『「違うこと」をしないこと』を読んで
今年に入り、自分の中の初期設定をリセットしようと思い、
あるきっかけで吉本ばななさんの
『「違うこと」をしないこと』
にたどり着いたので、読んでみました。
なぜ初期設定をリセットしようかと思ったかについては、
この文章の中にもきっかけが書かれていますが、
これまでにもnoteに書いている通り、今後の生き方を考えていく中で
自分の中の初期設定をリセットしてみよう、
と言う考えに至りました。
読んでみて印象に残った点を挙げます。
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■ これまでの「当たり前」を考え直すきっかけは悪いことが起きた時
僕もそうだったから、とても共感しました。
「自分としては頑張った結果昇進試験に落ちた」、
という出来事が僕にとっての「当たり前を考え直すきっかけ」
になりました。
そもそもなぜ「昇進」したいのか?それを考えました。
「自分よりも仕事していないのに良い給料もらっていることへの不満」
真っ先に出てきた答えがそれでした。
自分がやっただけに見合う賃金が欲しい。
それだけでした。
「え、それだけ?」と自分でも思いました。
自分で出した答えは単純で、
「お金にこだわらなければいいじゃん」
でした。
奇しくもコロナ禍で本を読む時間が増え、
自分の時間を大切にしたいと考え始めていた頃でした。
「会社のためにそんな自分の時間を注ぎ込んでどうするの?」
「そこまでしてやりたい、情熱を持てる仕事内容?」
「会社に評価されて、リタイアした後に何が残る?」
そう考えた時に、今の会社、仕事にこだわる理由がなくなりました。
ということで、
僕にとってはこの経験が「当たり前」を変えるきっかけになりました。
■ 今を自分らしく生きる
将来のためにお金を残すべく、我慢して仕事をする。
今の会社でストレスになることがあっても、生活のために我慢して働く。
これまではそれが「当たり前」だと思っていました。
でも、明日、明後日、もしかしたら今日、死ぬかもしれない。
「いつ死ぬか分からないからやれることはやる」
これは、僕自身交通事故に遭ってICU(1日だけですが)に入った経験から、
できるだけ実践しています。
ただ、「ストレスを我慢してでも」ということは、
しょうがないと考えていました。
結果としてメンタル疾患を患ったわけですが。。。
確かに生活するために「お金」が必要で、
今の教育・社会ではそういう考えになるのが当然かな、と思います。
でも、「本当にそうかな?」と考え始めました。
食料を買えなければ作ればいい。
食料作る場所がなければ、作れる場所に移ればいい。
それだけなんじゃないかと。
メンタル疾患の治療を経て、僕自身ストレスの受け流し方を学び、
どこの会社でもやっていける自信がつきました。
それでも、ストレスを感じることはあります。
我慢して今の会社にしがみ付く理由、それは
「生きるためのお金を稼ぐ」
それに尽きるのではと思います。
そこさえクリアできれば、別に会社にこだわる必要はないかなと。
周りの人は「大変」「無理」とかいうかもしれません。
でもやってみないと分からないし、
ストレスを感じなくても楽しく生きられれば良いかな、
と思います。
過去でも未来でもなく、今この時、1分1秒でも大切に生きたい。
改めてそう考えるようになりました。
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今すぐに状況は変えられないけれど、
少しでも早く変えれるように、
楽しく生きていくために、
毎日後悔の無いようにしたいです!
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結構スピリチュアルな内容で、
ガチ理系の僕としては一部受け入れ難い内容もあったりしましたが、
否定はしないです。
僕にとっては、良いことがたくさん書いてありました。
どう捉えるかは人それぞれだと思います。
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<(_ _)> 最後まで読んでくださっってありがとうございました <(_ _)>
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