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あなたはすでに英語が話せるーーそのことに気づきさえすれば。【前編】

こんにちは。たすくです。

あなたはすでに英語が話せます。

信じてください。


いきなり言いたいことを言いました。
でも、本当にそうなんです。


もし僕の他の記事を読んでくださる方がいるならば、
僕がスピリチュアルであることはご存じかと思うのですが、

僕の仕事は「スピリチュアルをできるだけ論理的かつ科学的に説明すること」です。

あなたの「英語を話せない」という思い込みが、

あなたの心が作り出した幻想にすぎず、


あなたは実は英語を十分話せるということを、
このNoteでは説明していきます。

P.S.
筆者のプロフィールが気になるタイプの方は、文末のプロフィールを先に読んでみてください。

僕が今現在どれくらいペラペラで英語を話せるか、
そしてそのことに気づくまで、
どれだけ英語を話せなかったかを書いています。

◆「話せない」は幻想

当然のことのように書きましたが、これは大事な前提です。

あなたが英語を話せないというのは、幻想です。
でも、ほとんどの日本人がこの幻想を持っています。

まずはその幻想をぶっ壊すところから始めましょう。


◆話せない理由①リーディング/ライティングとスピーキングが別物だと思い込んでいる

多くの人がこう言います。

「読み書きはできるんだけど、話す聞くができないんだよね~」

説得力があると思いますか?その根拠は何でしょうか?


リーディングするとき、あなたはまあまあなスピードで頭の中で英語を読んでいるはずです。

そのスピードでそれを読めば、つまり音読すれば、それだけでスピーキングはできるはずです。

(実際、音読するだけであればリーディングと大差ないスピードで話せる方は多い)


また、ライティングするとき、あなたは頭の中で、今まで学んだ文法知識を使って文章を作っているはずです。

それができるのであれば、当然あなたはスピーキングでも十分文章を作れる能力があるはずです。


まとめると、能力だけの話をすれば、あなたには十分英語を話す能力はあるのです。


ライティング/リーディングとスピーキングは別物・・。

確かに、正しい部分もあります。

ライティング/リーディングとスピーキングの違い。
それは、スピーキングはもっと精神的なプレッシャーが大きい、というその一点に集約されます。

そう、つまりスピリチュアルなんですね(僕にとってスピリチュアルというのは心に関することすべてのことです)。


それはさておき、このパートで覚えてほしいのは、あなたにスピーキングするための能力は十分ある。ということです。


◆話せない理由②練習が足りないと思っている

「スピーキングの練習量が足りない。」これは本当でしょうか。

リーディング/ライティングが十分できるのであって、
そのうえでスピーキングができないのであれば、

この考え方の前提になっているのは、
「スピーキングにはスピーキング独自の、身に着けるべき能力がある」という信念です。

では、スピーキング独自の能力で、身に着けるべき能力って何でしょうか。

「発声する能力」・・では明らかにないですね。
僕たちは日本語を普通に発声できるのですから。

「ジェスチャー」や「アイコンタクト」でしょうか。

たしかにこれはスピーキング独自の能力ですが、
英語が話せるようになるためジェスチャーの練習をしている人を、
僕は見たことがありません

じゃあ、発音でしょうか。

これは少し説得力があるかもしれません。
発音を身に着けるための練習というのは、明確な理論があります。

ですが、発音が上手でないからといって英語が話せないかというと、
それもまた違いますよね。

世界には、母国語なまりの英語を自信満々で話す人たちがたくさんいます。


結論を言います。

スピーキングができるために必要な能力、なんてものはいまさら身に着ける必要はありません。

あなたが日本語で普通にできていることを、英語でも普通にできるようになれば、

あなたは英語がペラペラにしゃべれるのです。


ですが、現実的なことにも触れておきましょう。

おそらくほとんどの方は、日本語で当然のようにできていることが、英語でできていません。

例示します。あなたはこれらのことが、英語でできますか?

