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自己肯定感に”気づく”ことが『すべて』の問題解決のはじまりである理由。

◆自己肯定感ってすごい

こんにちは。たすくです。

僕のNoteでは、「自己肯定感」というキーワードがよく登場しています。
それは、自己肯定感こそが『すべての』問題を解決する源だからです。

以下にあげる例は、実際に僕が自己を肯定するようになってから起きた変化です。

・体重7㎏減(筋肉量は微増、脂肪量が激減)
・記憶力の爆発的向上(20年以上に学んだ内容などいくらでも思い出す)
・頻尿の改善
・かみ合わせを原因とする全身の骨格ゆがみ矯正
・声を出すのもタジタジなところから、一切不便がない程度の英語力実現
・速読の能力獲得
・好きと言ってくれる異性続出
・その気になれば一晩中でも作業ができる集中力獲得
などなど数え始めれば切りがありません。

全ての問題を解決する・・なんとも胡散臭いことばです。
うさんくさく聞こえるのは、そのように謳うサービス、商品がすでに世にあふれているからでしょう。

『あなたのビジネスからすべての問題を解決するノウハウとは!?』
『パートナーとの関係がすべて解決!○○式コミュニケーション術!』
『もう健康で悩まない!体のお悩み全て解決○○流食事術!!』

こういったものを、僕たちはもう見飽きています。


ここで注意して明記しておきたいのは、「自己肯定感はすべてを解決する」わけではありません。

しかし、自己肯定感はかならずすべての問題の解決を導きます

このNoteの目的は、
①その理由を説明すること、
②そのためにあなたがするべきこと、
③そしてそのために僕ができるお手伝いをご紹介することです。

◆自己肯定感とは

はじめに、勘違いされがちな自己肯定感について、このNoteがどうとらえているかを説明しておきます。

・自己肯定感は、努力して得るものでも高めるものでもない
・自己肯定感は、あなたがすでに持っており、ただ気づくだけのもの
・自己肯定している人間は、自己を含めたすべてを否定しない
・自己肯定している人間は、自己を含めたすべてを肯定する
・自己肯定している人間は、自分が心から望んでいることが何かわかる
・自己肯定している人間は、すべての問題を自分のこととしてとらえる
・自己肯定している人間は、あらゆる問題に対して創造的に解決を探る
・自己肯定している人間は、あらゆる恐れと向き合いそれを基に成長する
・自己肯定している人間は、喜びと楽しみをもって成長し続ける

重要な自己肯定感の特徴をいくつかピックアップしました。
簡単に解説を加えます。

「自己肯定感は、努力して得るものでも高めるものでもない」
⇒これは概念的な話になりますが、
認識の違いが重大な行動の違いを生じさせる可能性があるため触れておきます。

よく、「ダイエットに成功して自己肯定感があがった!」と考える人がいます。
これは確かにそう見えるのですが、このNoteでは、実際に起こったのはその逆・・と考えます。

つまり、ダイエットに成功したからこそ自己肯定感が上がったのではなく、
自己を肯定していたからこそダイエットに成功するのです。

「どうせダメだ・・うまくいきっこない・・」こう考えている人がダイエットに成功することは考えにくいのではないでしょうか。

本当にダイエットに成功する人は、成功する前から自分を肯定しているものなのです。


『自己肯定している人間は、すべての問題を自分のこととしてとらえる』
『自己肯定している人間は、あらゆる問題に対して想像的に解決を探る』
『自己肯定している人間は、あらゆる恐れと向き合いそれを基に成長する』
『自己肯定している人間は、喜びと楽しみをもって成長し続ける』

⇒このあたりが、自己肯定感が『すべて』の問題解決を導く根拠です。

自己を肯定している人間は、
『すべての問題を自分のこととしてとらえる』ことにより、問題の原因を人のせいにしません
仮に、「どうしたってこれは私だけでは解決できない!」と思える問題であっても、『創造的に解決を探る』ためにかならず解決を導くことができます。

人間の成長を止めるのはほとんどの場合恐れです。
自己を肯定している人間に今後一生恐れが起きないわけではありません。

しかし、自己を肯定している人間にとって、恐れがあるところは成長がある場所です。
恐れに出会うたび、それと向き合い『喜びと楽しみをもって成長』することができるのです。


自己肯定感は、それだけですべての問題を解決するわけではありません。
問題解決のため必要とあれば本も読みますし、誰かのアドバイスを受け入れることもするでしょう。

しかし、否定をせず、すべてを肯定的に受け止め、創造的に自分の環境に当てはめ、改善策を探り続けることによって、
すべての問題に対する解決を見つけ出し、成長し続けていくことができるのです。


