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作曲してみた

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#鍵盤ハーモニカ

作曲してみた46~24の前奏曲とフーガ㉔へ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ㉔へ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(3分28秒)

前奏曲:
 同じ楽想を、高さや調性、声部を変えながら、進行していきます。

フーガ:
 「主調提示部-嬉遊部-属調平行調(イ短調)提示部-主唱反行形単独提示-下属調提示部-ドミナント/トニック保続」という構造です。反行形提示は独立したものではなく、嬉遊部や移行部のような役割です。

作曲してみた45~24の前奏曲とフーガ㉓ニ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ㉓ニ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分51秒)

前奏曲:
 無窮動な分散和音と、一歩ずつ踏み締めるような付点四分音符のリズムが共存しています。

フーガ:
 「主調提示部-教会旋法風提示部-主調単独提示」という構造で、嬉遊部がありません。終始、教会旋法風の曲調で、調整がフワッとした感じになっています。

作曲してみた44~24の前奏曲とフーガ㉒変ロ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ㉒変ロ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分14秒)

前奏曲:
5拍子で、掛留をふんだんに使った曲です。

フーガ:
「主調提示部-嬉遊部-平行調単独提示-主唱ストレッタ-主調提示部」という構造です。

作曲してみた43~24の前奏曲とフーガ㉑ト短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ㉑ト短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分25秒)

前奏曲:
 同じ音型を上下二声部で入れ替えながら、進んでいきます。移行部を経ながら、フーガのような転調をします。

フーガ:
 「主調提示部-嬉遊部1-平行調提示部-下属調単独提示-嬉遊部2-主調単独提示-コーダ」という構造です。
嬉遊部は、いずれも主唱の一部とその変形を用いています。

作曲してみた42~24の前奏曲とフーガ⑳変ホ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑳変ホ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分07秒)

前奏曲:
 簡潔な三部形式で、各声部間で掛け合いをしながら進んでいきます。

フーガ:
 「主調提示部-主唱反行形-平行調提示部-主唱反行形-主調提示部-コーダ」という構造です。
反行形提示が嬉遊部のようになっています。また、最後の主調提示部の答唱は下属調です。

作曲してみた41~24の前奏曲とフーガ⑲ハ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑲ハ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分45秒)

前奏曲:
 高さや調整を変えながら、同じ音型を繰り返していきます。

フーガ:
 「主調提示部-主唱ストレッタ-下属調提示部-主音保続/ピカルディ終止」という構造です。
 主唱は四分音符が主体で、一歩一歩踏みしめて歩いているような感じです。
 下属調提示部の答唱の後くる主唱の前半部分は、主音保続を伴います。

作曲してみた40~24の前奏曲とフーガ⑱変イ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑱変イ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分34秒)

前奏曲:
 三部形式で、常にいずれか二つの声部がカノンになっています。

フーガ:
 「主調提示部-嬉遊部1-平行調提示部-嬉遊部2-主調提示部-コーダ」という構造です。長い音符と短い音符を組み合わせて、緩急をつけています。
嬉遊部はともに反復進行で、1と2は反行の関係にあります。

作曲してみた39~24の前奏曲とフーガ⑰へ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑰へ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分40秒)

前奏曲:
 付点のリズムを使った、ゆったりとした行進曲です。

フーガ:
 「主調提示部-嬉遊部1-属調単独提示-嬉遊部2-平行調単独提示-主調提示部」という構造です。
 二つある主調提示部の答唱は、主唱の5度上ですが、いずれも和声的には属調ではなく、平行調や主調のドミナントになっています。

作曲してみた38~24の前奏曲とフーガ⑯変ニ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑯変ニ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分44秒)

前奏曲:
 音階と分散和音を基にした曲です。

フーガ:
 無窮動のスケルツォ風フーガで、「主調提示部-嬉遊部1-属調単独提示-嬉遊部2-平行調提示部-主唱ストレッタ-嬉遊部3-下属調単独提示-嬉遊部4-主調提示部-ドミナント保続/終結」という構造です。嬉遊部はいずれも対唱による反復進行です。

作曲してみた37~24の前奏曲とフーガ⑮変ロ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑮変ロ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分39秒)

前奏曲:
 経過音含む16部音符の分散和音が主体となって展開する三部形式の常動曲です。

フーガ:
 「主調提示部-主唱反行形-平行調提示部-主唱逆行形-主調単独提示-ドミナント保続/終結」という構造です。
 平行調提示部では、変イ長調の答唱が先に現れ、その後に変ニ長調の主唱が続きます。最後のドミナント保続は答
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作曲してみた36~24の前奏曲とフーガ⑭変ト長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑭変ト長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分17秒)

前奏曲:
 フーガの主唱由来の音型を、上下それぞれの2声部が掛け合いをしていきます。

フーガ:
 「主調提示部-主唱ストレッタ1-平行調提示部-主唱ストレッタ2-主調提示部」というシンメトリー構造です。
 ストレッタの後に続く各提示部は分離しておらず、ストレッタがかかったまま始まります。また、変ト長調全ての音
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作曲してみた35~24の前奏曲とフーガ⑬変ホ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑬変ホ短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分45秒)

前奏曲:
 2本のリコーダーの掛け合いと、鍵盤ハーモニカが奏でるフーガの主唱由来の分散和音で曲が進行します。

フーガ:
 「提示部-主唱前半のストレッタ-平行調提示部-主唱後半のストレッタ-下属調提示部」というシンメトリー構造です。短調部分には一切導音が出てこないため、アジア風に聞こえるかもしれません。最後の
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作曲してみた34~24の前奏曲とフーガ⑫ロ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑫ロ長調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(2分36秒)

前奏曲:
 途中少し和声を調整して変形していますが、2本のリコーダーがほぼ6度のカノンになっています。

フーガ:
 「提示部-嬉遊部1-平行調提示部-嬉遊部2-下属調提示部-主唱ストレッタ」という、ひねりのない「型どおり」の構造です。
主唱は「四七抜き音階」ですが、その他の要素はその限りではありません。

作曲してみた33~24の前奏曲とフーガ⑪嬰ト短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)~

24の前奏曲とフーガ⑪嬰ト短調(リコーダーと鍵盤ハーモニカのための)
(1分53秒)

前奏曲:
 フーガの主唱に似せた楽想を、調を変えながら繰り返していきます。

フーガ:
 「提示部-嬉遊部1-下属調提示部-嬉遊部2 -主唱単独提示」という構造です。
 初めの提示部ですが、答唱が5度上ではありますが、和声的には平行調(ロ長調)にしてあります。そのため、この後に平行調提示部はありません。また、下
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