・相手が何を言ってるかわからないとき、「どういうこと?w」と聞く

・相手が文中で明らかに変な単語を言ったとき「ああ、この単語を言いたかったんだな」と頭の中で置き換える

・言いたい単語が出てこないとき、「あれ、なんだっけw」と言える

・相手の話題にあまり関心が持てないとき、自分から新しく話題を振る、またはその会話を適当に切り上げる

・特に関心がない話題に対して、特別に関心を示さず平然としていられる

・相手が何かを言いよどんでいるとき、「きっとこういうことを言いたいんだけどはっきり言葉にできないんだな」と察してあげる

などなど。

(後半部分は日本語でもできない方がいるかもしれませんが・・それはまた別の話)


とにかく、言いたいことはこれです。

あなたが日本語でできることを、英語でも普通にできるようになれば、あなたは英語が話せる。

そして、もう一つ言いたいことはこれです。

あなたが日本語でできることが英語でできないのは、あなたの中にある心理的なロックが原因である。

心理的なロックについて、続く部分で見ていきましょう。


◆話せない理由③英語と日本語の違いばかり意識させられる教育を受けてきた

どうやら、日本人には少なからずそういう性質があるようです。

ずっと島国で暮らし、日本人以外を知らなかった国民性から、
久しぶりに外国人に遭遇した「黒船来航」に対して、

「うわ!なんかすげーやつらがきた!俺らと全然違うし優れてる!」

こう感じてしまったようです。
(実はもっと昔、中国との関係でもそういうことはあったらしい)


その意識の強さが肯定的に働いたのが、明治維新の奇跡なのでしょうが、

僕たち日本人の意識の中に強く植え付けられたのが、

「私たちは欧米人と全然違う。欧米人から学び、追いつかなければ」という意識なのです。


・・まあ、歴史の話は議論も生まれがちなのでこの辺にしておきますが、

一般的な感覚として、
僕たちは「英語と日本語の違い」というトピックが大好きではありませんか?

たとえば、「日本語は間接的だけど、英語は直線的である」。

これね、かなりウソの部分も多いです。

僕はカリフォルニアで1年間暮らしたことがあります。
カリフォルニアという場所は、いろっっっんな人が住む場所です。

そういう場所だと、
あるグループの人にとって当たり前のことが、
他のグループにとって全然通用しない、なんてざらです。

するとどうしても、会話においても相手のことを十分に気遣った表現をしないといけません。


僕が普通にカリフォルニアで耳にしていた、英語の会話を紹介します。

「もし気にしなければなんだけど、窓をあけてもいい?もちろん、あなた次第なんだけど!」(開けたきゃ開けなよ!)

「これはあなたのことを否定したくて言うわけじゃないんだけど、私の意見はあなたとは違うな」(いや、そりゃ意見は違うだろ!早く意見言えよ!)

「彼はえーと、身長が6フィートくらいで(背が高い、と言わない)、ナイジェリア出身で(アフリカ系で、とすら言わない)、いい人だよ」(ンガァ~~!!!!)


まどろっこしい!


いいですか!

日本語も英語も、かなりの部分、それも大切な部分はほとんど同じです!


アメリカ人が言われて一番うれしいのは"Thank you"とか、”I love you"とか、そういう小学生でも知ってる英語です!

僕らだってそうですよね?

目を潤ませて、心の底から出てくる「ありがとう」に感動しますよね?

大切な人と抱き合っているときに聞く「大好きだよ」に魂が震えますよね?


日本語も英語も、大切な部分は同じです!

「バカ」っていわれたらむかつく、

「上手だね」って言われたらうれしい。

同じなんです!


◆話せない理由④失敗を恐れさせすぎる環境で英語を学んでしまった

これは学校教育の失敗、とかいう単純な話ではないと思います。

どうしたって日本は島国で、外国の人がたくさん来れる場所ではありません。

日常の中で英語を聞く機会といえば、映画の中か音楽の世界。

僕たちの周りに、英語で失敗している人ってあまりいませんよね?

英語で失敗することが、僕たちにとっては普通のことではないんです。


学校も大きな原因のひとつです。

普段日本語だけの環境から、
英語の時間になると突然クラス全体が英語で話すことを求められる

(最近の公立校は全部英語で授業を行っているそうです)。

そんな環境で、器用に切り替えができる中高生がどれくらいいるでしょうか?