ここまでで、概念上の自己肯定感とそれがすべてを解決する理由を説明しました。

続くパートで、もう少し具体的な例を見ていきましょう。

◆自己肯定感がすべてを解決する理由①健康

自己肯定感は健康上の問題を解決することができます。
しかもそれは、あなたが想像する以上に直接的な解決です。

この解決が及ぶ領域はたとえばダイエットでもそうですし、病気でもそうです。
その仕組みを説明しましょう。

自己を肯定している人間の大きな特徴は、ストレスがとにかく少ない、ということが挙げられます。

ストレスが多くの領域において健康を害することは、今日の研究では疑問の余地がありません。
無理なダイエットにしばしリバウンドが伴うのも、過食を誘発するのもストレスが原因です。

実際に僕個人の経験として、ストレスがたまっていた時期に68㎏ほどあった体重が、自己肯定の結果で7㎏減ったことがあります。
この間に特別なダイエットをしたわけでもなければ、無理な食事制限をしたわけでもありません。

ストレスが軽減された結果として、自然と食べる量が減ったり、散歩を好むようになったという違いはありました。

しかし、自己を否定するストレスを抱えたまま食事制限をしたり、運動をしたとして、同じ結果になっていたでしょうか?

自分の経験から、100%答えは「NO」であったと断言できます。
なぜなら、そういった努力は過去に何度もしたことがあるからです。

個人的には、最近は「オプティマムファスティング」と呼ばれる断食法が気に入っています。
これは、タンパク質をしっかり取ることで筋肉を維持しつつ脂肪を落とす、というファスティング法ですが、
方法論だけあればダイエットがうまくいくというものではありません。

この方法がうまくいっているのは僕が自己肯定感を持っているからですが、
同じようにあなたにも、あなたに最適なダイエット法があるでしょうし、
その効果を最大限まで引き出すのが自己肯定なのです。

◆自己肯定感がすべてを解決する理由②能力

「自分は能力が低い!」と悩む多くの人は、次の2つのことを考えます。

1.私は現時点で人に誇れるだけの能力がない
2.私は能力を高めるための努力を続けることができない

この考え方の結果として、彼らは「勉強法」であるとか、「習慣形成術」のようなものが魅力的と考え、飛びつきます。

しかしながらよく言われるように、
「新しい勉強をはじめよう」と思って実際に始める人は100人に一人であり、
それを継続できる人はその中のさらに100人に一人です。

あなたにも、「今年こそ英語の勉強をがんばる!」と決意して、いつの間にか続かなくなっていた経験がきっとあるはず。


では、自己肯定感はこういった現状にどう影響を与えるのでしょうか。
2つのパターンを説明します。

<1.私は現時点で人に誇れるだけの能力がない>
まず前提として、この記述は誤りである可能性が高いです。
ほとんどの人間が、人生を20年、30年と生きる中、多くの経験をしています。

それらの経験には、99%の場合他の人にはまねできない特別な経験が含まれています
自分の人生における経験をじっくりと振り返り、客観的に観察してみるだけで、
十分に人に誇れるだけの経験と、そこから得た能力があるものなのです。

ではどうやってそれに気づくのか?それが自己肯定感の役割です。
自己肯定感を持つと、心の中にある「メンタルブロック」が解除されます。

メンタルブロックとは、人間が物事に対して感じる「できない」という思い込みのことを言い、
その仕組みは、人間の「防衛機制」という言葉で説明ができます。

「防衛機制」とは、人間の心の内で起こる、傷つくことを防ぐための様々な反応のことですが、これらが人に「できない」と思わせるのです。

たとえば、僕は長年英語を学んでいたのですが、英語で話すことがずっとできませんでした。
これは、僕にとって英語は小学生の頃からの得意分野であったため、「失敗をするわけにはいかない」という気持ちが防衛機制を引き起こし、
人前で英語を話すとき、強烈な「話せない」という思い込みとして僕の能力をロックしていたのです。

すでに述べた通り、今では英語を話すことに関して一切の抵抗やロックはありませんので、一切不自由なく英語でのコミュニケーションを行うことができます。

自己肯定は自分の「できない」という思い込みを解除できるのです。

さらに、メンタルブロックは「過去の記憶をロックする」ことがあるのですが、これも仕組みは同じです。

僕は中学生の頃から世界史が大好きだったので、人並み以上に世界史を学んでいました。
しかしながら、ある経験をきっかけに、中学生~学生の頃を否定するようになり、そのころの記憶も大部分がロックされていました。

