『転機を乗り越える』には結局…
新年度。入学、入社、異動などなど、別れと出会いの季節。
なんとなく新年度を迎えたけど、何かすっきりしないな…と、モヤモヤしている人もいるのではないでしょうか。
はい、私がそうなのです。
なので私自身のためにも転機への向き合い方をまとめていきます。
※あくまで自分がしっくり来たものをまとめているので、正確ではない表現があるかもしれませんがご了承ください。
■転機は終わりから始まる
そもそも転機には3つのステップがあると言われています(byウィリアム・ブリッジズ)。
ステップ1:【終わり】何かが終わる
ステップ2:【ニュートラルゾーン】終わりから始まりに向けた準備期間
ステップ3:【始まり】何かが始まる
今まで住んでいたこちら側の岸の生活が終わり、
橋を渡りながら変化を受け止め、考え、
向こう岸の新しい生活が始まる。
この場合の橋がニュートラルゾーンなイメージでしょうか。
さて、転機を迎えたあなたは今どこにいるでしょうか。
もしかしたら【終わり】を受け入れられないまま橋を渡り、4/1に【始まり】を迎えてしまった。そんな方も多いかもしれません。
ただ、物理的/カレンダー上の終わりと始まりだけでなく、精神的な終わりと始まりもあるとも考えることができます。
私は、精神的な【始まり】に移行するには、【ニュートラルゾーン】を意識して設けることが大切と考えています。
その意識によって、この画像のような頼りのない橋になるか、しっかりした橋になるか変わってくると思います。
私の場合、自分自身の気持ちを整理しないまま、橋を渡りきってしまったようです。
では、その時どんな状況だったのか整理していきましょう。
■転機を4つのSで点検する
そもそも人生は様々な転機の連続だと言う人もいます(byシュロスバーグ)。
その転機を乗り切るために、利用可能な内的資源を4つのSで点検していきましょう。
【状況/Situation】
原因:何がきっかけでこの状況になった?
期間:この状況は一時的?どれくらい続きそう?
体験:似たような経験はある?
ストレス:他に抱えているストレスはある?
認知:どのように受け止めている?チャンス?ピンチ?
⇒例えば…会社の合併によって環境が変わることになった、ホントはチャンスのハズなのだが、
人間関係のストレスが別にあり頑張る気力がわかない…とか、そんな感じでしょうか。例えばね。
【自己/Self】
重要性:自分は何を重要視するの?地位?給与?プライベート?
変化:立ち向かう派?流されちゃう派?コントロールできる人?
経験:これまでの経験は何があってどう活かせそう?
⇒例えば…変化は好きで、経験だったり成長を重視したいなぁ、これまで○○とかやってきたこといかせたらいいなぁ…とかね。
【支援/Support】
人:どんな人からどんな支援受けられそう?
もの/こと:使えそうな制度とかシステムある?
金:経済的な支援とかある?
情報:必要な情報見つけられそう?
⇒元上司の〇〇さんなら△△の相談乗ってくれそうだな。□□を使って仕事内容変えることもできるかもな、とか。
【戦略/Strategy】
状況自体を変える:この状況から逃れる作戦?
受け取り方を変える:この状況をプラスに捉える作戦?
ストレスを解消する:ストレッサーを取り除いてコンディション整える作戦?
⇒状況は変えられなさそうだから、前向きに捉えよう。ただそのためにはストレッサー取り除かないと、そもそも何もできる気しないからまずここからなんとかしよう!とか。
私自身はこんな流れで考えたら、なんか少し前向きになれました。
なにかよくわからない漠然とした不安。
自分って今どの段階にいて、何に対してどう思ってるの?
つまり、転機を乗り越えるには結局…『自分の今の状態を知る』のが大事ってことですかね。
自分が納得したところで、本日はここまで。
お付き合いありがとうございました。
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