また、正解を求める詰め込み型教育(こういう批判って浅はかだと思いますけど)も一因です。

正解が求められる ⇒ 正解でないものは求められていない、

という意識が僕たちには植え付けられているのです。


その結果、失敗=恥、という意識が生まれます。

すると当然、話すことに対する強烈なプレッシャーが発生します。


プレッシャーのせいで、できて当然なことができなくなります。


そう、すべてはプレッシャーが悪いのです!
(ちなみに、プレッシャーはストレスといってもいい)


ここでもやはり、戻ってくるのはです。

全ては心の問題。心が変わればあなたは今、この瞬間英語を話せることができるようになる。

僕は100%そう信じ切っています。

◆話せる理由 6年勉強してるから

あなたがいくつかわかりませんが、
小学校での「外国語活動」が始まる前に小学校を卒業していたのであれば、

どれだけ短くても、中学校の3年間、英語を勉強しているはずです。

中学校3年間で学ぶ語彙数は約1,200語。

高校にも通っていたならもう2,000語学んで3,200語。

3,000語というのは、ネイティブの3歳児レベルの語彙といわれています。

どれだけ少なく見積もっても、あなたは3歳児くらいの英語が話せるのです。


3歳児って、いろんなことを話します。

"I love my mommy and daddy, because they're so kind!"

"We went to the park yesterday. It was so fun!"

"I love cows and chickens. I want them to live long!"

3つ目は、最近はやりのビーガン思想を表現してみました。
これくらいのこと、あなたは言えるんです。

たぶん、このNoteを読む人は英語に対して熱心だと思うので、
もっと難しいことだって言えるはずです。

話せるんです。あなたは話せる。ただそのことに気づいてないだけなんです。

◆実際にあったこと:たすくのプロフィール

僕は英語に関してはスーパーエリートです。

英語学習を始めたのは小学3年生の時。ですので20年間英語を学んでいることになります。

学歴としては、千葉大学の中学校教員養成課程、英語科教育分野を卒業しました(英語の先生になるための勉強をしたということです)。

英語だけでなく、人が何かを学ぶということを研究する教育心理学、言葉そのものの仕組みを学ぶ言語学、英語を教えるための教育法など、

英語と英語に関する様々なことを学びました。

大学入学時点でTOEICは830点、
卒業後の留学を終えたあとはTOEIC960点。

誰がどう見ても英語ペラペラに決まっている経歴と実力の持ち主です。


ですが、自慢したくて書いたわけではありません。

僕はTOEIC960点の時、ほとんど英語が話せませんでした。


僕が英語を話す環境になると起こっていたことはこうです。

どもる。意見が言えなくなる。相手の目が見れなくなる。自分に自信がもてなくなる。そわそわする。この場にいてはいけないように思う。などなど・・。

好きな人に一番見られたくないのが、英語を話す僕の姿だったと思います。


そんな僕が、ある日を境に、およそ1週間で英語がペラペラになりました。
(自力があったことは認めます)


何をしたのでしょうか?

海外留学?

血のにじむような特訓?

外国人の恋人を作る?


全部違います。

僕がしたことは、自分の心と向き合う、ただそれだけです。


ただそれだけのことをしただけで、僕の英語に関するすべてのロックは解除されました。


今では英語を使ってこんなことができています。

・インド人のおじさんにFacebookやZoomでコミュニケーションをし仕事をとる

・インスタで出会ったハンガリー人と自分の人生観を語り合い、親友になる

・海外のECサイトで、明らかに相手が間違っている件について粘りづよく交渉し、補償をしてもらう。


そういえば、この前人生初の同時通訳をしました。普通にできましたよ。


すべてのきっかけは、気づいたことでした。

「あれ、俺英語話せるんじゃね?」そう気づいたこと。

そしてそれから、自分の英語をロックしている心の中の殻をやぶりました。


日本の英語教育は優秀です。

あなたがもし普通に日常会話をしたいだけなら、
もう新しい知識や語彙は(それほど)必要ありません。

ただ必要なのは、自分の心の殻をやぶること、

心を縛る鎖を解き放つこと、それだけです。


後半のNoteで、もう少し具体的な方法論を書いていきます。

ぜひフォローしてお待ちください。


実のことを言うと、英語が話せるようになるためにやることは他のNoteでも書いているので、もしよければそちらを読んでみてくださいね。

(3/8追記:後編できました!

では、お読みいただき、ありがとうございました!

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「愛の魔法使い」の自己紹介

自己肯定感に”気づく”ことが『すべて』の問題解決のはじまりである理由。
(👆英語が話せるようになった経緯はここに詳しいです)

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