち着いていて,分析や思考を巡らせることがよりよくできる」といった事を述べておられました。


✅勝ちに不思議の勝ちあり,負けに不思議の負けなし

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 同じく,野村克也氏の言葉です☝️学級経営はもちろん「勝ち」「負け」ではありませんが,「上手くいったとき」「上手くいかなかったとき」と置き換えるとこれはピッタリと重なるものだと,十数年の自分自身の経験からも言い切れます‼️特に,私自身も4年目,5年目あたりは,上手くいっていると思い込んで調子に乗っていました。まさに「不思議の勝ち」を自分の実力だと勘違いしてしまっていたのだと思います😫そういう自分の姿に気が付くためには,失敗して学ぶ以外ありません。だからこそ,フィードバックを大切にしなければならないんです😄

 この1年を振り返って,まずは上手くいった事とそうでない事に切り分ける。上手くいかなかった事に関しては,その原因が何なのかを客観的な目で明らかにしておきます。ここで絶対にしてはいけないのは「子どものせい」にしてしまうことです。「あの子とは合わなかった」とか,「私の言う事を聞こうとしないあの子が悪い」とか,悲しいかな,現場ではよく耳にします😖💦反対に「全て自分のせいだ」と背負いすぎるのもダメです。「なぜ,上手くいかなかったのか?」に焦点を当てて,思考を巡らせなければ,次年度には繋がっていきません。

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 上手くいった事に関しては,「不思議の勝ち」ではないかを分析しておかなかればなりません。影で誰かが自分のフォローをしてくれていたのかもしれません。子どもたちが,思うところはあるけど我慢して先生の顔を立ててくれたのかもしれません。もしかしたら,保護者が家で話をしてくれていたのかもしれません。たとえ上手くいっていたとしても,よくよく考えれば改善の余地が十分に残っていることばかりなのです。かつての私のように,勘違いして調子に乗ってしまわないよう「冷静に」分析して,よりブラッシュアップした姿で来年度に向かっていきましょう‼️✨

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 現役小学校教諭14年目&2児のpapaが教育現場で使えるピッチピチの実践や子育てで感じたことを毎週ハートフル💖に発信してまいす🌟興味のある方は,過去の記事も覗いてみてください✨👍

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