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実はたった「1つ」しかない、英語学習のゴール。

こんにちは。

「愛のコーチ」たすくです。


突然ですが、あなたが英語を学ぶゴールはなんでしょう?

TOEIC900点、社内昇給水準クリア、海外旅行で不自由なく話す、洋画を字幕なしで観る・・。


様々なゴールがありますが、大別して二つあると思います。

①スコア取得型

⇒スコアの取得が目的の達成となる。

目的の例は、達成感や昇給など。


ゲーム感覚で楽しんでいたり、具体的に何か得るものがあるパターンです。

僕の勝手な言葉遊びですが、これは「英語学習のゴール」ではないと考えています。

英語を勉強するからには、英語を使えるようになりたいわけで、

「TOEIC満点取れれば英語なんか話せなくてもいい!」という人は、

英語を勉強しているのではなくTOEICを勉強しているのです。


②不自由解放型

海外旅行をしたい!洋画を楽しみたい!世界を広げたい!などなど、


要は、「できないことをできるようにしたい!」というパターンです。


そして・・

広くいえば、TOEICでいいスコアを取るのも、昇給を達成するのもここに含まれますよね。


そう、つまり「これこそが英語学習のたった1つのゴールだ」、と僕は思うのです。


結論に達しましたね。じゃあこの記事は終わり・・

ではもったいないので、

もう少しだけ僕の考えを書いていきます。


◆もう少しゴールについて考える

「できないことをできるようにしたい!」

というゴールを、少しカッコイイ言い方にします。

「英語が、自分の可能性を制限していない状態」と言ってみましょう。


たとえばあなたが、「旅行を楽しみたい!」と思っているとします。

国内旅行は何一つ不自由なく楽しめますよね。

だけど、行き先がアメリカになると、話が変わってくる。

これが「自分の可能性が英語によって制限されている状態」です。

日本語だとできることが、英語だとできないからですね。


またたとえばあなたが、「給料のいい法律事務所で働きたい!」と思うとします。

(こう思うからには、法律の知識と資格は持っている前提)

日本国内の法律事務所でなら仕事を見つけられるけど、

ニューヨークではそうはいかない。

のであれば、これも「自分の可能性が英語によって制限されている状態」です。

日本だとできることが、アメリカでできていないからです。


具体的にやるべきことは、2つの例で違います。

旅行を楽しむのであれば、必要なのはスピーキングとリスニングができることくらい。

一方、法律事務所で働くならば、法律用語の語彙を学ぶ、とか、やるべきことも多くなります。


だけど、共通しているのは同じで、

「英語が、自分の可能性を制限していない状態」を目指していることは変わりません。


◆するとどうなるの?

言えることがいくつかあります。

①的外れな努力はやめよう

これはモチベーション維持のためとても大切です。

たとえば、あなたが本当にやりたいことが、
「学生のとき日本でできたような学びを、アメリカの大学でもしたい!」

なのであれば、

TOEICの勉強に励むのって違うかもしれません。


「TOEICをやれば、なんとなく英語力がつく気がする・・」

それはおそらく間違ってないのですが、はたしてその「英語力」は、

あなたがゴールとする状態(「英語が、自分の可能性を制限していない状態」)に近づく「英語力」なのでしょうか?


目的と行動がつながっていないと、人間はしていることの意味がわからなくなります。

よく「初心を大切に」といいますが、

「英語を使って世界中に友達を作るぞ!」と思っていたのに、

いつの間にか「買った参考書3冊を終わらせるぞ」が目的になっている、

なんてことはよくあります。


モチベーションを高め、学習が苦痛に感じないように、自分のゴールと今の状況を照らし合わせてみてくださいね。


②自分のゴールは深く、深く探ってみよう

こちらはもっと大切で、そして実はもっと難しい要素です。

たとえばあなたが、「海外旅行を楽しみたい!」と思っているなら、

英語力って果たしてそれほど重要でしょうか?


英語があんまり話せないのに、

ジェスチャーとボディランゲージだけでバリバリ海外旅行を楽しんじゃう人、いますよね。

そうすると、もしかして今のあなたに必要なのは、

ジェスチャーの練習であったり、海外行きのチケットを買うことであったり、なんだったら勇気を出すこと、かもしれません。


ですが、英語力が確かに必要な場合もあります。

もしあなたが、「海外旅行をして、世界中の友達と深い話を語り合いたい!」と思っているなら、

ある程度のボキャブラリーは必要だし、スピーキングのスキルも必要でしょう。


鍵となるのは、自問自答(自省、なんていったりしますね😉)。

Q.「私ってなんで英語やりたいんだっけ?」

A.「なんか英語にあこがれてたんだよな~」

Q.「どうしてあの人にあこがれてたんだっけ?」

A.「明るくてコミュ力が高くて、それが好きだったんだよな~」

Q. 「じゃあ、私がするべきことって何?」

A. 「あの人みたいに明るくて、人に優しくできるようになることだな!」


なんて。意外な発見があるかもしれません。


自問自答をした結果、「やっぱりTOEICを頑張りたい!」という答えにたどり着くこともあると思います。

それはそれで、あなたが自分で導き出した答え。

どんな人にも決して否定できない、あなたにとって完璧な答えです。


あなたが自分の答えを見つけたら、モチベーションを見出だすことができるはず。

これこそがセルフコーチングと呼ばれる技術で、僕がコーチとして活動する以上、

あなたに見つけてほしい技術です。


お読みいただき、ありがとうございました!



◆おまけの上級編

人間にはポジティブな感情とネガティブな感情があります。

今回紹介したのは、ポジティブな感情を見出す方法。

自分の心を探ることで、ポジティブな感情に気づくためのテクニックです。


と同時に、ネガティブな感情も決して無視してはいけません。

ネガティブな感情は、意外な原因から発生し、あなたのポジティブな感情の妨げになることがあるからです。


もしあなたが、「私がやりたいことは決まっているしわかっている!だけどどうしてもモチベーションをが続かないんだ!」なんて思うなら、

(ここまで自己探求ができている方は、すごい才能の持ち主だと思います!)

次はネガティブな感情を取り扱うステージにいるのかも。


何にせよ、あなたは成長の真っただ中にいます!拍手を送りますね👏


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