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金髪タトゥーでへそ出して今の時代を楽しめ

今日も今日とて自宅警備員の仕事に精を出している。が、私だって就活もしているのだ。髪色がハイトーンアッシュカラーの姿の写真を履歴書に貼り付けながら・・・。

おそらく私が採用担当者だったら「こいつ受かる気ないだろ・・・」と思うだろう。だって、送られてきた履歴書の写真が人物の髪色がハイトーンすぎるんだもん・・・。

しかし、至って私は真剣なのである。送り先の企業様を馬鹿にしていたりなどは誓ってしていない。(現に、『髪色自由』と条件にある企業様だけに応募している)


私の就活での条件の優先順位は以下の通りである。

①完全在宅であること(月数回の出社等も却下)
②現在の私のままでいられること(髪色然り、ファッション然り)
③ルーティーンであること(いわゆる考える必要があまりない職種)

正直、給与面での希望は特にない。とにかく条件を満たしてさえいればOKである。


が、このご時世、完全在宅の人気がすこぶる高いのだ(当たり前か)。そのため、応募者が殺到状態の中、20代ブラウンカラーのセミロングの女の子と、ハイトーンアッシュカラーのアラフォー独身女(配偶者なしでわかるでしょ)がいたら、前者を取るに決まっている。これ世の常。きちんと私も理解できている。

それでもそこ(ここでは髪色を指す)を改善しないのは、私なりの矜持である。譲れないのだ。私のアイデンティティ(生まれたときは黒髪だったがw)。まぁ、髪色を変えたところでアラフォー独女で引っかかるんだけどね(泣)


就活を例にとってみたが、我々日本において大多数の人々は、周りと、自分と異なる状態を「異常」と捉えがちである。

私のようにかなりハイトーンな髪色や、例えばタトゥーもそうだろう。日本では派手なファッションや、年代によっては肌の露出具合も賛否両論の対象となる。


私は今の髪色が一番好きだし、自分に一番似合っていると思っている。黒髪だと一気におばさん臭くなる(というか祖母に瓜二つだった・・・。)現に、家族にも彼にも黒髪は不評だ。彼に至っては「今のヘアスタイル最高!」とベタ褒め状態で、少しトーンを落とそうかなと相談すると断固反対する有り様である。

タトゥー(和彫も同様に)も個人的にはかっこいいと思っている。私はタトゥーを入れるタイミングがなかったが、たまに目にするとかっこいいなぁと思う。(ただ、ケアを怠って皮膚がよれたりしていると残念であるが・・・。)

街中でクロップド丈のトップスを着こなしている人を見ると目で追ってしまうし、セクシーなレースタイツを履きこなしている人に出会ったら「どこで買ったんですか?」と聞いてしまうくらい大好物である。


けれども、それは私の価値観上でしかないことも承知している。


「日本人に生まれたからには黒髪が一番!」という人もいるし、「子供がいるのにタトゥーなんて野蛮。」と思う人も多いだろう。「肌出してみっともない。」「レースタイツなんていやらしい。」という価値観の人も、もちろんいるだろう。


私は、日本に生まれて日本で育ったからには、8割の人たちの価値観が『常識」になっていることを、まずはきちんと理解する必要があると思っている。(だっる〜って思ってるけどね。単一民族国家の宿命か・・・。)

ただ、理解した上で自分のしたいことをしたいようにするのはOKだと思っているし、しているつもりである。就活に関してもそうだ。『髪色自由』とあるが、それぞれの企業の一定ラインはあるのだろう。それに沿わない場合は落としていただいても問題ないのである。

タトゥーだって、まだまだプールや温泉ではお断りの対象だ。それをきちんと理解して納得できた状態で、それでも自身の身体に入れているなら全然Okじゃないか?誰にも迷惑かけていないじゃん。

まれに「タトゥーなんて、近くにいるだけで教育に悪いわ!」なんて人もいるが、めんどくっせ〜である。じゃあ近づくなよ。視界に入れるなよ。関わるなよ。それだけである。


人ってなんでアンチであればあるほど近づこうとするのかね???


自己責任で、好きな自分になって、もっと自分を好きになったらいいのである。それが許される時代になったのだから。思う存分、今の生を楽しもうぞ♪


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