自己肯定によって否定していた過去の記憶を受け入れた後、それらの記憶が急速によみがえり、多くの学んだ知識が復活したのです。


脳は経験したことを一切忘れていない、という説があります。
「忘れる」ということはただその記憶にアクセスができなくなっているだけで、
記憶自体はなくなったわけではなく変わらず脳に蓄積されている、というのです。

僕が経験したことや実際に見てきたことからも、この説は信ぴょう性があるといえますし、
自己肯定感があなたの中に眠っている能力を開放する大きな根拠の一つです。

自己肯定により記憶のロックを解除することで、自分にはすでに十分能力があることに気づくのです。

<2.私は能力を高めるための努力を続けることができない>
この考え方を自己肯定感が克服できる理由も同様に説明できますが、
ここではもう一つ別の説明をしていきましょう。

自己肯定のある成長過程には「楽しみ」が常に伴います。

自己を肯定しているとき、自分が本当にやりたいことがよくわかります。
すると、自分が能力アップするために行うこと・・勉強であったり継続の習慣が、まったく苦にならないどころか、楽しくて仕方なくなるのです。

元マリナーズの鈴木一郎選手は誰もが認める野球の天才ですが、「野球が好き」ということだけはずっと貫き続けたとのことです。

彼はシーズン開始前には3時間も4時間も練習を続けていたといいますが、
野球自体が好きでなく、練習や努力が苦しかったのなら、周りのプロたちも驚かせるこの猛練習は決して実現できなかったでしょう。


もしあなたが、続かない努力を意志の力でしようとしているなら、そしてその結果、自分は努力が続かないと思っているなら、
それはイチロー選手でも不可能な努力をしているからかもしれません。

そして、あなたが本当に実現できる努力、楽しくて仕方ない努力をしたいのであれば、
それは自己を肯定することによって実現できる
でしょう。

◆自己肯定感がすべてを解決する理由③人間関係

『すべての悩みは対人関係の悩みである』というのは『嫌われる勇気』で知られるアドラー博士の言葉です。

それほどまでに僕たちを悩ませる人間関係ですが、すべての問題やその解決に至る流れを説明しきるのはとても時間が足りません。
そこでこの章では、「これができればうまくいく」といわれる原則を紹介し、自己肯定感がそれをどう実現させるかを説明しましょう。

<相手のことを考える>
実は人間関係の望ましい答えというのは一つしかない、ということがとっくに分かっており、それが『7つの習慣』でいうWin-Winです。
これは簡単に言えば、「自分のことも相手のことも大切にできる人は、人間関係においてうまくいく」ということです。

自分のことを考えるのは簡単なので、誰もがそれをしています。
ですので、あなた自身の視点から言えば、あなたがいかにうまく人と付き合えるかは「いかに相手のことを考えられるか」にかかっているといえるでしょう。

「相手のことを考えることができれば、自然と人に好かれ、人が集まるようになる」

誰もが「それができれば苦労しないよ!」と思う内容です。

自己肯定感があればこれがかなり楽にできるようになるのです。なぜでしょうか。


これは「リソース」という考え方から説明ができます。

良くも悪くも人間の中心は自分です。
全ての人が、コミュニケーションの場において自分の「ニーズ」のことを考えています。

それは交渉ごとにおいて自分の欲しいものを得たい、というような目に見えるものもありますが、
「自分の存在を認められたい」と、自己肯定を求めている割合も相当に大きいのです。

「あの人は自分の話ばかりするな・・」
「あの人はすぐマウント的な話し方になるんだよな・・」
こういう風に感じる人は、あなたの周りにもいないでしょうか。

自己肯定感を持つ人は、この部分のニーズがすでに満たされています。
すると、自分を満たすために使っていたリソースを、相手のために使うことができるようになるのです。

たとえば、人の話にどうしても口をはさんでしまっていた人が、相手にじっくり理解を示しつつ最後まで話を聞くことができるようになるかもしれません。
また、相手の話がまとまらないとき、聞いた内容から相手の話を要約するなどして助け舟を出すことができるようになるかもしれません。

これらは一例ではありますが、このように人と関わる人には自然と周りも話したくなるでしょうし、
その結果、本人が人間関係から受けるメリットも大きくなるでしょう。

相手のことを考えることができる人間は魅力的です。

魅力的な人間が、ビジネスにおいて、家庭において、恋愛において、うまくいくのは当然のことでしょう。

<その他様々なテクニック>
人間関係がうまくいくテクニックは探せばいくらでもあります。
聞き方テク、伝え方テク、交渉術、アイコンタクト、スキンシップ、ユーモアセンス、モテる技術、、、
関連する書籍も、今の時代ならいくらでも手に入れることができます。

