ティに支配された日
「ええと、すたーばっくすぶろんど ら て うぃず おーつみるく? を べんてぃで」
私は謎の呪文を、ほとんど片言のように呟いた。
二十代前半と思われる可愛らしい男の子の笑顔を前に片言になってしまうのが恥ずかしくて、ほとんど店員さんの顔は見ずに、私はメニュー表を棒読みする。
その日、いや、前日から私は、今日はスタバに行くぞ!と意気込んでいた。
そして、Ventiと言うんだ!絶対に!と決めていた。
なぜなら、よよさんのこの記事を読んでしまったからだ。
ベンティとはスタバにあるサイズのいちばん大きいやつらしい。私は知らなかったし、そんなに大きいサイズを頼んだことはない。
よよさんは、この記事で絶対にベンティと言わないと書いている。
そして、これでもかってくらいに記事の中でベンティと叫んでいる。アリエッティをアリベンティに空目するくらいに、ベンティを連呼する。よよさんはすでにベンティに支配されていると、私は感じた。
そしてこの記事でよよさんは、ご自身の身長と体重について言及されている。身長170cmで体重60kgと書かれているではないか。
身長こそ異なるが、体重は私とほぼ同じではないか。同志よよ氏のベンティの叫びにより、私の頭からはベンティが離れなくなった。
カバディカバディと言いながら、ベンティが攻めてくる。
今日のお昼ご飯のベントゥは、アティアティのパティを挟んだティティ特製のサンドウィッティよ。
なんてことをエヌティティを横目で見ながら、婚活パーティに出かける子イエティに声をかける母イエティさながらに、私の頭は混乱しティいる。
これを解決するには、ベンティを頼むしかない。
ベンティを頼むものは、ティをも制すである。
ということで、冒頭のスターバックスコーティでのシーンへと繋がるのである。
普通にデカフェのラティを頼む予ティであったが、レジ前のメニューを見て、なんだかよくわからない呪文のようなメニューを注文したくなっティしまい、無謀にもよくわからないメニューを注文しティ。
ベンティはでかかっティ。
590mlというだけあって、長い。
昼休みに買いに行き、職場にベンティを持っティ帰る。案の定、職場のみんなが「でかっ」と素晴らティリアクションをしてくれティ。
ありがティ。
この呪文のようなコーティーは非常にさっぱりしティおり、ベンティサイズでもグビグビいけた。
ベンティサイズは、コスパ的には最強らしい。
確かに値段がものすごく高くなるというわけではないので、お得感があった。
ベンティというものを知り、ベンティサイズのコーヒーを買い、とにかくティに支配されてみると、なんだかとティも楽しいイティニティとなった。
ベンティというインフィニティな単語のティ供により、私に楽しいイティニティをティ供してくれたよよさんの記事で私がおすすめしたいのはこちら。
シンデレラとのLINE。
すごく楽しい記事。
私の説明だけでは伝わらないと思うので、是非とも未読の方は確かめてほてぃ。
すんごい好き。
よよさんの京都弁?が非常にいい。
久しぶりに読ませていただいたけど、めちゃくちゃ良かった。
面白いし、最後、なんかグッとキティ。
シンデレラには幸せになってぃほてぃ。
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