そうしたすべてを活かすのも、自己肯定感あればこそです。
テクニックを先に学ぶのではなく、自己肯定感こそが先にあるのだということをどうぞ心にとめておいてください。

◆自己肯定感を得るまでのステップ

さて、ここまで自己肯定感のすばらしさを説明してきました。
このすばらしい自己肯定感を得るためにはどうすればよいのでしょうか。

以前のNoteでも、それに近い内容を書いたことがありました。
今回もそれと重複する部分がありつつ、可能な限りより厳密な、具体的なステップを書いていきます。

・はじまりのステップ
まず、すべてが始まるのは、「自己肯定感を得ることを願う」ステップです。

人間の心というのは不思議なもので、真剣に探しているものはありとあらゆるところを探して答えを見つけるものです。
「願う」というステップは、答えを探すこと、自分が答えを探していることを自分の心に決めさせることです。

・自己肯定感に気づくステップ
途中を少し省略し、自己肯定感を得る直接のきっかけとなるのが「愛と出会う」瞬間です。
これは少し抽象的になるのですが、「愛と出会う」経験をすることによって、人は「自分がすでに自己肯定感を持っている」ことに気づきます。

言葉で説明するのが難しいのですが、僕は愛と出会った経験によって、「自分が無限に愛されていること」、
「自分が無限に愛せること」の2つを同時に知りました。

その瞬間からすべての変化が始まり、喜びをもって成長をし続ける状態に至り、今に続いています。


・その途中のステップ
では、「自己肯定感を得ることを願い」、「愛と出会うことによって自己肯定感を得る」というステップの間には何が起こるのでしょうか。

この間に起こることは、「自身の傷ついた部分を癒す」ことです。
この部分が最も複雑であり、そして人によって大いに異なる部分です。

僕が経験し覚えている範囲では、このころ癒された領域は以下のようなものがありました。
・両親との関係性
・家族、兄弟との関係性
・お金との関係性
・神との関係性(特定の神ではありません。この表現がしっくりこない方は、他の言い方でもよいです)
・人生との関係性

しかしこれは、すべての人に当てはまるものではありません。
また、僕自身これらすべての領域が完全に癒され切ったとも考えていません。継続中の部分も多々あります。

あなたが愛と出会うために癒すべき領域は他にもあるかもしれませんし、
あるいはこの中のいくつかだけでも良いかもしれません。

大切なことは「自己肯定感は得るものではなく気づくもの」であることです。
必要なのは「得るために新しい努力をする」ではなく、
「気づくための妨げとなっている部分を癒す」、という過程なのです。

あなたにはきっと、あなただけの癒しがあるはずです。
その答えはあなたの中にしかありません。

しかし、その答えがどんな形でも、どんな道筋をたどるとしても、
あなたが「願う」限り、必ずその答えにたどり着くことができるはずです。

◆ご案内

このNoteでは、自己肯定感のすばらしさと、それに気づくまでの過程を説明してきました。

残念ながら「あなたが気づく方法」を僕がお伝えすることはできません。
なぜなら正解は人によって違うからです。

しかし同時に、あなたも気づいているのではないでしょうか。
他人が言うやり方や、誰かが教える方法論は、ほとんどの場合効果がないのです。

では、人は一人なのでしょうか。
人は自己肯定感を得る過程を、自分一人で苦しみぬいて歩み続けるしかないのか。

そんなことはない。それが僕の考えです。


人が誰かに指示をして、その通りに動かせることによって自己肯定感に「気づかせる」ことはできないでしょう。

しかし、自己肯定感に「気づきたい」と願う人に対し、その支えとなることは可能なのです。

そのために行われるのが「コーチング」です。

一般的に行われる「ティーチング」や「コンサルティング」が、外から支持を出し何かを「教えようとする」ことであるとすれば、
「コーチング」はその人自身の中にある答えを「引き出そうとする」ことです。

他者が誰かに答えを教えることはできない。
だけど、他者が誰かの中にある答えを「引き出す」ことはできるのです。


僕は学生の頃にコーチングに出会い、かれこれ10年以上実践をしてきました。

僕が見てきたすべてのコーチ―(コーチング生)に共通して言えることは、
「願っている限り、必ずその目標を達成することができる」ということです。

もしあなたが、「自己肯定感に気づきたい」と願うのであれば、
僕は必ずあなたのお力になることができます。

コーチングの詳細についてはこちらをご覧ください。

お読みいただきありがとうございました。

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